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2007年10月17日

新聞の「もっと知りたい」と言うコーナーで

気になる記事を見つけたので

少し省略して紹介します

「白い恋人」撤退後に引き合いが殺到したのは

ホワイトチョコをクッキーで挟んだ

「白い恋人」に似た菓子だ

ただ、どの菓子も売れ行きは好調だが

ほとんどが生産量の少なさがネックだ

年間二億枚を製造した「白い恋人」に

代わる売上げを達成できないのが実情だ

みやげ物店はこれまで

どの菓子を買おうか迷う観光客に

「白い恋人」を薦めてきた

一枚ずつ個別に包装され１箱買えば

職場でさっと分けられる

夏でも保冷剤なしで持ち帰れる

「観光みやげとして白い恋人ほど

よく出来た菓子はない」

と菓子業界の多くが口をそろえる

新千歳空港のみやげ物店では今でも

「白い恋人」を探す観光客が後を絶たないという

東京・池袋の○○百貨店で

年に３回開く北海道物産展は

一度に５億円を売り上げる物産展の稼ぎ頭だ

「白い恋人」は物産展の中核

昨秋は2500万円の売上げがあった

９月末からの物産展では

他の菓子では穴が埋まらなかった

「白い恋人の前にも後にも、あれほど

爆発的な北海道産の人気菓子はない」と言う

「白い恋人」の製造元、石屋製菓（札幌市）は

信頼回復に向け、科学的な根拠にもとづく

賞味期限の設定や、新たな衛星管理マニュアルの導入

内部観察室の新設などを打ち出した

「商品名とパッケージを変えると

客離れが心配」と、従来通りの

商品名とパッケージで再起を期す方針だ

石屋製菓の売上げは

07年４月末決算で約90億円

その約75%を「白い恋人」が稼いだ

いったん信頼を損ねた「白い恋人」を

消費者がどこまで受け入れられるか

消費者はほとんどが道外客

その動向が読みきれない

○○百貨店のマネージャーは

店の同僚に

「白い恋人をまた食べたいか」と問いかけた

８割ほどがうなずいた

続けて

「お土産として人に渡すか」

と問いかけると、同僚らは黙りこくったという