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2006.11.20
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カテゴリ: 洋書

 ニューヨークに住むベストセラー作家ウィットリー・ストライバーの著作。


粗筋

寂れた村に住むブライアン・ケリーとベトナム人の妻ロイ。ベトナム戦争の傷が未だに癒えていないブライアンは、ロイの出産を心待ちにしていた。
 そんなところ、付近と土地で地面が異様に盛り上がっているのに気付く。そこからなぜか人の声がした。このことを警察に伝えるが、気のせいだろうと一蹴されてしまう。
 村では奇妙なことが起こり始める。と思ったら、村はいつの間にか怪物軍団に乗っ取られていた。住民が次々殺されていく。
 ブライアンと、ロイと、近所の者は団結して怪物と戦いを挑むが、一人、また一人と殺される……。


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解説

結局町を乗っ取ったのが何であるか最後まで説明されない。ま、説明されても理解できなかっただろうが。
 登場人物はかなり書き込んであるが、その割にはどれも薄い。薄くないのはブライアンと、ロイと、女性新聞記者のエレンくらい。ブライアンとエレンはそんなに悪くないが、ロイは最悪。嫉妬深いし、勘違いはするし……で、好感が持てなかった。
 エレンが死んでロイが生き残るのは納得できなかった



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Last updated  2006.11.20 15:25:14
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