Hālau Hula Nā Lei ʻO Hokuloa Diary

Kapuahaulaniです。今年も残り少なくなり、明日はクリスマスイヴ。
連休と言う事もあり、皆さん、何かと楽しい企画にお忙しくされている事でしょう。
ハワイではクリスマスシーズンはオハナ(家族）が揃って、ゆったりと過ごします。
たくさんのご馳走と、クリスマスならではのテレビ番組、ご無沙汰していた、
親戚達や親しい友人達とのお喋りなどで、楽しい時間を過ごすのが習慣となっています。

クリスマスツリーは勿論の事、家の中も外も、リースや、モールや、電飾、
様々なクリスマスオーナメントなどで飾られ、クリスマス気分を盛り上げてくれます。
ハワイは常夏のクリスマスと言う事もあり、水着を着たサンタさんや、トナカイさんの
オーナメントなども売られていますし、フラガールのオーナメント、ホヌのオーナメントと、
他の地域には見られない特別な物がたくさんあって、目移りしてしまうほどです。

そんな特別なものの中でも、こちらは手作りのハワイならではのオーナメント、
ラウハラのオーナメントをご紹介します。以前、私の友人であるアンティが
ラウハラ帽を編んでいる記事 をブログでもご紹介しましたが、そのアンティが今回は
クリスマスオーナメントをお友達の分までたくさん、たくさん作っていました。



ご本人曰く、毎年親しい方達にカードと一緒に送っているそうで、手作り出来るから、
差し上げる方達の事を思い浮かべながら、心を込めて一つ一つ編んでいくと、
今年も無事に過ごせて良かったなぁ、来年も皆と仲良く楽しく、健康に過ごしたいわ
と言う気持ちが溢れてきて、落ち着くのだそうです。素敵な習慣ですよね！

これがオーナメントの全体像です。私も作り方を教えて頂いて一つ作り、
私がいつも宿泊するホテルオーナーのTさんに、感謝を込めて差し上げて来ました。
アンティの様な綺麗な形にはならなかったので、Tさんにとってはご迷惑だったかも
知れませんが･･･

下記の様なラウハラの葉っぱを編んで色々な物を作り出す事を考えた古代ハワイアン
達の知識の深さを感じずにはいられません。

こうした素晴らしい文化は後世に絶対に残していかなくてはいけませんよね。
アンティは昨日ご紹介しましたイオラニパレスの中庭で仲間達と毎週、ラウハラ編みの講習会を行っています。いつか子供達に教えたいと思っているそうです。