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以前より飼育しているヨツバカワリギンチャク(Isactinernus quadrilobatus)。和歌山産の深海性イソギンチャク。ここには数個体いる。そして別の場所にも…。現在1週間に1 or 2回のペースで給餌を行っているが、やや痩せてきた印象があるので、給餌の量や回数、餌の内容を見直そうと考えている。ただ個人的にはセイタカカワリギンチャクよりも飼育しやすいと思っている。
2023年03月31日
ある水槽の底面近くの横穴。これはシュンカンハゼ(Callogobius shunkan)の隠れ家だが、滅多に会うことができない。そう、いつも隠れたまま…。給餌すると出てきて食べるのだが、それも一瞬で、近付くとすぐに隠れ家に入ってしまう。こんな感じで、もう7年8か月が経過した。ホムラspのところのハゼの中ではヨミノハゼに次いで長生きである。今回なんとかして写真を撮ろうと思って粘ってみたが、やはり出て来なかった。それでやむを得ず、トンネル状の穴の反対側から懐中電灯で照らして、撮影した。シルエットだけがうっすらと写った。胸鰭は大きい。オキナワハゼの仲間っぽくていい感じ~♪ちなみにこの大きな胸鰭で底を這うようにして泳ぐオキナワハゼの仲間は個人的に好きな種類である。
2023年03月30日
ヨミノハゼ(Austrolethops wardi)。何度も掲載している宮古島産の個体。タイトルに記載した通り、あと1か月ほどで飼育期間が8年になる。よくもまぁこんな隔離ケースで…と思ったりもしたが、隔離ケースであるがゆえにだいたいの摂餌量がわかりやすいというのはある。ほかに気を使ったことはなく、飼育しやすい魚なんだと思う。このまま頑張って飼育していきたいと思う。
2023年03月29日
隔離ケースで飼育しているベニカエルアンコウ(Antennarius nummifer)。串本で採集した個体。飼育開始から1年8か月ほどが経過。ベニカエルアンコウとしては長生きしていると思うのだが…。写真は消灯時に懐中電灯で照らして撮影したもの。消灯時でも上向き・エサ待ちなんやな~。そして小さな腹鰭を使って体を支えている。胸鰭もそうやけれど、腹鰭も手足みたいに使うところがかわいすぎる~。萌え~♪こんな感じで消灯時に萌え萌えしていたホムラspっす(笑)。
2023年03月28日
サザナミヤッコ(Pomacanthus semicirculatus)。消灯時に撮影したもの。串本で採集した個体のひとつで少し前に掲載した個体よりもおそらく1年先輩だと思う。ずっとこのままの幼魚カラーだったらいいのに~。個人的な願望満載っす~。
2023年03月27日
深海水槽で飼育しているミカドウニ(Goniocidaris mikado)。熊野灘産の深海性キダリス類。現在で飼育開始から7年数か月になる。ウニの寿命ってよくわからないけれど、結構長生きするものだなぁと改めて感激している。ちなみに手前にいる乳白色のものはヨツバカワリギンチャク。何度か掲載している深海性のイソギンチャクである。
2023年03月26日
サザナミヤッコ(Pomacanthus semicirculatus)。串本で採集した個体のうちの1匹。ほかにも何か所かに分けて飼育している。消灯時に懐中電灯で照らして撮影していたのだが、いつの間にか起きてしまい、そこらじゅうを行ったり来たり…。驚かしてしまって申し訳ない…。反省~。ちなみに手前のベニワモンヤドカリは相変わらずのマイペース~(笑)。
2023年03月25日
昨年串本で採集したゴイシガニ(Palapedia integra)のこと。水槽に入れるとすぐに砂利の中へ潜っていったきりだったが、最近その姿を確認できた。なんだか砂利が動いているなぁと思って確認してみるとゴイシガニだった。実に8か月ぶり~♪ということで慌てて写真を撮ったが、このあとすぐに隠れてしまった。とりあえず元気そうで良かった。
2023年03月24日
以前より飼育している深海性のイソギンチャク。時々登場させているが、名前はよくわからないっす。というか、まったく調べてないっす(汗)。それに名前があるのかどうかさえもわからないっす。ちなみにこの個体は隔離ケースで飼育している。イソギンチャクは結構移動して場所を変えるので、メイン水槽に入れるとちょっと厄介かなと思ったりもしている。
2023年03月23日
およそ5年ぐらい飼育しているマダライモリ(Triturus marmoratus)。テラリウムで飼育中。給餌のときはみんな集まってくる。かわいすぎる~♪とまぁ、親バカ丸出しのホムラspっす。
2023年03月22日
深海のリフジウム水槽より、セイタカカワリギンチャク(Synhalcurias elegans)。そのうちの1個体がご覧の状態。体壁に分かれ目…。何が起きるねん…。ひょっとして…。いろいろ考えたけれど、数日後、元に戻っていた。いったいなんやってん?
2023年03月21日
”じゃがりこ辛いやつ”のわさび醤油味~♪辛いやつシリーズとして、ホット&スパイシー味、旨辛REDピザ味、そしてこのわさび醤油味を食べたが、個人的にはわさび醤油味が一番美味しかった~♪ほんのりと効いたわさびに醤油ベースのじゃがりこ。これが美味しすぎて、しばらくの間ハマってしまった(笑)。
2023年03月20日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した海水魚の紹介~♪ハコフグ(Ostracion immaculatus)の幼魚。岩穴、岩下などを探していけば見つかるかわいい魚。時々何匹もいっしょにいることがある。でもお持ち帰りはしないかな…。アライソコケギンポ(Neoclinus okazakii)。採集場所にたくさんいるコケギンポ類。たぶんコケギンポ(N. bryope)よりも多いと思う。鰓蓋上方に黒点があることからコケギンポと区別した。また胸鰭基底に黒点があることからシミズイソコケギンポと区別した。サツキハゼ(Parioglossus dotui)。隠れ家の近くに群れでたくさんいるので一度に大量に採集できる。よく似た種にベニツケサツキハゼがいるが尾鰭の黒色斑の形状などから区別可能。タナバタウオ(Plesiops coeruleolineatus)の幼魚。たくさんいるので、あまり採集しないかな…。このときはたまたま。トゲタナバタウオ(Belonepterygion fasciolatum)の幼魚。フチドリタナバタウオ同様に比較的たくさんいる。個人的には好きな海水魚のひとつである。おわり。
2023年03月19日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した海水魚の紹介~♪イシガキダイ(Oplegnathus punctatus)。シュノーケリングをしていると、イシダイ同様に興味津々に近寄ってくる海水魚。よって採集しやすい。そういや串本ではイシガキダイが増えつつあるような気がする。アイゴ(Siganus fuscescens)。群れで藻類を食べているのをよく見かける。刺毒魚であり、取扱いには注意が必要である。ソラスズメダイ(Pomacentrus coelestis)。群れでたくさんいる綺麗な海水魚。イソカサゴ(Scorpaenodes evides)。時々採集するけれど、ほとんどお持ち帰りしないかな。刺毒魚なので注意が必要。ハオコゼ(Hypodytes rubripinnis)。言わずと知れた刺毒魚。以前にも書いたと思うが、かなり小さい上にこの色彩だったので、ほかの魚の可能性も考えて採集したけれど、結局のところハオコゼだった個体。つづく。
2023年03月18日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。ヒョウモンダコ(Hapalochlaena fasciata)。言わずと知れた危険な生物。もともとタコは咬毒を持っているのだが、ヒョウモンダコ類はテトロドトキシンを後部唾液腺に持っているため、咬まれたら大変…!取扱いには注意が必要である。とは言っても、小さくてかわいいタコ。飼育意欲をそそる生体だと思う。つづく。
2023年03月17日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。観察・採集したヤドカリの紹介~♪アオヒゲヒラホンヤドカリ(Pagurus decimbranchiae)。第1触角のブルーとオレンジが美しい個人的に好きなヤドカリ。小さなヤドカリで当然宿となる貝殻も小さい。写真の個体は小さな巻貝、フトコロガイを宿としていた。フトコロガイは殻口が狭く、さらに殻口に歯状のギザギザがあるので、入り込みにくいと思うのだが、アオヒゲヒラホンヤドカリは難なく入り込んで宿としていることが多いような気がする。クロシマホンヤドカリ(Pagurus nigrivittatus)。転石下に集簇してたくさんいることが多い小型のヤドカリ。嫌いではないんだけど、お持ち帰りするかどうかと聞かれると答えはノーかな。ヤマトホンヤドカリ(Pagurus japonicus)。先程と同様に転石下の常連。よく動いて逃げようとするので、比較的見つけやすい。先程のクロシマホンヤドカリよりも大きいが、ヤドカリ属のヤドカリと比べると小さい。ツノヤドカリ属の一種(Diogenes sp.)。さてどこにいるでしょうか?わかりにくいと思うので、眼の部分だけを拡大。このツノヤドカリ属の一種はいつも泥まみれ…。よって非常にわかりにくいのだが、緩徐に動いていることが多いので、比較的よく見つかる。今回の採集場所での個体数は多いと思う。こちらもツノヤドカリ属の一種(Diogenes sp.)。先程と同種と思われる別の個体。Diogenes pallescensかもしれないのだが、あくまで推測範囲内。宿となる貝殻には泥だけでなく、海藻やゼニイシも付着していた。つづく。
2023年03月16日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。観察・採集した甲殻類の紹介~♪サメハダヤドカリ(Dardanus gemmatus)。宿となる貝殻に付いているベニヒモイソギンチャクから槍糸が出てしまった。橙色の糸みたいなやつのこと。ちょっとした刺激で出てくるもんなぁ~。ベニヒモが付着している個体でこの槍糸を出さずに捕まえたことはないかもしれない…。オイランヤドカリ(Dardanus lagopodes)。たくさんいるヤドカリのひとつ。写真上の個体は宿としている巻貝から推測すると小さめの個体。大きめの個体が目立つため、小さめの個体はやや見つかりにくい印象がある。ウスイロサンゴヤドカリ(Calcinus vachoni)。ツマジロ同様にたくさんいるサンゴヤドカリのひとつ。たぶん、トガリオウギガニ(Cycloxanthops truncatus)。でもちょっと自信なし。模様が面白かったのでつい撮影~♪イソスジエビ(Palaemon pacificus)。エサ用のエビ。小型のものを選んでお持ち帰りした。つづく。
2023年03月15日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。観察した棘皮動物をちょっとだけ~。ミナミイツツメクモヒトデ(Ophiarachnella infernalis)。砂礫地の転石下などでよく見かける南方系のクモヒトデ。腕には朱色の縞模様があり、クモヒトデとしては比較的綺麗なほうかな…。ニッポンコシダカウニ(Mespilia levituberculatus)。アクアリウムでおなじみのウニ。海藻などを付けてカモフラージュする。アカオニナマコ(Stichopus naso)。タイドプールで普通に見られる大型のナマコ。食用になるらしい。何これ?小さなナマコ?それとも…。よくわからないっす…(汗)つづく。
2023年03月14日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。前回に続き、観察したウミウシの紹介~♪ミナミホクヨウウミウシ(Tritonia sp.5)。背面には青い斑点と分枝する突起がみられる。最初はなにものかわからなかったけれど、のちに調べてみたら、ミナミホクヨウウミウシだった。串本で出会ったのは初めて。ものすごくうれしい~♪アプリシア・ニグロチンクタ(Aplysia nigrocincta)。今回の採集場所にはクロヘリアメフラシとともにたくさんいるウミウシ。アメフラシ科の中では小型種で紫汁腺を持つ。メリベウミウシ属の一種(Melibe sp.)。たぶんヒメメリベあたりなんだろうと思うけれど、周囲の環境に溶け込んでしまってretrospectiveに見て、非常にわかりにくい…(汗)。エンビキセワタ(Odontoglaja guamensis)。拡大して撮影。実際はかなり小さく全長1cm前後。たくさんいるので、毎回のように探して観察している。つづく。
2023年03月13日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。タツナミガイ(Dolabella auricularia)。見慣れないとウミウシだとわかりにくい外観である。でも慣れてくればすぐにわかる。背面後方に開く出水管を見つけることができれば、誤って踏んだりすることも少ないと思う。と言っても、実際は気付かずに踏んでしまうことも多い。そのときは紫色の汁を放出するので、海水が紫色で満たされて、あ~、やってしまったと後悔するのである。こんな感じだとさらにわかりにくいかもしれない。でも近くには大量の糞があり、タツナミガイの存在のヒントになったりもする。ちなみにアクアリウムでは、優秀な苔取り用生体として売られている。つづく。
2023年03月12日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。観察したタカラガイなどの紹介。チャイロキヌタ(Cypraea artuffeli)。日本固有種。タカラガイは綺麗なものが多く、見ていて楽しい。でも採集しようとは思わないかな。オミナエシダカラ(Cypraea boivinii)。外套膜とこれを引っ込めた写真。外套膜のおかげで貝殻にはつやがあり、付着生物もみられない。ハナビラダカラ(Monetaria annulus)。探すとたくさんいる。マガキガイ(Strombus luhuanus)。多数の個体がまとまっていることが多い。場所さえわかれば探すのは容易い。イソギンチャク類。上:グビジンイソギンチャク(Stichodactyla tapetum)。下:ニチリンイソギンチャク(Phymanthus muscosus)。何度も掲載しているオオナガレカンザシ(Protula bispiralis)。よく見ると、右下の岩陰にはカサゴがいる。つづく。
2023年03月11日
2021年7月中旬に行った串本磯採集の回顧録。このときは曇りで今にも雨が降り出しそうな空だった。こんな天候のときは貸し切り状態になることが多い。あるタイドプール。これから潮が引いていくところ。シュノーケリングを行うため入りやすそうな場所を探す。といっても、だいたいいつも同じ場所なんだけれどね。ではシュノーケリング~♪ホムラspが入ったため、ずいぶんと濁ってしまった。メジナっぽい魚がたくさん。こちらの魚は浅瀬で見つけたもの。このときはかなり興奮したけれど、その後採集して確認したら、ハオコゼの幼魚だったので、がっくりしたのをよく覚えている。恥ずかしながら、イボオコゼ科の魚の白っぽいやつとか、いろいろ考えてしまった…。つづく。
2023年03月10日
ユウダチトラギス(Parapercis decemfasciata)。熊野灘産(水深150-160m)の個体。飼育を開始してから数か月が経過した。隠れ家は塩ビ管のT字の継手。ここから給餌したエサを待っているのがいつものパターンだが、最近はずいぶんと馴れてきて、水面下までやってくることが多くなった。健康状態のチェック。普段はかなり薄暗いので、懐中電灯を用いて状態を見ている。病気の発生はないか、痩せはないかなど…。今のところは大きな問題はなさそうだ。
2023年03月09日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した甲殻類の紹介~♪モンハナシャコ(Odontodactylus scyllarus)。言わずと知れた、強力なパンチを持つハナシャコの仲間。ショップで売られていることもある。モンハナシャコなどのシャコ類をタモに入れて撮影していると、ご覧のように登って逃げようするので、注意が必要である。あいかわらず美しいシャコだな~♪今回採集したモンハナシャコの体色は青緑色が主体だった。よって磯では、深緑色の体色をもつフトユビシャコやフトユビシャコモドキと時々見間違えてしまう(汗)。まぁじっくり観察すれば見間違えることはないのだが、なにせ素早いし、すぐに隠れるし…。ということで、疑わしきはいったん採集して確認。ちなみに写真の個体は額板が丸みを帯びた低い二等辺三角形を呈しており、ハナシャコ科の特徴をよく表していた。イソスジエビ(Palaemon pacificus)。エサとして重宝している。ほかにも…。たくさん採集したいところだが、いつもある程度の数でやめてしまう。どうせまた採集に行くので…。ヨコシマエビ(Gnathophyllum americanum)。転石下で採集した個体。ペアで見つかることもしばしば。近くにウニやヒトデがいることが多く、表皮を食べているのだと推測している。飼育下ではウニの管足をかじっていた。セジロムラサキエビ(Athanas japonicus)。何度か書いているが、個人的にムラサキエビ属のエビがお気に入り~♪見つけたら採集していることが多い。このセジロムラサキエビはムラサキトゲテッポウエビに酷似しているので、撮影した写真から尾扇などを確認して同定するようにしている。おわり。
2023年03月08日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。観察・採集したカニダマシの紹介~♪ちなみにカニダマシはカニじゃなく、ヤドカリと同じ異尾類っす。オオアカハラ(Petrolisthes coccineus)。口周囲のスカイブルーが特徴的(2枚目)。ピンボケ、すみません…。ネジレカニダマシ(Pisidia dispar)。同所的にいるフトウデネジレカニダマシによく似ているが、甲や額の特徴からネジレカニダマシと同定した。観察・採集したカニの紹介~♪とりあえずカニ。たぶん色が綺麗だったので採集して撮影したのだと思う。興味がないので、名前を調べていないっす…。カイカムリ科の一種(Dromiidae sp.)。カイメンを背負ってカムフラージュしていた。つづく。
2023年03月07日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。観察したヤドカリの紹介~♪サメハダヤドカリ(Dardanus gemmatus)。宿となる貝殻はイソギンチャクだらけ。貝殻をすっぽりと覆うベニヒモイソギンチャクは槍孔から薄ピンクの槍糸を出している。また殻口には多数のモンバンイソギンチャクが付いていた。同所的にたくさんいるソメンヤドカリとの区別のために左鋏脚の確認。掌部全体にたくさんの小突起が散在していた。オイランヤドカリ(Dardanus lagopodes)。殻に入って少しだけ歩脚が見えているときは、アオボシヤドカリかもと思って期待することがあったが、このオイランヤドカリであることが大半であった。イシダタミヤドカリ(Dardanus crassimanus)。タイドプールで比較的よく見かけるヤドカリ。ピンクの眼柄が目立つ。ツマジロサンゴヤドカリ(Calcinus latens)。採集場所にたくさんいるサンゴヤドカリ。こちらもたくさんいるウスイロサンゴヤドカリ(Calcinus vachoni)。個人的には好きなヤドカリのひとつで以前は時々お持ち帰りしていた。つづく。
2023年03月06日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。採集した海水魚の紹介~♪でもちょっとだけ(笑)。ハコフグ(Ostracion immaculatus)。幼魚がかわいくてつい採集してしまうけれど、お持ち帰りすることはないかな。撮影だけしてリリース。カゴカキダイ(Microcanthus strigatus)。たくさんいる。こちらも撮影だけしてリリース。クサフグ(Takifugu alboplumbeus)。このときなぜ採集したのかは覚えていないけれど、お持ち帰りすることはない。ちなみにT. niphoblesはT. alboplumbeusのジュニアシノニム。カンムリヨウジ(Micrognathus andersonii)。お持ち帰りするとすればこれぐらいかな。でも飼育が難しいので、たまにしかお持ち帰りしない。つづく。
2023年03月05日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。観察した棘皮動物の紹介~♪アラサキガンガゼ(Diadema clarki)。いくつかのvariationがあって観察していて楽しい。またクラゲムシの共生を探すのも面白い。とまぁ個人的にとても興味深い観察生体である。こちらもアラサキガンガゼ(Diadema clarki)。肛門を見るとガンガゼかと思ってしまいがちだが、間歩帯の白点がない。タワシウニ(Echinostrephus aciculatus)。岩に穴を掘って生息しているウニ。穴から出た棘は先端が白い。この棘に引っかかった海藻などを食べている。ちなみに穴に不注意に手を入れて棘が刺さった経験がある。あの時は痛かったな…。ツマジロナガウニ(Echinometra tsumajiro)。先ほどと同様に棘の先端が白い。そこらじゅうにいるウニだが、興味がないわけではない。ナガウニカニダマシが共生していることがあるので、時々これを探してしまう。ニッポンコシダカウニ(Mespilia levituberculatus)。管足にいろいろなものを付けてカモフラージュするウニ。海藻や海に沈んだ落ち葉などを付けていることが多いのだけれど、この個体は少し重そうなものを選んでカモフラージュしていた。たぶんタコノマクラ(Clypeaster japonicus)。でもユメマクラの可能性もあると思うので、気が向いたらもっと観察してみようっと。アカオニナマコ(Stichopus naso)。なんだか昔話に出てきそうな名前である。大きめで目立つので、意外と見つかる。ニセクロナマコ(Holothuria leucospilota)。クロナマコとよく似ているが、慣れてくると、砂の付着の有無や管足などからすぐに区別ができる。キュビエ器官を持つ。そしてこれ、ハナゴウナ科の一種(Eulimidae sp.)。この場所では、ニセクロナマコに高頻度でこの寄生貝が付いているので、観察していて楽しい~♪つづく。
2023年03月04日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。観察したウミウシの紹介。カメノコフシエラガイ(Pleurobranchus peronii)。このモコモコ感と弾力が個人的にはたまらないっす~♪弾力で言えば、ビワガタナメクジも負けていないけれど(笑)。アプリシア・ニグロチンクタ(Aplysia nigrocincta)。個人的にクロヘリアメフラシと混同していた種で、クロヘリアメフラシ同様にたくさんいる。ただどちらであるのか、よくわからないやつもいたりする。上記の写真の個体もちょっと自信なし。ヒメメリベ(Melibe papillosa)。個人的に興味があるウミウシ。ずきん状の頭部にある口を広げて捕食するところを見たいと思うことがよくある。でもそれだけなので、今のところお持ち帰りしてまで飼育しようとは思わないかな…。つづく。
2023年03月03日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。マガキガイ(Strombus luhuanus)。1匹見つければ、ほかにもたくさんいることが多い。マガキガイの右眼が出るところの貝殻には浅いくぼみ、いわゆるストロンボイドノッチがある。これはソデボラ類の特徴のひとつ。イモガイ類にはこれがないので、区別が可能である。綺麗な二枚貝。かなり前のことなので詳細不明だが、たぶん転石裏に付いていたものだと思う。転石裏のタカラガイ。チャイロキヌタやハナマルユキの幼貝・亜成貝かもしれないが、ちょっと自信なし。つづく。
2023年03月02日
2021年6月下旬に行った串本磯採集の回顧録。干潮の時間に合わせてやってきた串本の磯。いい感じで潮が引いていた~♪ただこのときは曇り空。雨こそ降っていなかったが、いつ降ってもおかしくなかった。早速シュノーケリング。海の中はソラスズメダイが多く、ちょっとカラフル。でも成魚サイズばかり。さらにチョウチョウウオ類は少なかった。こちらは浅いタイドプールで観察したグビジンイソギンチャク(Stichodactyla tapetum)。色彩のバリエーションが豊富で見ていて楽しい。ちなみにクマノミは共生しない。オオナガレカンザシ(Protula bispiralis)。毎回観察している個体。結構前から観察しているので気になって調べてみたら、5年前から撮影していた。そのときはすでに長い棲管が形成されていたから、かなり前からここにいることになる。意外と長生きするもんやなぁ~。ちょっとびっくり。タマカイメン属の一種(Tethya sp.)。個人的に気になるのはこれ。時々見かけるけれど、はっきりいってよくわから~ん。ということで余計に興味が出てくるのである。つづく。
2023年03月01日
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