「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2022.04.02
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カテゴリ: 美術館・博物館
​​​​​​​ニューヨーク・メトロポリタン美術館に展示された『少女』も真珠の耳飾りをつけていますが雰囲気がだいぶ違いますね

ヨハネス・フェルメール
​Johannes Vermeer​

Meisjeskopje.

『少女』
1668年〜1669年​​頃


油彩 カンヴァス 44.5cmx40.0cm

ニューヨーク「メトロポリタン美術館」所蔵。


ヨハネス・フェルメール
Johannes Vermeer
(1632-1675)


1632年10月31日?〜1675年12月15日?(43歳)

​​ Jan  van  der  Meer  van  Delft​​
ヤン・ファン・メール・​ファン・デルフト ​​​​

オランダ(ネーデルラント共和国)の画家。

バロック期を代表する画家のひとり。

​​ フェルメール 34歳 35歳頃 の作品 。​​


ヨハネス・フェルメール
​Johannes Vermeer​

『少女』1668年〜1669年

ニューヨーク「メトロポリタン美術館」所蔵。

この作品は・・・

『真珠の耳飾りの少女』 同様 「トロニー」 です。​

ヨハネス・フェルメール
​Johannes Vermeer​

​Girl with a Pearl Earring 1665-66

『真珠の耳飾りの少女』 1665年〜1666年​​




オランダ・ハーグ「マウリッツハイス美術館」所蔵。


『少女』1668年〜1669年

特定の女性を描いたものではない ​「トロニー」​ の作品。


しかし、同じような構図で・・・

​「真珠のイヤリング」​ をしていながら、

2作品の印象は・・・大きく異なる


衣装のぎごちない表現や、

肩と腕の関節の不自然さから、

モデルにマネキンを使用して、

描いたのではないだろうか?

という意見もある


​『婦人と召使い』​

1667年頃、



ニューヨーク「フリック・コレクション」所蔵。


指をアゴに当てる仕草をしながら・・・

使用人に対し、

困ったような表情を

横顔からうかがわせる女主人。




ややオーバーなポーズだ


背景には・・・

珍しく何も描かれておらず、

二人の間にどのような物語が展開されているのか?

想像力を掻き立てる。

本作同様に、

女主人と使用人と手紙が登場する作品に

ヨハネス・フェルメール
​Johannes Vermeer​

『恋文』1669年〜1670年頃 

・・・や、


『手紙を書く婦人と召使い』 があるが、

いずれも使用人が、

イニシアチブを取っているかのような

印象を受けるのが興味深い。


(参考文献:朝日新聞出版/フェルメールへの招待より)
(写真撮影:ほしのきらり)



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最終更新日  2022.04.02 00:10:08
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