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2009.08.29
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カテゴリ: ★★★★☆な本

誰にも求められず、愛されず、歯車以下の会社での日々。簡単に想像できる定年までの生活は、絶望的な未来そのものだった。死への憧れを募らせる孤独な女性にかけられた、謎の人物からのささやき。「本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか?1年頑張ったご褒美を差し上げます」それは決して悪い取り引きではないように思われた―。新境地を開いた驚愕のミステリー。


<感想> ★★★★☆

昨年末から年始にかけ、書店の平積台でこの本をよく見かけて気になっ

ていました。 ミステリーのようで、ミステリーではないような本多孝好さん

の作品をひとことで評するならつかみどころがない・・に尽きると思います。 


さて、本書は自殺願望の強い女性の物語と、その謎を解こうとする週刊

誌記者の視点を交互に描く構成です。 


高野悦子 『二十歳の原点』 を引用した冒頭は、かなりへビィ(重い)で



私自身 『二十歳の原点』 を読んだのは中学生の頃でその細部は覚えて

いませんが、強く感じたのは失速する危うさです。 時代は異なるものの

本書の主人公にもまったく同じものを感じました。 端的に言うなら、毎

日が楽しくてたまらないわ(ぜ)♪という人でも、あぁ~なんとなくわかる・・

という気にさせられるということです。 


平行して描かれる「彼女」の死の真相に迫ろうとする週刊誌記者は、著

者が最も得意とするキャラクターです。 へビィーな作品が苦手な読者で

も、このキャラクターに引っ張られて終盤まで読み進めることが出来ると

思います。 (以下お読みになっていない方のために反転します)


終盤まで読み進めると、落としどころが気になってきます。

なにせ、つかみどころのない本多作品ならそれもアリなんじゃないかと

思いましたが、いっさい先入観を持っていなかった私は、その仕掛けに

ぶっくりでした。 それに関しては好意的な見方が多いし、私もそれなり

に巧いとは思いますが、まったく違和感がなかったといえばウソになりま

す。 辻褄(つじつま)が・・などというケチなことは言いませんが、冒頭で

も記した主人公の心の闇の描き方あまりにも秀逸すぎるので、そのギャ

ップに戸惑ってしまいました。 レトリックのネタにしまうには惜しいような

気がします。 とはいうもののそんなコトを感じる私は少数派のようです。


この本、気になっているんだよね・・・という方は躊躇なくおススメします。









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最終更新日  2009.08.29 16:20:11
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