Hālau Hula Nā Lei ʻO Hokuloa Diary

Kapuahaulaniです。今日は札幌も１０℃近く気温が上がり、
まさに春が来た！と言う様な暖かさでしたただその暖かさに不似合いな程
道の両側には大雪の名残で、まだ雪がたくさん残っていて、すごい変な感じでしたね

ご覧になった方も多いと思いますが、ここ１週間でハワイを題材にしたテレビ番組が
３番組も放送されました先週土曜日にはアース･オデッセイ～地球とは何だ
と言う番組があり、３つのストーリーの中の１つがマウイ島近郊で見られる
鯨の話でしたし、日曜日の深夜にはバラエティ番組でしたが、ハワイで英語を使って
色々な事にチャレンジする芸人さんの話を放送していました。そして、月曜日の深夜には
彼らの海Xと言う海と密接な関係を持ちながらハワイで暮らしているロコ達を
紹介する番組でした

地球の始まりは引力が生まれて、海が存在した事により、生命が生まれたと
言う事で、生命の母とも思われる海に大昔より生息し続けている鯨の様子を研究者達の
協力によって、様々な角度から撮影したり、その時の気持ちをレポートしたり、
珍しいシンガーと呼ばれる歌を歌う鯨との出会いなど、マウイの自然や海の美しさと
共に、本当に癒される番組でした

昔主人と毎年マウイ島に行っていた時期があり、その当時に私も一度
野生の鯨たちの群れに遭遇した事がありますしかもホエールウォッチングのツアー
に出かけた訳でもなく、本当に偶然の出来事でした

私たちがいつも宿泊していたコンドはキヘイと呼ばれるエリアにあるのですが、
そこから大きなショッピングモールや有名なホテルが立ち並ぶ
ワイレア方面にドライブしていた時の事、途中にカマオレビーチパークと言う
芝生の綺麗なビーチパークの当たりで、大勢が海を覗き込んでいるのに気付きました

そのビーチパークの向かいにあるコンドのラナイ（ハワイ語でベランダの事です）
にも大勢の人が出ていて、何人かは双眼鏡まで手にして海を見ており、
そのただ事ではない様子に、主人も車のスピードを緩め、私たちも海の方に視線を戻してみた所、
岸からそう遠くない所に鯨の群れを発見したのですもう本当にびっくりしました
あんなに近くまで鯨が来るなんて思ってもみなかったので、大感激
途中大きくジャンプしながら、徐々にワイレア方面の方に移動して行く鯨たちを
追いかける様に、私たちも車で海岸線を同じ方向に移動して行きました

ビーチやホテルの窓から大勢の人々に見守られて、悠々と泳いでいく鯨たち、
その姿を見るだけで、幸せな気持ちになりました多分あそこにいた
全ての人々が同じ気持ちだったのではないでしょうか？皆さんとっても幸せそうに、
時には鯨の方を指差しながら、全員が笑顔で鯨たちを見守っていました

その話を戻ってからコンドの管理人さんに話したら、なんてラッキーなの！ビーチから見られるのは
とっても珍しいのよ！きっと心が通じたのよ！と素敵なコメントを頂きました
このコメントがまたハワイ・・なんですよねぇ・・・。テレビ番組での鯨達を見ながら、
その時の事を鮮明に思い出し、またまた幸せな気分になりました

深夜でしたが、本当に偶然見る事が出来た番組、彼らの海Xと言う番組も
素晴らしい内容でした。最近はハワイの観光面や、バラエティ面の番組だけでなく、
フラに関する番組、ハワイアンカルチャーやハワイの精神、アロハスピリッツや、
ハワイやそこに住む人々のルーツ、ライフスタイルを描いた様な、
ハワイ独特の内面性を掘り下げた様な番組も増えてきていて、嬉しい限りなのですが、
この番組もそんなローカルな人達のハワイらしい生き方や、精神を何人かの
方々を取材して作ってありました。タイトルもそこからついたのでしょうが、
全員が海と密接な関わりを持って生活している方達ばかりでしたが、
素晴らしいなと思ったのは、全員が（横の繋がりはない様だったので、相談はしていないと
思うんですよ）同じ言葉、シェアー（分かち合う）と言う言葉を色々な事柄で
使っていた所、全員が、海と関わりを持った以上、海を綺麗にし続ける事が
自分の使命だと言うがごとく、自然との共存の為に自分が何をして行くべきかを知っていた所など、
まさに、ハワイ人だなぁ・・としみじみ感じました

これからも、色んなハワイを舞台にしたテレビ番組は、なるべくチェックして、
刺激を受け続けたいなと思っています