星見当番の三角テント

お願いの仕方その2・注意編



新月のお願い事ですが、かけていい願いとかけてはいけない願い、
たとえ願っても叶えられない願いというものがあります。

願い事の主語は、「自分」。他人を変えようという願いは叶わない。

願い事の主体は、あくまで「自分」にします。
「自分がどうなりたいか」「自分が欲しいものは何なのか」
そういったことを心に聞いて、願い事をかけます。

でも、「自分が欲しいものだから」と言って、
他人の行動や心を変える願いをかけてはいけません。
それを願っても、叶うことはありません。

これは、ジャン・スピラーさんも何度も試した結果、
何をどうしてもダメ、叶わなかったそうです。

ただし。「他人の心や行動」ではなく「他人に接する自分」の心や行動を
変える願いごとならば、かけることは可能です。

「Aさんが私を好きになってくれますように」は駄目。
「うちの子が勉強好きになりますように」も駄目。

でも、
「(Aさんも振り向いてくれそうな)
すっごく魅力的な自分になりたい」だったらOK。

子供に勉強への意欲が湧くように
「宿題を見てやるのが上手になりたい」これもOK。

つまり、「相手のある願い事」には意識のひとひねりが必要なのです。
相手との関係をよくするために、相手に動いて(変わって)もらうことを
考えているうちは、願いは叶いません。

「相手との関係をよくするために、自分からは何ができるのか。
自分に何ができるようになれば、もっと相手といい関係になれるのか」

それを考えて、願い事を決めなさいということですね。


●願いがすぐに叶わないときは

かけてすぐ叶う願いごとと、叶うのに時間がかかる願いごとがあります。
すぐに叶うと嬉しいですが、そうでない願いも諦めないでください。
願いが叶うのは、その願いの内容が宇宙のリズムや法則と一致したときです。

ある花の種をまいて芽が出るのには、25度以上の気温が必要です。
またある花の種は、気温が25度に上がる前に、いったん零下の
冷たい温度に晒されないと発芽しません。

願いもまた、それぞれに違う性質を持った花の種のようなものです。
もしリストに入れた願い事がすぐに叶わなかったら、
叶う時期が来るまで毎回「種まき」を続けてみてください。

また、自分でまいた種が芽を出さなかった代わりに、
思いがけなく別のいいことが起こっていないか、
是非注目してみてください。

心の種まき行動は、種をまく地面(=あなたの心)を耕すことでもあります。
毎月毎月、新月のたびに願いごとの種をまいていくということは、
そのたびにあなたの心が耕されていくわけです。

天地を返され、空気と水分を含んだあなたの地面から、
思いがけない芽が出てくるかもしれません。


●それでも願いが叶わない時は…

うう、星見当番など、今まで何度「ダイエット成功」の願いを
かけたことか(ノдT)。 いつか、願いごとリストに
体重のことを書かなくていい日が来るんだろうか(泣)。。。

…などと、悲観的態度「やっぱり叶わないんだ」とか
「どうせ願いが叶うなんてウソだろ」という否定的な言動とか、
「夢を叶えるなんて私には無理なんだ」というあきらめの態度が
夢の実現を阻んでいるという可能性もあります(爆)。
聡明な皆様は、星見当番のようなことを思ってはなりません。

最初に当番は、「信じろとは言わない。信じなくてもいい」と書きました。
信じなくてもいいけれど、お願いごとをするといちど決めたのならば
なんの肥やしにもならない「どうせ」「やっぱり」という言葉を封印して、
明るい実験精神でまいりましょう。

もし、つい「どうせ叶わない」と悲観的なことを考えてしまうようなら、
まず「この悲観的で、願いが叶うことを否定してしまう気持ちが
なくなってしまうように」「明るい実験精神で物事に取り組めるように」と
新月にお願いしてください。

それから、無意識に変化を恐れているときも、
やはり願いが叶いにくくなります。

「この願いが叶わなかったら私の人生まっくらだ」とか
「やっぱり叶わないかもしれない」と思いながら願うより
「叶ったらこんなことしちゃおう」「これが実現したら、
こんなことができるんだ」って想像してわくわくしながら願う方が
素敵です。この「もう叶ったように思ってわくわくすること」って
とても大事です。


●ワクワク感とフィット感。そして背伸びをしすぎないこと。

お願い事のリストをざっと書いたら、一度読み返してみましょう。
それを読んで、ワクワクしますか?

「これこれ!これなのよ。これこそ私の一番の望みなのよ」
って感じがしますか?

誰かへの気兼ねや、逆に見栄などで願いを決めていませんか?
自分の心からの願いを書いていますか?自分で書いた願いを読んだときに
不安を感じたり、悲しい気持ちになったりしませんか?

読んだ時に不安を感じるのは、たいてい
「背伸びをしすぎた願い」を書いたときです。

たとえば失恋した。友達とケンカ別れした。そんな時
「忘れて次行きたい!」「新しい人と出会えますように」と書いてみた。 
でも読んでみてもなんとなく「よしっ!」って気分になれない。

もしかして、心が「もう少し、悲しんでいたい」と
言っているのかもしれません。

そういう場合は、心の言うことに従いましょう。
自分がもっと自然にとりくめそうな願いを選んで書いてみましょう。
そして、今は無理せずに、ただ「今わたしの心をふさいでいるものが、
自然に消えていくように」とだけ願っておきましょう。
新月の願いに「頑張りすぎ」は禁物です。


色々細かく条件を挙げてきましたが、
ともかくリラックスして書き始めることが一番です。
心に浮かぶこと、ぱっと思いついたことが大抵の場合
「当たり♪」なお願いです。

一度目のお願いで上手に書けなくたって大丈夫。
新月は約30日にいちど巡ってきます。
いくらでも、チャンスはありますよ。


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