Hālau Hula Nā Lei ʻO Hokuloa Diary

Kapuahaulaniです。私が一説によるとフラの発祥の地であると言われている
カウアイ島を訪れたのは、まだフラを始めて間もない頃、イコール、
何も知らず、どちらかと言えば、まだそれほど興味を持っていなかった頃でした
今思えば、本当に勿体無かったのですが、そういう歴史や伝説を知らない私にも、カウアイ島の
自然の美しさや、地形の面白さ、素晴らしい景色達の事ははっきりと覚えています

とにかく緑が多い印象があり、島の至る所にジャングルが生息している様な
感じでした島は小さいので、４～5時間も運転すると、一周出来ます
ボートツアーで回った切り立った岩肌や、洞窟などで有名なナ・パリ・コーストも絵の様な
美しさでしたし、太平洋のグランドキャニオンと呼ばれているワイメア渓谷も
アリゾナの本家に匹敵する程の素晴らしい色合いを見せていました

ナ･パリコーストの切り立った岩山
地層によって色が違うワイメア渓谷

でも、何と言っても一番印象に残ったのは、しだの洞窟（Fern Gatto)でした。
その場所そのものも美しかったのですが、そこに行く過程が私にとって
素敵な思い出になりました英語でトロピカルファーンと呼ばれるしだが大量に
生息していて、火山から吹き出た溶岩、英語でラヴァフロウと言いますが、
ラヴァフロウで出来た岩を覆いつくしている場所がしだの洞窟と呼ばれている場所です

そこに行くには、ワイメアリバーと呼ばれる、これまた自然がそのまま残っている
川をボートで渡って行かなくてはなりませんその静かな自然の真っ只中で、
ジャングルに囲まれ、山を見ながら、ボートクルーズしている最中、
何と、ハワイアンミュージシャンのライブ演奏に合わせ、本当に素朴だけれども心あるフラを
見る事が出来たのですボートは写真の様に小さいボートですから、どこから見ても、
目の前にフラが見えとにかく、フラを始めたばかりの私にとって、あんなに近くで、
あんな素朴なフラを見たのは初めてで、とても親しみが持て、感動すら覚えたのです

自然が一杯のワイメアリバー

しだの洞窟へ連れて行ってくれるボート

主人と一緒だったのですが、彼は未だにこの時見たフラが一番感動したと
言っています私はこれより前にワイキキでフラショーを見た事がありましたが、彼にとっては、
この時が生のフラを見たのが生まれて初めてだったので、尚更心に響くものが
あったのでしょうね

しだの洞窟の入り口

ラヴァフローの至る所から下がるしだ

上がしだの洞窟です。中の方まで歩いて入って行かれる様になっていて、
写真の様に、野生のしだが至る所から下がってきていました森林浴と言うのでしょうか？
緑の匂いが立ち込めていて、空気がすごくフレッシュで気持ちが良かったのを
覚えています

帰りも素敵なおじさんの歌声に合わせたフラダンサーの素朴な心の篭った
素晴らしいフラを堪能しながら川を上って行ったのですが、ハワイアンホスピタリティを
身をもって、それこそ初めて体験出来た様な気がしました

丁度その頃ハナレイムーンと言う曲を習い始めたばかりだったので、
夕方ボートを降りてからは、まっすぐハナレイ湾に向かい、文字通りハナレイムーンを
見ながら、ハナレイムーンを口ずさみ、習った所まで踊ってきちゃいました
良いものを見ると、本当に刺激を受けますからねぇ･･･主人はうんざりだったと
思います･･･まぁ、旅の恥はかき捨て・・･と言う事で・・・ちゃん、ちゃん