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2006.11.24
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カテゴリ: 邦画

 テレビ番組の映画版。


粗筋・感想

「人気テレビ番組がついに映画に! テレビでは実現できなかったストーリーをお届けする!」
 ……という宣伝文句だが、全体的な感想は「あえて映画化するほどのものだったのかね」である。
 どれもセットやキャストには金がかかっていそうだが、脚本が全てイマイチ。テレビだったら、まあ、許せる範囲だが、本作品はテレビと違って1800円も払わないと観られないんだから、テレビ以上の物語や展開を期待してはおかしいだろうか?
 本作品はテレビ版同様、四つのショート映画のオムニバスである。

「雪山」は吹雪の山中に取り残された四人が味わう恐怖の物語。内容は以前読んだか観たことのある感じで、結末にも新鮮味はない。

「携帯忠臣蔵」は、実は討ち入りなんかやりたくない大石内蔵助が200年後の現在と繋がっている携帯電話を手にしたら……というまさに奇妙な話だが、その奇妙さがこなし切れていない感じで、驚きのないありふれた結末に仕上がっている。

「チェス」はコンピュータに負けたチェスプレーヤーが自分をどうやって取り戻すか、というストーリー。ストーリーが考案された時点ではどうだったのか知らないが、コンピュータが人間のトップチェスプレーヤを負かすというのは既に過去の出来事となっているので(カスパロフ対IBM)、今更なぜこんな物語ができたのか分からない。また、チェスについて何も知らない者だとストーリーはチンプンカンプンだろうし、チェスについて少しでも知っている者なら「あんな手は打てない」と考えてしまう(キングは敵側のルークの前に出ることはできない)。どっちみち納得がいかない。

「結婚シミュレーター」は結婚する前に結婚後の生活を観ることができたら……という、現実世界ではともかく、テレビドラマでは使い古された感のあるストーリー。結末にオリジナリティはない。

 結局、どの物語も「あ、そう」という程度なのだ。
 これらの物語の前、中間、そして終わりにタモリが出てくる場面があるが、あってもなくてもいいような展開で、これもまた驚きがない。
 ガッカリした。
 思えばテレビの方も最近はイマイチなのが多い。この長期シリーズもマンネリ化しているようだ。


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Last updated  2006.11.24 12:38:26
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