ペットロス


家族の一員のように可愛がっている分、死んだり、
いなくなったりすると、ショックや悲しみを長く引きずる。
うつ状態やアルコール依存症などの重い、ペットロスに
陥る事もあるそうです。

ある方は、愛犬が生活の張り合いでありました。
ところが、散歩中に引き綱が、手から外れて、犬が道路に
飛び出し、車にひかれて、死んでしまいました。
目の前で起きた突然の悲劇でした。
その方は、『自分が殺したのだ』と、自分を責め、
不眠症や食欲不振、情緒不安定を招きました。
それから、何事にも興味をなくし、家に閉じこもりがち
になられました。

犬や猫だけではなく、愛情を注いでいる動物達にも
起こり得ると思います。
心身の変調が、ペットロスによることに、当人自身が
気づかない場合もあるそうです。
でも、周囲にはそんな気持ちは理解されにくいので、
独り心の中に、しまいがちになっていくのです。

また、《ペットが死んだくらいで、こんなに落ち込むのは
おかしいじゃないか?》と、自己嫌悪になる事もあります。

ある精神科のDrは、【かけがえのないものを失ったの
だから、必ず生じる心の試練の時期。むしろペットロス
がないのは問題】と、言われます。
心の痛みを感じないまま、品物のように、
新しいペットに、乗り換える方が、変であるとも。

動物虐待のケースにも、以上に書いたのと似た面があると。
ただし、重いペットロスを起こす中には、ペットの存在が
歪んでいる恐れがあると。

家族や、子供代わりや、孤独感を埋める為に、
ペットを溺愛するのは良い面もありますが・・・

ペットには、癒しの役割があるものの、のめり込み
過ぎると、喪失時に、病的になりやすいと言われています。

どんなに大事に育てても、ペットの寿命は、
人より短いのに、人は、同一視出来ない。

かと言っても、『生き物は死ぬから二度と飼いたくない』
と、かたくなに拒むのは、寂しいと思います。


親と子供のように人も、世代ごとに人生の重なる時期が
ずれるように、ペットと充実した期間を暮らせれば
幸せと考えるべきではないかと。精神科Drは、言われます。

生と死。触れ合いを通じて、飼い主を成長させてくれる
のが、ペットのだいご味であると思います。

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