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水換え途中のシマハタ(Cephalopholis igarashiensis)さん。少し前に与えた餌を吐き出しました。与えすぎたとき、与えたあとに驚かしたとき、こんなときによく吐き出します。今回はちょっと与えすぎかも…。ところでこのシマハタさんですが、少し前に両側の胸鰭に数個の白い点状のものがあることに気付きました。写真に見られる白い点状のものを1週間以上観察していましたが、大きさに変化はありませんでした。また体表や胸鰭以外の鰭には白い点状のものは見られません。白い点状のものは写真のように胸鰭のsoft rayに沿って見られ、鰭膜にはありません。そして現在白い点状のものについて、感染症、骨性、軟骨性(あるいは線維性)の腫瘍、損傷などによる骨硬化などを考慮しながら、いろいろ試行錯誤を繰り返しています。ちなみに水槽内では胸鰭を動かすことは非常に多いです。水流が強いのか、それとも軽症の減圧症になっているのか…などいろいろ考えたりしました。疲労骨折…?こんなことも鑑別のひとつとして考えたりしています。このお魚さんが深海からやってきたことを時折忘れてしまいます。減圧症、感染症など危惧することはたくさんあります。水槽環境に適応できない部分もあるだろうと思ったりします。深海ではどのような場所に生息し、どのようにして生きているのだろう…。いろいろと興味は尽きないです。そしてそれと同時に付きまとう飼育の不安…。毎日悩んでいます。
2012年09月30日
久々にやってきた南紀勝浦温泉。ホテル浦島です。ゆっくりできるので結構好きなところ。到着後はすぐに温泉、と思いきやその前に釣りをしました。レンタル竿にて釣れたお魚さんたちは…。こんなのばっかりでした。でもこれはこれで結構楽しい~♪そして海をぼんやりと眺めて、時々泳いでいるハタタテとかを眺めているのも”いとをかし”です。その後温泉へ…。そしてお部屋からの眺め~♪翌日。潮が満ちていました。そして早朝より帰りました。帰路の途中、ちょっとだけ磯を散歩しました。海は荒れていました。潮溜りも淀んでいました。”何かいるかなぁ~”と思って見たのですが、全く見えませんでした(汗)。とまぁこんな感じで今回の南紀旅行はおしまいです。
2012年09月29日
餌を食べるとき、食べないときがよくわかる、コクチフサカサゴ(Scorpaena miostoma)さんです。食べるときは水槽前面で給餌を待っているときが多いです。さてこの水槽にはリフジウム水槽が連結されているのですが、最近リフジウム水槽で、Stauromedusaeの仲間と思われるクラゲ(ムシクラゲもしくはそれに近い仲間)が1匹見つかりました。これで3匹目です。どこかから持ち込んだのは確かなのですが、さてどこから…。コクチフサカサゴさんを入れたときかもしれないです。コクチフサカサゴさんはある磯で釣りをされていた方から頂いた大切なお魚さんですが、その磯で同じクラゲが海藻に付着していたことがありました。それでなんとなく、いっしょに持ち込んでしまったような気がします。でも今のところ被害はないみたいだし、大繁殖しているわけでもないし…。まぁいいかな。ちなみにStauromedusaeの幼生は泳ぐことなく、生まれた場所で育ちます。もちろん成長しても泳がず、付着したまま。でも時々ちょっとずつ移動するんです。(移動のことは2012年8月3日のブログに記載。)なんだかクラゲらしくないクラゲなんです。
2012年09月28日
今回タイトルに磯遊びって書いてあるのだけれど、磯遊びはほんの少しだけです。南紀旅行の本来の目的はある方に会うこと…。そのことはまたいつか書くかもしれないです。ではちょっとだけですが磯遊びのことを…。南紀の磯に来たものの、海へ入る用意を全くしていないホムラspです。でもタモや手袋などの採集道具は車に積んであるので、ちょっとだけですが潮溜りで遊びました。潮溜りを観察。いつものメンバーがいました。上から順にホンヤドカリさん、ツマジロナガウニさん、ニセクロナマコさん。ほかにも…。フクロムシに寄生されたカニさんを見つけました(写真下)。腹部やハサミ脚を見るとオスであるとわかります。フクロムシによる寄生去勢は知られていますが、このカニさんはまだメスのようにはなっていないようです。今後の脱皮の繰り返しによって、次第にメスのようになっていくのでしょう。(参考文献:フィールドの寄生虫学 水族寄生虫学の最前線 長澤和也編著 東海大学出版会 2004年、88-89頁)タモでちょっとだけ採集~。まぁたいしたものは採れませんでしたが…。つづく。
2012年09月27日
2012年9月中旬に行った南紀旅行のこと。写真は阪和自動車道の紀ノ川サービスエリアです。いつもの休憩所です。この後和歌山の南のほうへ…。そして到着した串本海中公園~♪いいお天気です。でも海は荒れていたので、海中展望塔や観光船(ステラマリス)での観察はできませんでした。う~ん残念。早速水族館の中へ~♪やっぱり楽しいです。小さなクルマダイさん(写真一番下)はものすごくかわいい~♪アンボイナガイさんの水槽を観察。ひょっとして壁面に付着しているのはアンボイナガイさんの卵嚢…。そして先程の水槽の上層付近。幼生???よくわかりませんが、非常に興味深いです。ウミガメの赤ちゃんたち。この後エサを買って、親のウミガメさんたちへのエサやりを楽しみました。つづく。
2012年09月26日
ある一部のお魚さんのことを除き、水槽全体の変化が乏しい毎日です。落ち着いているってことでいいのかどうか?1回ぐらい”掃除しろよ~”と思ってしまうほど、手抜きな水槽の住人のひとり、ユビナガワモンヤドカリ(Ciliopagurus krempfi)さんです。まぁ時々水換えはしているのですが…。生クリルをお食事中~。岩下の粒餌には興味ないみたいです。明日まで粒餌がこのままだったら取り出そう~。~~~~~学名を覚える意味合いもあって、和名(学名)で記載するようにしているのですが、いつの間にやらコピー&ペーストを頻用するようになってしまい、なかなか学名を覚えられない状態が続いています(汗)。コピー&ペーストは便利なのですが、覚えるためにもしばらく使用しないほうがいいかな…と思ったりもしています。
2012年09月25日
今まで水換えがだるんだるんだった低温水槽ですが、気温の低下とともにちょっとは時間短縮っす~♪そんな低温水槽のアカトラギス(Parapercis aurantiaca)さん。個人的にラブリーっす。しかも結構なついているっす。余計にかわいいいっす~♪でもあんまりデジカメ撮影のため明るくしていると隠れてしまうことがあるっす。今日も途中から隠れてしまったっす。深場のお魚さんだから、できるなら明るい状態を避けなければ…。反省~。~~~~~追記:海行きたいっす。
2012年09月24日
7月5日のブログに脱皮したことを掲載したヤスリヤドカリ(Strigopagurus boreonotus)さん。脱皮殻の生殖孔の位置からメスであることを確認し、その後脱皮殻を再び元のリフジウム水槽へ戻しました。そして現在、未だに脱皮殻の小片が散在しています。ゆっくりと分解されていくのでしょう。~~~~~少し前にシマハタさんが食べたエサをすべて吐き出したため心配でしたが、本日は吐き出すことなく予定量を摂餌しました。これでとりあえず安心です。
2012年09月23日
8月下旬の沖縄旅行のこと。磯採集は目的のひとつではありましたが、それよりももっと大切な目的があり、そのとき出会ったOpistognathus decorus~!感激の瞬間でした。(Opistognathus decorusのことはまた今度。)恩納村でいただいたオックステール煮込みもものすごくおいしかった~♪また食べたいなぁ~。写真を撮っちゃいました。場所を聞いていなかったのであとで調べたら、シーサ○ドドライブインってところでした。機会があればまた食べに行こうと思っています。おわり。
2012年09月22日
磯採集の続き~。もうずいぶん前のネタですが…(汗)。イワサキスズメダイ(Plectroglyphadodon imparipennis)さん。個人的にお気に入りです。地味ですが、泳ぎを見ていると楽しいお魚さんと思います。上:チョウハン(Chaetodon lunula)さん。下:ミゾレチョウチョウウオ(Chaetodon kleini)さん。今回採集したチョウチョウウオさんはこれだけです。ホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus)さんの幼魚。クリーナーとしてお持ち帰りを考えましたが、結局リリースしました。ハナミノカサゴ(Pterois volitans)さん。見つければ簡単に採集できます。オウゴンニジギンポ(Meiacanthus atrodorsalis)さん。この場所では例年よりも多くの個体が泳いでいました。そのほかのお魚さんたち~。上から順にナメラハゼ(Callogobius okinawae)さん、アカハチハゼ(Valenciennea strigata)さん、コウワンテグリ(Neosynchiropus ocellatus)さん、テングカワハギ(Oxymonacanthus longirostris)さん、ツノダシ(Zanclus cornutus)さん。夕暮れ時~。”帰りたくない…。”そんな気持ちになります。翌日の朝の那覇空港。飛行機からの景色。今回の磯採集の反省をしてから、次の沖縄旅行のことを考えました。おわり。
2012年09月21日
最近、あるお魚さんのことでいろいろやっています。そのせいもあってブログの更新はさぼり気味かな…。それはさておき、写真はPagurixus haigaeさん。水槽前面のいい位置にいたので思わず撮影しました。個人的に好きな小さなヤドカリさんです。以前のブログには頻繁に登場していました。今のところ元気ですが、何を食べているのかよくわからないです。
2012年09月20日
ナメダンゴちゃんです。ディスプレイ冷蔵庫を用いて水温5℃前後で飼育しています。冷蔵庫を開けて観察していると、写真のように水槽壁面が瞬く間に曇ってしまいます。こっちもこんな感じで曇っていて非常に見にくい状態です。さてこの水槽を収容しているディスプレイ冷蔵庫の奥は凍っています。放っておくと氷がどんどん大きくなってくるので、時々冷蔵庫の電源を切って、氷を融かしています。その間、肝心の水槽の温度はみるみるうちに上昇~。凍らせたペットボトルを入れているにもかかわらず、5℃前後だった水温が9.5℃にまで上昇してしまいました(汗)。でもこれ以上の水温上昇はありませんでした。かなり時間が経ちましたが、冷蔵庫の奥にはまだ氷が残存…。すべての氷が融けるのにはとても時間がかかります。
2012年09月19日
タイトルに甲殻類を少しだけ…って書いてあるのに、タモに入っているのは、マンジュウヒトデ(Culcita novaeguineae)さん。甲殻類と違うやん~(思わず関西弁)。でもこのマンジュウヒトデさんにはヒトデヤドリエビ(Periclimenes soror)さんの共生が見られました。写真は一部ですが、少なくとも4匹のヒトデヤドリエビさんの共生を確認することができました。思わず飼育した~いと思ってしまいました。もちろん、ヒトデさんとエビさんを同時に。ペアのエビさんたちのそれぞれのなわばりとそれに伴う行動を観察したいと思ったりもします。でもこのあと元の場所へリリースしました。そのほかのヤドカリさんたち~♪適当に集めたヤドカリさんたちを撮影しただけです。このあと全てリリースしました。台風のため海底の状況が変化したことが影響しているのかもしれませんが、探していたヤドカリさんは今回見つかりませんでした。つづく。
2012年09月18日
どうもアクアテンションが最大値まで上がりきらないホムラspです。とはいうものの、いろいろ飼育しているお魚さんのためがんばっているつもりです。掲載写真は特に意味がありません。いつも一緒にいるなぁ~と思って撮影しただけです。
2012年09月17日
粒餌を充填し、さらに栄養剤に浸したキビナゴを現在1週間に4匹程度摂餌している、シマハタ(Cephalopholis igarashiensis)さんのこと~♪摂餌量はピーク時に比べてかなり減っているので、少しだけ増やしてみることにしました。最近の1週間の経過。1日目:2匹給餌、これを摂餌。2日目:与えない。3日目:2匹給餌、これを摂餌。4日目:与えない。5日目:私用のため与えることができず。6日目:2匹給餌、これを摂餌。7日目:与えない。合計6匹。与えるキビナゴを1.5倍に増やしてみましたが、問題なく食べています。また排便も順調で~す♪毎日に与えると、食べないことが多かったため、現在はエサを与えてから1日以上あけるようにしています。しばらくの間、このペースで様子を見たいと思います。そして今後もう少し増やせるのかどうか、試してみようと思っています。ちなみに何度も書いていますが、いつもは薄暗い青い照明を使用。今回撮影のためフラッシュを用いましたが、良くないことです。
2012年09月16日
シュノーケリングは気持ちがいい~。イノーをしばらくの間観察しました。写真はシロオビハゼ(Cryptocentrus albidorsus)さん。共生ハゼは非常にたくさんいます。いつもいるメンバー。岩の下には…。ミミガイ(Haliotis asinina)さん。もちろん観察だけ。そしてクァイカ型のアオリイカの卵嚢。初めて見た綺麗なイソギンチャクさん。ベニイワホリイソギンチャク(Telmatactis ternatana)さんなのかなぁ?つづく。
2012年09月15日
昨日はあるお魚さんの泳ぎ方が”ちょっと変だなぁ~”と思い、悩んで、いろいろ調べていました。また過去に撮影した動画と泳ぎ方を比較したりもしました。そして病気であったときの治療方法について考えていました。しかし本日再び確認してみると、泳ぎはいつも通りに戻っていました。ちょっと安心~。でも昨日の泳ぎ方は何だったんだろう~。原因がわからないのは気持ちが悪いけれど、心配していた病気ではなさそうでした。
2012年09月14日
砂の多い場所~。こんな場所でちょっと休憩。そして海の中へ~。デバスズメダイ(Chromis viridis)さんたち~。アオバスズメダイ(Chromis atripectoralis)さんによく似ています。(元の写真を拡大してデバスズメダイさんであることを確認。)今回非常にたくさんいたオニヒトデ(Acanthaster planci)さん。個人的に最近興味のあるヒトデさんです。とはいうものの、棘に毒があるし、サンゴを食害するし…。シュノーケリングの際には触れないように注意しています。オニヒトデさんの右下方に棘から糸のようなものが…。今考えるとこれがクラゲムシさんだったら面白いなぁ~と思ったりしています。次回見つけたら詳細に観察してみようっと。ハナブサイソギンチャク(Actinodendron arboreum)さん。この場所でよく見かけるイソギンチャクさんです。触れて刺されるとかなり痛いので注意が必要です。イソギンチャクモエビさんがいないかどうか確認してみましたが、いませんでした。あとウンバチイソギンチャクさんも以前この場所で見かけました…(汗)。つづく。~~~~~昨日は疲れてパタンキューでした。
2012年09月13日
久々に出発いたしました~♪そして到着~♪早速海へ~♪写真には写っていませんが、釣り人がちらほらといました。そして早速シュノーケリング~♪近づいて観察してみると…。隙間には砂がびっしり…(汗)。少し前に台風が通過したからなのかな…。そう言えば海の中の地形もちょっと変化しているような気がしました。ひぇ~!割れています。断面(写真上)はまだ新しいです。台風が原因なのかな…。恐るべし。でもお魚さんが入ったり出たりしていました。こんなになっちゃったけれど、お魚さんのおうちには違いないみたいです。つづく。
2012年09月12日
雨が降って、雷さんが鳴って、そしてどこかで落雷~!一瞬停電、でもすぐに復帰。しかし水槽の一部の機器に支障が…(汗)。長期停電でないだけまだましかな…。
2012年09月11日
イワサキスズメダイ(Plectroglyphidodon imparipennis)さんです。しばらくの間ナイロン袋で飼育していました。そしてそろそろメインの飼育水槽へ移動しようと思っていました。しかしここにきて体のこすりつけ行動…(汗)。何か寄生虫でもいるのかなぁ…?でも今までで確認したのはこれ1回だけ…。見た目は問題ないけれど、念のためもう少しの間、水換えや淡水浴などで様子を見ようと思います。それにしてもこのお魚さんの泳ぎは面白いです。素早く泳いでピタッと停止、そしてすかさず素早く泳いでピタッと停止の繰り返し…。ほとんどがこの泳ぎ方です。疲れないのかなぁ~。でも見ていて結構楽しいです。これだけよく泳ぐのだからエネルギー消費も高いはず…。餌は多めに与えるようにしています。
2012年09月10日
水槽クーラーのお掃除タイマーが点滅していたので、フィルターとコンデンサの掃除を行いました。フィルターを取り外し、確認してみると、ほこりはほとんど付着していませんでした。(フィルターは以前に作った簡易フィルターです。)でもまめに掃除をやっておいたほうがいいだろうと思い、簡単に水洗いをしました。コンデンサのほうも掃除機で簡単にほこりの吸い取りを行いました。~~~~~このところアクアテンションの低いホムラspです。やってみたいことはあるのですが、なかなか行動にうつせていないのが現状です。
2012年09月09日
シマハタ(Cephalopholis igarashiensis)さんの今までの摂餌量をグラフにしてみました。(Fig.1)Fig.1 シマハタさんの週ごとの摂餌したキビナゴの匹数縦軸は1週間に摂餌したキビナゴの匹数、横軸は飼育開始からの週数。1週目は何も食べませんでした。2週目から餌を食べるようになり、このとき与える餌の種類を試行錯誤しました。クリルも食べましたが、最終的には冷凍キビナゴをメインの餌にすることにしました。解凍したキビナゴの内部に粒餌を充填したものを給餌。途中から栄養剤に浸してから与えるようにしました。3~14週までは1週間に8~16匹を食べていましたが、その後給餌しても餌を食べなかったり、吐き出したりすることが多くなりました。原因として病気なども考慮し、抗生物質の投与を試みました。同時に時々水槽内で落ち着きなく泳ぐことが多くなりました。落ち着きなく泳いだあとに餌を与えても食べることはありませんでした。それで環境づくりを行いました。特に留意したのは光と隠れ場所。外からの光刺激を極力なくして、水槽照明として薄暗い青い光を用いることにしました。また隠れ場所として大きめの植木鉢を水槽内に入れました。環境づくりを行ったためかもしれませんが、その後は落ち着いたようで、ゆっくりと泳ぐようになり、量は減ったものの、キビナゴを食べていました。このことから環境はシマハタさんにとって大切だったのだと考えました。(シマハタさんだけに限ったことではないと思いますが…。)それまで落ち着きなく泳いだあとには餌を食べなかったので、落ち着かせることは摂餌量に影響していると考えました。その後しばらくしてから薄暗い青い光の照明を使用したまま、植木鉢を取り出しましたが、シマハタさんの様子に変化は見られませんでした。シマハタさんにとって隠れ場所となる植木鉢よりも光の影響のほうが大きいのだと推察しました。17週目以降はだいたい1週間に4匹程度に減少。これより多く与えても吐き出してしまうことがあったため、現在はこのペースで給餌しています。薄暗い青い光の中のシマハタさんを観察すると泳ぎはとてもゆっくり…。よく食べていた3~14週までは薄暗い青い光を使用していません。赤い光や室内照明を使用していました。赤い光と言っても隙間から室内照明の光が差し込んでいました。このときのシマハタさんの泳ぎは現在より速めであった印象があります。ゆっくりと泳ぐようになり、運動量が減ったことは摂餌量が減ったことと関係があるのかもしれないです。(排便のペースも遅くなっている印象があります。)あと途中から水温をほんの少し下げました。これも摂餌量の減少と関係している可能性があるかもしれません。痩せはないとは思うのですが、外観だけのアバウトな判断です。摂餌量がピーク時に比べるとずいぶんと少なくなっているので、このままでいいのかどうかはやっぱり不安。今後時々、量を増やしたり、バリエーションを加えたりして、飼育および観察を続けていこうと思っています。とまぁ、シマハタさんについてちょっと悩んでいるホムラspが、勝手に思ったことでした。では~♪
2012年09月08日
エサを与えたり、スキマーを掃除したり、いろいろやっていました。いつもと変わらないです。でもちょっとだけ失敗…。水換えの時の排水用のホースが流し台から床へ落ちて、床が水浸し…。床をある程度拭いてから、さらに水道水でしぼった雑巾でもう一度拭きました。こんな感じのアクアな日常でした。
2012年09月07日
ちょっと前のことです。深海より採集されたイレズミアマダイ(Opistognathus decorus)を見させていただきました。写真のイレズミアマダイですが、生きて水槽内にいる姿は一生のうち見ることができないと思っていただけに感動。非常に良い状態で、エサ食いも抜群~♪こちらはMalacanthidaeの種と思われる魚。ヤセアマダイかな?いずれも携帯で撮影させていただきましたが、本当はデジカメを持って行けば良かったとかなり後悔…。
2012年09月06日
台風による波の影響が少ない場所へ移動しました。波打ち際をタモで掬ってみると小さなフグさんが入っていました。そして近くにはアオリイカさんもいました。その後波のほとんどない漁港へ移動。タコクラゲさんが1匹泳いでいました。運が良ければ大量にいるのですが…。海中のロープにはナンヨウツバメウオさんの幼魚がちらほら…。でもこれじゃカワハギさんにも見えてしまいますね…。その後再び移動して、ある場所で掬ったお魚さんたち。さらにある漁港へと移動すると…。波が足元まで来ていました。そして打ち上げられていた小魚さんたち。運がいいものは近くの溝に流れ、そのまま海へ帰って行きましたが、大半はこのような状態に…。おわり。
2012年09月05日
フラットヘッドパーチ(Rainfordia opercularis)さんです。わかりにくい写真です…。ちなみにフラットヘッドパーチさんはこっちを向いています。青い光の中で飼育する必要はないと思うのですが、ほかのお魚さん用の青い光の巻き添え?になってしまっています。ほかのお魚さんたちとはシマキツネベラ(Bodianus masudai)(上)さん、シマハタ(Cephalopholis igarashiensis)(下)さんです。シマキツネベラさんとシマハタさん、それに以前掲載のヤリイトヒキベラさんは非常に貴重な深海魚の採集を行っておられる”Deep Sea Challengers”さんによって採集され、特殊技術を用いて減圧、管理されたお魚さんたちです。飼育等に関していろいろアドバイスをいただきました。(ありがとうございました。)普段はもっと薄暗い青い光で飼育しているのですが、今回、撮影のため青い光をかなり明るくしました。それでもかなりのピンボケ…(汗)。しかしながらこれぐらいの明るい青い光の中においても体表の観察がしづらいので、健康管理のため、体表などの観察に時間を費やすことは多いです。ってこれら全部以前に書いたようなことばっかりですね。ちなみに本日は糞の吸いだしと同時にバケツ1杯の水換えを施行しました。
2012年09月04日
ある漁港~。台風の影響で防波堤の向こうは大変なことになっていました(汗)。その後いつも行くエビとカニの水族館へ~♪早速ある水槽へ…。イガグリガニさんです。この水槽には新たなナマコさんが数匹追加されていました。これには感激~♪低水温の中のナマコさんたち。興味あってしばらく眺めてしまいました。といっても全く動かないんですが…。そして興味ある行動をしていたオニヤドカリさん。空の貝殻に付着していたベニヒモイソギンチャクをハサミでコネコネしていました。空の貝殻は元の宿なのかなぁ~?そこに付着しているベニヒモイソギンチャクを移し替え?時間があまりなかったのでこれ以上は観察していません。このあとどうなったのでしょう。次回行った際に確認しようっと…。そして新たに追加されていたコブヨコバサミさん~♪まだネームプレートはありませんでした。それにしてもかっこいいねぇ~。つづく。
2012年09月03日
久々登場の深海からやってきたヤドカリさんです。先程この水槽の水換えを行いました。水換え量は3分の1ほどですが、この水換えにはとても時間がかかります。なぜなら水温が14-15℃の低温だから…。よって夏場は特に大変です。用意した人工海水の水温が高いため、少し入れただけでも簡単に水温が15℃以上になってしまいます。よって少し入れてクーラーによる水温の低下を待って、また少し入れて…の繰り返しになります。でも最近は用意した人工海水に氷の入ったナイロン袋を入れて、あらかじめ水温を下げておくようにしました。これで少しだけ時間短縮になりました。
2012年09月02日
時間が出来たので南紀方面へ出かけました。でも台風の影響で志原海岸はこの通り~。さすがに海には入れないですね(汗)。ある漁港~。台風による波の影響でしょうか、漁港の地面は濡れていました。漁港にいた鳥さん。エサでも探しているのかな~。なぜか近付いてもそれほど逃げません。海に浮かんでいたナマコさん。☆になっているのかも…。漁港にたくさんいたナンヨウツバメウオさんの幼魚たち~。そしてこちらにもたくさんいました。一見すると枯葉のようですが…。つづく。
2012年09月01日
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