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昨年の磯採集において、うれしかった生体のひとつがこちら。サンゴヒメエビ(Microprosthema validum)。沖縄では時々見つかるけれど、串本で採集したのは初めてだった。よってかなりうれしい。サソリのような外観。かっこよすぎるっす~♪ただ実際はかなり小さい。さらに海底では保護色になっていて見つけにくいと来たもんだ。本当は見過ごしているだけで、たくさんいるのかもしれない?今年もまた串本で探してみようっと。
2023年01月31日
昨年串本で採集したクエ(Epinephelus bruneus)。ハタ類では圧倒的にアカハタが多かったけれど、クエの幼魚も例年よりも多くみられた。飼育しているとよく馴れて、かわいい魚なのだが、同居魚には気を使う(汗)。よって現在単独で飼育している。
2023年01月30日
低温水槽で飼育中のユウダチトラギス(Parapercis decemfasciata)。水槽に入れてから、1週間ほどオキアミなどのエサを食べなかったので、しかたなく活きエビを与えたところ、当然のごとく、追いかけて摂餌した。それから数日後に再びオキアミを与えたところ、エサだと認識したようで、沈下途中に食べた。オキアミを食べるようになったので、ビタミンなどの栄養添加が可能になり、とりあえず一安心といったところかな。
2023年01月29日
数か所に分けて飼育しているセイタカカワリギンチャク(Synhalcurias elegans)。深海のリフジウム水槽で飼育している個体。ここにはほかにも数個体いる。写真はエサやり前のもの。オキアミがメインで、これにほかの生体の残餌を与えることが多い。写真のように触手を広げている個体はいいが、しぼんでいる個体はのちに与えないといけない。ただ思った以上に移動するので、改めて与えようと思っても、どの個体だったか、わからなくなることがよくある(汗)。
2023年01月28日
かなり前から飼育しているミカドウニ(Goniocidaris mikado)。熊野灘産の深海性キダリス類である。撮影しようと思ったら、右手前のヨツバカワリギンチャクが邪魔だったが、なんとか無理やり撮影…。特にこれと言ったことはないのだが、とりあえず現在の写真だけでも…。まぁ元気かな。
2023年01月27日
ヒトツトサカ(Bathyalcyon robustum)。深海性のソフトコーラル。水深200-300mより。それはさておき、最近、放置気味…。水流が強すぎるかもしれない。変な感じで伸びて、倒れている。ちょっと反省~。ちなみに右上の山吹色のものはたぶんオオミナベトサカ。これもかなり長生きっす。
2023年01月26日
かなり前から飼育しているオレンジストライプバスレット(Liopropoma swalesi)。タイトルに記載した通り、飼育開始から9年10か月が過ぎ、もう少しで10年になる。予想以上に長生きしていることがとてもうれしい~♪
2023年01月25日
飼育を始めてしばらく経過したミナミクルマダイ(Pristigenys refulgens)。消灯時に撮影した写真。とりあえずかわいい~♪親バカ満載のホムラspっす。特にこれと言ったことはないけれど、あえて言うとすれば、少しだけ給餌量を増やしたことぐらいかな。ちなみにエサは解凍したキビナゴにビタミン類などの栄養を混ぜた練り餌を+アルファで追加したもの。以前にも書いたような気がする。ほか特にこれと言ったことはなく、順調な経過っす。では~♪
2023年01月24日
かなり前から飼育しているドフラインイソギンチャク(Exocoelactis actinostoloides)。熊野灘産の深海性イソギンチャク。水槽壁面に付着していることが多いのだが、いつの間にか移動してレイアウトロックの上に付着していた。こっちのほうが観察しやすくていいっす。それに壁面に付着すると、付着する際の分泌物みたいなもので、汚れるからね。ずっとこの場所だったらいいのに。
2023年01月23日
こちらはユウダチトラギス(Parapercis decemfasciata)。昨年末にやってきた個体。熊野灘(水深150-160m)より採集されたとのこと。生体の状態を観察すると同時に、水温を計測。15℃弱~♪なかなかいい水温だった。病気もなさそうだったので、このあと水合わせをして水槽へ入れた。
2023年01月22日
在庫のエビが少なくなってきたので、エサ用のエビを購入~♪写真ではわからないが、スネナガエビがメイン。汽水性のPalaemonだな。大丈夫とは思うけれど、汽水域の感染症、特に非結核性抗酸菌症が怖いので、ヨードホール製剤の広い殺菌スペクトルを利用して、これを添加し、時間を置いてから水換えを行った。
2023年01月21日
ヨミノハゼ(Austrolethops wardi)。宮古島産の個体。飼育開始からもうずいぶん経過している。あと数か月で8年が過ぎ、9年目に突入する。いつまで生きるのかわからないけれど、このまま長期飼育を続けたいっす。ハゼ類ではシュンカンハゼもかなり長生きしているので、機会があれば掲載したい。でも隠れ家からなかなか出てこないので撮影が困難…(汗)。
2023年01月20日
少し前から摂餌頻度が低下していたエンコウガニ(Carcinoplax longimana)。消灯時に確認すると脱皮していた。脱皮後は鮮やかな紅色になっていた(右)。深場のカニの脱皮、そして脱皮後の飼育は不安だらけ。今後うまく飼育できるといいのだが…。
2023年01月19日
CPFEとAEFのことだけれど、時々両者が混在しているような病変がある。あれはどう考えればいいのだろう。また調べてみようっと。
2023年01月18日
エビのフィギュア。生き物関係の小物を時々買ってしまうホムラspっす。別に飾るわけではないんやけれどね。まぁ衝動買いみたいなもんやな。
2023年01月17日
COVID-19感染後の後遺症としてのinterstitial lung disease(ILD)を最近よく見かける。IPといってしまっていいのか、よくわからないけれど、日本語ではIPのほうを多用。でも英論文ではILDのほうが多い?それはさておき、ARDSに至った患者はその後線維化がおきやすいようだ。不可逆性の変化であるがゆえに、今後増えていきそうな予感…。
2023年01月16日
以前より飼育している深海性イソギンチャクのこと。少し前より調子が悪そうだったので、気になって観察してみると、体壁の数か所が白っぽくなっており、同部位周囲に付着する小さな甲殻類が多数見つかった。白っぽくなっているのはヒトでいうところの糜爛みたいなものなんだろうか。でも周囲の体壁はいたって正常っぽい。こちらは付着する甲殻類。等脚目としてウミミズムシの仲間っぽい。イソギンチャクに集簇しているってことは何か意味があるのかもしれない。もしかしてイソギンチャク、食べられてないか~?そんな風にも思ったりもしたけれど…。イソギンチャクには悪いけれど、興味深いので、しばらくこのまま様子を見ようっと。
2023年01月15日
昨年末に購入した海水生体。以前より大変お世話になっているショップからの購入したもの。信頼がおけるショップであり、ホムラspはリピーターのひとりである。少しでも生体の調子が悪いと事前に連絡があるので、非常にありがたいっす。
2023年01月14日
昨年串本で採集したイシガキスズメダイ(Plectroglyphidodon dickii)。幼魚。転石の陰に隠れていた個体。これはこれでかわいいのだが、個人的にはルリメイシガキスズメダイのほうが好きかな。でも串本ではまだ見たことがないっす。
2023年01月13日
昨年串本で採集したツマジロモンガラ(Sufflamen chrysopterum)。幼魚である。近付くと隠れ家に隠れてしまうことが多いモンガラ類の幼魚。隠れるとなかなか出てこないので採集に苦労することがある。尾鰭の斑紋はこんな感じ。メガネハギの幼魚との区別のために一応掲載しておく。
2023年01月12日
クロシマホンヤドカリ(Pagurus nigrivittatus)。串本にたくさんいるヤドカリのひとつ。転石下に何十匹と集まっていることがよくある。お持ち帰りすることはまずないのだが、ホテルで採集生体を確認していると、なぜか見つかった。何らかの拍子でインシデンタルに紛れ込んでしまったのだと思う。
2023年01月11日
採集したエサ用のエビの一部。磯採集時のルーチン。今までに何度も同じような写真を掲載している。とりあえずPalaemon。大きめのものが多かった。
2023年01月10日
昨年串本で採集したコウライトラギス(Parapercis snyderi)。普段は見過ごされがちな魚だが、意識してシュノーケリングをしていると、結構たくさんいることに気付く。昨年はたくさんいたなぁ~。今年もたくさんいるといいけれど。でもあまり採集しないかな。
2023年01月09日
昨年串本で採集したコウワンテグリ(Neosynchiropus ocellatus)。幼魚である。この個体はかなり小さく全長8㎜。でも尾鰭が長く、半透明なので、実際はもっと小さく感じる。砂礫地で見つけた個体だが、小さいことに加えてこの色彩。保護色になっていて非常にわかりにくい。さらにタモの網目をすり抜けてしまうサイズ。採集はやや厄介と思うが、頭でっかちの小生意気な表情がたまらなく愛らしくてついがんばって採集してしまうのであった。
2023年01月08日
昨年串本で採集したホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus)の幼魚。クリーナーフィッシュとして知られる魚。幼魚・成魚ともにニセクロスジギンポに似ている。また幼魚はミナミギンポの幼魚にも似ている。ニセクロスジギンポ、ミナミギンポはともにはほかの魚の鱗や皮膚を噛って食べる悪いやつ。あたかもクリーナーフィッシュであるホンソメワケベラを装って近付き、噛っているのだと思われる。そういや以前にニセクロスジギンポに噛られて血が出たことがあった…(汗)。あのときはてっきりホンソメワケベラと思って不注意に素手でつかんでしまったからね。ホンソメワケベラを採集するといつもこのことを思い出してしまうっす。
2023年01月07日
串本で採集した個体を飼育している水槽よりヒメギンポ(上)とシロズキンハゼ(下)。ヒメギンポはともかく、シロズキンハゼはなかなか出てこないので、ここぞとばかりに撮影~♪とりあえず元気そうで何よりっす。
2023年01月06日
昨年串本で採集したオオアカハラ(Petrolisthes coccineus)。小さな個体でケブカカニダマシとの区別に悩んだが、第1触角の色彩や口周囲の淡い青色などからオオアカハラと同定した。ちなみにポルセラインクラブ(porcelain crab)とはカニダマシのことを単に英語で言っただけのこと。サイズはこれぐらい。甲幅5mm前後。今年もまた採集できるといいな。
2023年01月05日
採集家の方といっしょに漁港で採集したハタタテダイ属の一種(Heniochus sp.)。臀鰭を見るとムレハタタテダイかと思ったりもしたが、実際に広げてみないとわからない。ということで背鰭棘条数を数えてみると11だった。ハタタテダイでいいのかなぁ~。
2023年01月04日
カニっす。串本採集の個体。左鋏脚は欠損。サイズが小さく、あとで確認しようと思っていた個体。ワタリガニの仲間だな。い、いらん(苦笑)。
2023年01月03日
昨年、串本で採集したフチドリタナバタウオ(Acanthoplesiops psilogaster)。個人的に好きな魚なので、つい採集してしまう。オレンジのrimが美しいと思っているのはホムラspだけだったりして…。
2023年01月02日
昨年の串本での磯採集は楽しかったっす。さてこちらはシロズキンハゼ(Hetereleotris poecila)。串本で比較的たくさんいるヤハズハゼを観察していた際に見つけた個体。同所的にいるヤハズハゼとは異なり、白頭巾は胸鰭基底にほとんどかからないし、後方にも及ばない。でも慣れてくれば、形状からすぐにわかるんだけれとね。現在、串本水槽に入れて飼育中。
2023年01月01日
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