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2006年02月21日

【楽器】ＨＯＦＮＥＲ　５００－１

(4)

テーマ：いまさら、ビートルズ。(617)

カテゴリ：本当にあったビートルズの話

ビートルズのポール・マッカートニーのカール・ヘフナー　５００－１に関してまとめてみました。

ＨＯＦＮＥＲ　５００－１
Hofner bass

　バイオリン・ベースという愛称で呼ばれている。
　カール・ヘフナー社は西ドイツで創業されたバイオリン・メーカー。
　ギブソン社のＥＢ－１を参考にバイオリン製作のノウハウを生かして誕生した。
　弾き易いショート・スケールのネック。
　空洞で軽いホロー・ボディ。
　発売当時はフェンダー社製品の三分の一程度という低価格だった。

　ハンブルクのスタインウェイ楽器店において購入。

　このベースの欠点として非常に壊れやすい構造であることがあげられる。
　ポールの愛器も連日連夜の過酷な生演奏により徐々に消耗していった。
　ペグ・ボタン紛失、フロント・ピックアップ・エスカッション破損など。

　１９６３年１０月。ポールは２本目のヘフナーを入手した。
　構造は１本目と大きく異なる。（詳細は省略）
　キャバーン・モデルよりも音がふくよかである。

　最初のヘフナーは、塗装や修理を施されながらその後も使用されている。
　「ラブ・ミー・ドゥ」、アルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」まで。
　プロモ「レボリューション」「ジョンとヨーコのバラード」でも使用。
　しかし盗難に遭い行方不明になっている。

　映画「レット・イット・ビー」ではブラック・ナイロン弦が使用され、極上のサウンドになっている。

　最近雑誌で読んだんですが、ポールは父親から借金はするなと度々言われていたので、それで選んだのが５００－１だったらしいんです。
　ジョンとジョージはローンでギターを買っていたらしい。

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私も５００－１を所有しています。

５００－１は音程が狂いやすいと言われていますが、ペグ交換後は支障なく使っています。
サウンドはやはりこの５００－１でしか出せない音です。
「家宝」です。

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