元ＳｗｅｅｔＤａｒｉｎ‘file２
元ＳｗｅｅｔＤａｒｉｎ‘file２
File1で書いたＣ先輩のお話。
C先輩はFile1でも書いたけど、みみが高校の時所属していたハンドボール部で
１個年上。特に目立つタイプじゃないけど、目鼻立ちが整っていて
ひそかにファンがいるようなタイプ！（ウィンズの左側のに似ていたような気がする。言いすぎ？
でみみが2年の５月に先輩たちの引退飲み会があったの。
場所は学校の最寄の駅のカラオケ朝までオールって感じで
けっこう盛り上がってみんなすっごい酔ってたんだ！
その間みみは違う男の先輩〈Dとしておきます〉となぜかだべってて
C先輩となんて２言３言話しただけ。
いまさらって感じだけど、みみはその時はまだ
あくまで「憧れ」だったし付き合いたい なんて気もさらさらなかったわけです。
みみがなんでこんなにC先輩と話せないのか、
またなんでこんなにD先輩とばっかとなりで話す羽目になってるのか。
いい加減みんな酔って、空も白みかかってきた時間。
鈍感すぎるみみはやっとじぶんが置かれている状況がわかった。
その事件はD先輩がブルーハ－ツのある曲がリクエストされたことから始まる。
みみは大分泥酔気味↓けどD先輩は
「みみちゃん！聞いてて！きいてて！」
当時有名すぎるその曲をしらなかったみみは
かなりの睡魔と闘いながら、ぼんやり先輩がなぜかテレながら歌う
その聞きなれない曲に ぶっちゃけ
「なんだよ。だから知らないってばぁ」
と人の気の知らずプチ切れ(笑)
で待ってましたと言わんばかりにさびの所をみんなで合唱!!
D先輩はさらにはずかしそうにみみの方をみてこう歌った
「キスしてほしい！！！キスしてほしい！！！」
「は？」
おばかで鈍感なみみはまだ気づかず、
D先輩は「キスしてほしい！！キスしてほしい！！！」と歌い続けるし。
どうすればいいかわかんなかった、おばかなみみに 痺れを切らしたD先輩は
「俺と付き合ってくださいぃ！！！！！」
とみんなの前で大告白！！酔ってたみみは「？？？？？」状態★
で雰囲気も気になったから、
「おねがいします、、」
このみみの一言で静まり返ってたBOXの中は一気にヒートアップ！！！！
「乾杯」を歌いだす先輩、「花＊花」を歌いだす同期たち
そして、、、いやほっぺでしたよ！さすがにねっ
まあここまではいいのですよ、けどわすれてない？そうそうこれC先輩との話しだからさ
もんだいはここから
そんなんで気分もハイなまま、みみはあり得ないことをしました
だいたいみんな歌い終わったころにみみが（しかもマイクで）やっちゃいました
「でもぉみみほんとはぁC先輩が好きなんですぅ・・」
ほんと酔ってたみみにもわかるぐらいピシッっと空気が凍りついたのを
覚えてますよ↓
C先輩も完全にフリーズだったでしょうね！だってCとDは大親友だったんですもの
その後みみはカラオケ終了の７時まで 強制的に寝かされたのはいうまでもなく。。。
みみが家に帰ったのは朝8時。かなり気持ち悪くすぐねた
昼すぎに起きて2人の先輩からのメールに気づく
D先輩は「昨日はなかったことにしよう！けどおれはあきらめてないから一回あって白黒つけよう」
C先輩は「昨日のことは3人のために忘れよう！これからも今までとおり、、」
けどみみの頭の中はあの告白から火がついたみたいでもうC先輩の事しか
考えられなかった
まずD先輩と連絡をとって断ろうと思ったけど
結局できなくて夜会うことに
2時間ぐらい話してやっぱこの人とはあわないことを確認けど1週間後に
返事をすることになってしまった
その次の日にC先輩とサイゼで会う約束をした
そこで先輩はみみに思いもよらないことを口にする
「実はDがお前のこと好きだからいえなかったんだけどさ、おれも会った時から好きだったんだよね」
「はああああああああああ！！！？？？」
思わず叫んじゃいましたよ
「じゃあいいじゃん！付き合おうよ！」（馬鹿 先輩の気持ちも考えろ！）
「けどおれDを裏切れないんだ」
「は？」（当たり前だって）
「だから誰にも内緒で付き合ってくれ！」
「……」
いつでも 堂々としていたいみみはいつもなら こんなこと（私も勝手だなぁ）飲むわけないんだけど 後先考えないみみは
「ん～ん。。。それでも、、いいよ！！」
とにもかくにも この日からみみとC先輩の秘密の付き合いは始まったのです
D先輩に次の日でんわしたら、
「きっとCを諦められないだろうからおれがあきらめるよ」
「D先輩！本当にゴメンナサイ↓」
でもこの幸せは長くはつづかなかったんだ
出かけるにも地元も新宿すら 見つかるかもって思いがあって 怖くてあるけない
仕方なく暗くなってから公園でデートやうちの部屋やカラオケだった
けど2人でいれるのが幸せだった
けど1ヶ月くらいたってからいきなりメールで
「好きな人が出来た。もうみみとは付き合えない。ごめん」
みみは頭が冷たくなって髪の毛が逆立っていくような、胸もいたくて息苦い
すかさず先輩に電話
ショック過ぎておぼえてないけどごめんってことだった
こんな感じでいきなり幕を閉じたC先輩との短くて後味の悪いつらい恋
ずっと後の話になるんだけど、あとで付き合うことになるAの話では
その後Cには彼女がいなかったとのこと
たぶんDのいろいろ相談受けたりしてたのが、親友のCだったし
そんなことがあった後も変わらない関係が続いていたことから
きっとC先輩は板ばさみみたいな状態に苦しんでたんだろう
とAは言ってくれた。
けどみみには不完全燃焼でおわったこの恋は9月１０月までずっと引きずってた
先輩たちの卒業式でC先輩に
「卒業おめでとう！そしてありがとう！みみは今幸せだよ！先輩大学でもボクシング頑張れ！」
ってメール送った。
返事も返ってきたけどみてすぐ消した
もう過去の恋に振り返らない事の 反面みみのいい加減な気持ちが傷つけた痛みを反省する一歩として
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