明日は明日の風が吹く。

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妖刀物語


(この物語はフィクションです。実際の団体、人物とは関係有りません)

『プロローグ』
時は戦国。
1人の武将が存在した。名は、湊奏家。
彼の別名は妖刀使いの湊。
名の通り、妖刀無篠琵を手に幾度と戦いに参加し、
前線に立ち何千、何万の兵士の命を取った。
しかし世が落ち着いた後、彼の姿を見た者はいなく・・・・
そして無篠琵は何処かへと消え去った・・・・

~人物紹介~

湊 奏康 (みなと そうやす)
主人公。中学三年生。
夏休みの宿題の資料を探す為、倉庫を調べていた奏康は一つの刀を見つける。
それは湊家に伝わる呪いの刀、無篠琵だった。
夏休みが終わり、ある日の放課後。
片瀬と帰る最中、姿の見えない物体、妖怪に襲われる。
護身用に持っていた刀がバックから飛び出し、湊の手に渡ると一瞬にして妖怪を封魔した。
それが悲劇の始まりだった・・・・・・

桐谷 剣 (きりたに つるぎ)
後に登場する謎の男。
湊と同じく、封魔師らしいが桐谷の元には剣が無い。
ちょうど良く妖怪が出た瞬間、桐谷の腕から剣が飛び出し、切り裂いた。
桐谷は自分自身で剣を作り出す、自剣封魔師らしい。
彼が戦う理由は、自分の身を守る為。それともう一つの目的があった・・・・

赤坂 俊三(あかさか としぞう)
大和寺住職の息子。
印で攻撃し、札で封魔する他に結界を張れる。
さらに死者の言葉も分かると言う、言わば三拍子揃った封魔師。
勿論坊主。

瀬尾 和義(せお かずよし)
刀、術とは違い、式神を使う封魔師。
動物に優しく、平和を好む優しい性格。
みかけとは裏腹に運動神経抜群で頭が切れる人物。
八咫烏を肩に乗せて行動を共にしている。

神楽月 夜人(かぐらづき よるひと)
黒猫、大鷲、アゲハ蝶に変化できる人間。
封魔は出来ないが、刀の扱いは奏康以上。

片瀬 真由子(かたせ まゆこ)
湊のクラスメイトでもあり、恋人・・・・でもある?
湊を色々な面でサポートする頼れる人間。
何だかんだで結構トラブルに巻き込まれている。

小野寺 美咲(おのでら みさき)
神魂神社の巫女。
めったに喋る事もなく、口数が少ない。
妖刀 無篠琵について何か知っている様だが・・・・?

湊 美沙子(みなと みさこ)
奏康の姉。
しっかり者で弟の面倒を見ている。
何かと頼りになる存在。

湊 奏家(みなと そういえ)
戦国時代の武将。
しかし命令される事を嫌い、常に一匹狼の姿で居た。
雇われる事が大半だが、指示は無視していた。
妖刀無篠琵を武器に何千人もの命を一瞬にして消し去った事は有名。




妖刀 無篠琵 (ようとう むささび)
戦国時代、何千人をも殺害した刀。
その中には無篠琵の尊が入っていると古くから伝わっている。
軽く、ムササビの様に跳ね回る湊奏家を見た製作者、六田健三郎が名付け親。
長い間封印されていたが、湊奏康の危険を察知し、封印から目覚めた。
無篠琵の尊は強者を好み、弱者を嫌う。
そして使用者の魂を吸い取る力もあると言われている為、死に至る可能性も十分にある。
しかしそれに打ち勝つ事が出来れば、邪気を飲み込む妖刀になると言われている。
邪気を飲み込む程、妖刀の力も大きくなり、使用者へのダメージも大きくなってくる。
言わば諸刃の剣。

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