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2008.10.29

オリジナルのカメハメハ大王像

(2)

テーマ：全てのフラダンサーへ(784)

カテゴリ：ハワイアンカルチャー

Hokuloaです。

今回ビッグアイランドの旅で訪れた Kapa'au カパアウ。
ここでカメハメハ大王が生まれました。
今日は、その生誕の地にある像について。

ハワイにはカメハメハ大王の像は３つ。
ホノルルの旧裁判所前・ヒロそしてカパアウ。

ホノルルの像ヒロの像

その輸送中に船が南米フォークランド沖で沈没。
急きょ２つ目を作り、今のホノルルに。
そして1912年最初の像が運良く引き上げられ、カパアウに立てられました。

オリジナルの大王像
観光客も殆どいないカパアウの静かな町
ホノルルやヒロの像の周りの賑わいとは全く別

写真の写す角度により、右手の高さがそれぞれ違って見えますが、
オリジナルの鋳型でホノルルの物が作られ、
ホノルルの鋳型でヒロの物が作られたので、皆同じ形・大きさだそうです。

枯れてしまっているけれど、
奇麗の編まれたティで作られたレイが沢山かけてありました

生誕の地にオリジナルの像。
始めからその様に計画していれば、船はもしかしたら沈まなかったのかも・・・。
オリジナルだけは、目もペイントされていて、表情の力強さをより感じました。

オリジナルはマヒオレ（ヘルメット）とキヘイ（ケープ）が黄色、サッシュが赤。
それは本来は黄色の鳥の羽のマントだから。
昔、王族だけが身につける事が出来た鳥の羽。

鳥の羽で作られた王族達のkihei (ケープ）とmahi'ole（ヘルメット）

始め作られた時は、ホノルル等の物と同じ金色を施していましたが、
海から上がった後にも腐食が進み、
カパアウの住民の希望により本来あるべき色に塗られて、
１年かかり2001年に修復が完了したのだそうです。
現在、地元のメンテナンスの訓練を受けたボランティアが像を維持しているそうです。
地元に愛され守られている大王像。
堂々と威厳を保ち立っていました。

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