すべて伽哉のうち迷い道日記

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マイファミリー 2022年4月



MERのBlu-rayも届き、4月春ドラマの出演も発表されて、一時期露出が極端に減って。冬眠かと思ってたかっくんも番宣にけっこう出てくれて楽しかったです(^^♪

髪は音羽先生の頃より多少?伸び、伸び放題の髪型の弁護士三輪先生の役
主役のニノの友人役ということで初共演
っていってもけっこう年の差はあるんですね、この二人

推し覚え書きでも書いたけど、このマイファミリーは元々去年のMERの放送枠が予定されてたとかナンたら(真相はわかりませんが)
なので、今回の三輪先生役もMER音羽先生役より早くオファーされてたかもねと思ったりします。
脚本家も製作会社もMERと同じ
なんかマイファミリー放映直前のインタビューであと15年くらい日曜劇場に出たいとか言ってたので笑、実際来年以降も出演作が続くかもしれません(だったらうれしい)

さて、今回の役は主役の大学時代の友人の三輪弁護士
見た目は軽い
口調もふざけてないさんちゃん味があり、この軽さがシリアスなシーンが続くこのドラマで異彩を放ってます。
もちろん軽いだけじゃなく今後の展開で緩急自在な芝居がまた見られるだろうなと思うと楽しみです。
三輪先生視たあとで音羽先生視ると全然違う
それもスゴイなと思います。
いずれにしても三輪先生も音羽先生とはまた違う非常に魅力的なキャラに造り上げてきてる。賀来賢人の芝居が見られる贅沢さを噛み締める今日この頃なんです("゚д゚)ウム

さて犯人とかこの後の展開とか

日記では三輪先生犯人はないと書いたけど、元々日曜劇場の複数スポンサーCMに出演中なのでイメージ的に悪役はない
主人公のニノのイメージも悪役はしないのでこれも犯人ではない

というあたりでしょうか。
イメージというか好感度的なものは役どころに大きな影響力を持ってると思います

一見敵対するように見えても力を貸してくれる
MERの音羽先生もそうだったけど三輪先生も同じ
死命の犯人役が最後かな・・・時期的に今日俺ブレーク前の撮影であったことも関係してる

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3話視聴後の感想&考察(ザルかな?)

3話で誘拐事件完結、無事に娘を取り戻したけど犯人は逃がすというラストで、そこに至るまでのドンデン返しの構成が2話と相まって斬新で面白かったです。
MERの時も感じたけど、会話のテンポがよく場面転換も早くわかりやすい展開なんだけど、仕掛けもある・・・というあたりが今までにないドラマの作りこみ方で意欲的な作品だなと思います。

ただマイファミリーという題名がインパクトがない。
なんか見なくてもいわゆるホームドラマ?と想像してしまうようなタイトルで、かっくん出てなければ自分は視なかったかもしれない
ノンストップファミリーエンタテインメントと銘打ってあるけど、始まる前はそれがナニか想像もできなかったし

実際視たら題名とは違ってかなりハードな場面の連続なんで、驚いたわけです。
なんかもうひとひねりというか初見の視聴者にも分かるようなサブタイトルとかあればよかったかもと今さら思います。

親にとっては誘拐された我が子を無事に救出することが最大の目的
警察にとっては誘拐された子供を取り返し、犯人を逮捕することが目的

ここで絶対にあきらめない警察の葛城刑事(玉木宏)と対立構造が生まれる。

それにしても、のだめの千秋さまが大好きだった頃を思い出すな
儚く美しく気高い千秋さまが・・・年月を経て、目力も強いこわもての刑事が似合います(;・∀・)

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4話視聴後の感想と今後の展開ザル予想というわけですが

また新たな誘拐事件が起きるという考察多かったけど、その通りに
ただ今までと同様テンポがいいのと、出演者の演技力が高いので、またもや緊迫したシーンの連続
しんどい話だなと思ったり、なんか展開の筋立てが少し見えてきてうーん、というあたり

それにしても三輪は怪しい、って声がいまだに多いけど、4話だと素に戻ったときの真面目な表情と外に見せる調子いい顔の差がすごくあって、その辺やはりうまいなと思います。
正義感も強いし熱血漢だし、なのに外面的には調子がよくてデリカシーがない、とか言いたい放題言われても別によしとしてる。

大学時代、ミチルと付き合っててミチルに捨てられたと言ったけど
捨てたミチルも奪ったハルトも三輪には上から目線で態度も言い方も感じ悪いのはナゼ?とか思ったり
(浮気性でミチルに怒られてハルトに乗り換えられてしまった、とか??)
ハルトに至っては、自分の感情ばかり押し付けてきて、あげくのはてに2回も掴みかかられた。
三輪ももっと怒れよ、とか思う。
暴露本の件も三輪とハルト、ミチルとの間に信頼関係があれば、三輪も本当のことを言っただろうに。
(まあこれはわたしがかっくん推しだからよけい感じる)
ハルトもミチルもエゴが強いな~とか思ってしまう。演技的なものかな

というわけで、ミチルとハルトと三輪の関係性がまだよくわかりません
今後、東堂も含めてこの4人の関係がもっと明らかにされていくのだろうけど

大学時代といえば、初回、トモカが誘拐されて憔悴したミチルがLINEで厚木サンハイツ(うろ覚え)を見て連絡を取る。
ミチルの車をぶつけてしまった詫び?で1回だけ招集がかかったら応じるとかいう約束だったと思うけど、ミチルからの連絡を受けて三輪と東堂がやってくるわけですが
帰宅したハルトと三輪たちの険悪な雰囲気は大学時代に何があったのか
まだナゾが残っています

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とまあ、少し話がそれてしまったけど、今は2部で2度目の誘拐事件が起こり完結
3部では犯人が特定されて捕まり法廷場面??なら三輪先生の弁護が見られるかも
だとしたら、東堂は調査のプロだし

最新の4話冒頭で気になったのは、監禁されていた家の現場検証で監視カメラがあったけどそれも取り払われていたとか捜査を混乱させるための複数の足跡があり、しかも指紋も手がかりもまったく残ってないという
そこまで完璧に手がかりを残さないというのは可能なのだろうか

しかもハルトと東堂が3話の最後にこの監禁場所に駆けつけたときにはまだ犯人は家にいたと思うし、あわてて逃走したとしたら、なにか痕跡を残しただろうし
そもそもハルトたちが駆けつけてきたのが犯人には想定外だったし、

なんか用意周到すぎていろいろな意味で都合がいいなと思う。

1回目のコハルちゃん誘拐事件の詳細はまだわからないけど、2回目の誘拐では監視カメラの死角にも精通していることからプロ的な犯行で、例えば警察の捜査もよく知っている人物でないと実行できないのでは?

1回目の誘拐事件、身代金が2回目と同じ額かはわからないが、それでもかなりの額を要求してきたみたい(後から駆けつけてきた妻が持ってるのが身代金?)だけど
そもそも一介の若手警察官であった東堂にそんな大金を要求するだろうか
2回目の身代金が5億、会社社長のハルトならなんとか工面できる額だろうから、当たり前のように1度目も高い身代金だったろうなと思ってしまうけど、そもそも狙う相手が違いすぎる。
しかも警察官の身内を誘拐したら、いくら警察を排除しろと犯人が言っても、警察のメンツにかけて大捜査してくるのは予想できるし後々大変だし、普通はよっぽどのことがないと誘拐などしないだろう。
ということはお金よりも怨恨?しかもよほどの怨恨?

怨恨だったら、誘拐したコハルちゃんを返さないという、親にとっては大ダメージを与えて目的は達している。

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そういえば、先週の王様のブランチでマイファミリー出演者のインタビューがあり、その中でニノが「我々の中にも犯人を知ってて演技をしてる人物と知らないで演技してる人物がいる(意訳)」とあり、非常に印象的な言葉だなと思いました。


それがダレかはアレだけど
ひとつ推測したのは東堂はトモカ誘拐事件の犯人を知っている。
最初のコハルちゃん事件とトモカ誘拐事件の犯人は同じではない。
それを葛城には「同一犯です」と語ったのは、犯人をかばってる。
東堂が暴露本出したのは、最初の事件の犯人のあぶり出しと2番目の誘拐事件の被害家族のハルトたちを警察から遠ざける目的があった。

あと東堂の奥さんも警察関係者だった?(職場結婚?)

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と、ここまでの考察は最初のコハルちゃん事件が東堂の娘だと知ってて誘拐したという前提で考えてみたのだけど

例えば、付属小学校の他の同級生を狙って間違えて誘拐してしまったということとして考えてみると、制服は同じなのでそれもあり得るかなとも
ただ何年も解決してない事件、それだけ手がかりを残さずだったら、万が一にも取り違えて誘拐を起こすかなとも思う。

あとコハルちゃん事件でも犯人は身代金受け渡し場所を遠足に行った場所としたが、犯人自身が誘拐した子が遠足に行った場所を事前に把握していたということになるので、コハルちゃんの学校関係者、親含めて交友関係にあった者という線も考えられるんですが


ここで東堂の娘と知っての誘拐だと怨恨が強いのではないかと書いたんだけど、それについて直接被害者が出る人身事故を起こしたとは考えにくい。
重大な事故を起こした場合、警察に就職できるかなということもある。

この大学時代の事故の詳細も追々出て来るとは思うけど、ミチルの車をぶつけた時に同乗してたのは三輪、東堂はミチルの招集に応じたのでわかるけど、ミチルも事故の時にいたのか、あとはハルトもいたのかまだ確定はできない。

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次回(といっても明日に迫ってるけど)第5話の予告で葛城が「コハルさんは生きてると思いますか?」という東堂の問いに葛城が「生きてるよ」と答えている。

断定できるもの?コハルちゃんの父親である東堂を慰めるための言動かもしれないけど、捜査のプロであれば軽々にそういう発言は行わないものでは?
どうしてそう断定できるのかなと

生きてるからこそあきらめないということかもしれないけど、むしろ犯人を絶対逮捕するという言い方ならわかるがちょっと引っかかりますね

あとは犯人がハルトに告げた「わたしたちはファミリーですから」という言葉
共犯ですから、とも取れるような言い方

犯人とハルトのやり取りは警察を排除した後は一緒に行動してたミチルや三輪、東堂以外は知らない。
捕まえた犯人がハルトと共同で行ったと供述でもすれば反論を立証するのはけっこう難しいかもしれない。トモカ誘拐事件で結果的に犯人は5億円奪取したし、金を合法的に手に入れるためにハルトの狂言を手助けしたとか犯人が供述すればハルトも逮捕されちゃうかもしれない。

等々アレコレ妄想もとい想像が膨らみます("゚д゚)ウム
それだけでも今回の脚本はこの後も予測ができない。秀逸ですね


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5話視聴後感想&アレコレ

リアタイで視ました。

感想は・・・誘拐はもういいよ

子どもが被害者になる犯罪、テーマであってもゲーム感覚で連続誘拐事件が起きるとなるとちょっともういいかなと気分的に思ってしまう。
しかも謎が明らかにされないままで折り返しに来てるし

おそらく来週は阿久津の娘誘拐事件が起こり1話で完結
ハルトが誘拐犯の共犯もしくは主犯と疑われてピンチに、という展開か

犯人が5話ラストにハルトの家の勝手口に置いた1億円
動かすわけにもいかず
家宅捜索されて1億円見つかればハルト犯人説が実感を帯びてくる。

娘は取り返したものの犯人を逃がしたという事実が重く残り
万が一真犯人にハルト共犯を示唆されればそのまま誘拐事件の被害者から狂言誘拐で大金を得ようとした犯人になってしまう
犯人にとってハルトは「死なばもろとも」の存在
都合よく犯人の言うことを聞いてくれる相手で警察を出し抜く頭脳も持ち合わせている

犯人はハルトをあの1億円を置いてくることで脅迫できる立場にもなっています。

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さて5話の三輪夫婦

死命で恋人同士だった二人。特に蓮佛美沙子は死命の榊真一(かっくん)の幼なじみで子供を身籠ったまま死ぬという、辛い展開で何度もそうは見られなかったなと思い出します。
榊のビジュアルがホント最高で好きだったけど話が辛すぎた。

この二人が今度は離婚した夫婦
この関係性は別に目新しいモノでもなくけっこうよくあるパターンかなと思うけどそこは二人とも演技力が高いので、ベタでも凝縮した関係性を見事に演じてくれました。
今回のこのドラマ、主人公のハルトは娘を誘拐されるひと、翻弄されるひとなので、基本受けの芝居となり、大学時代の友人東堂も決して言えない本音を抱えながら関わってくるので、その中で三輪というキャラクターは感情豊か、いい意味でも悪い意味でも共感しやすい、わかりやすいキャラになってる。
その辺の人間臭さ、憎めなさがある意味、この重いドラマで一点の明るさにもなって物語に奥行を与えている。
やはり演技力です。

前回のMERでほとんど表情の変化を見せずに苦悩を表現してた音羽先生役とは真逆。
いるいるこういう奴、そんな感じもすんなり視聴者に伝わる分かりやすさ。これは俳優の力量ですね

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さて犯人はダレか、って今回の5話で明らかになると思ったけど、それは引き伸ばされて来週は、という展開になりそうです。

これまで出てきた中では、鈴間が怪しいという考察が多い。
4話で、三輪がハルトに5億円借りることになり、そのお金をハルカナの会社に東堂が取りに来た時に、ハルトの部屋に東堂を案内してたのが鈴間だった。
あと、4話冒頭、誘拐されてたトモカが無事戻ったニュースが流れた時にハルカナの関係者のシーンがあり、喜ぶカナコ(メアリージュン)の横で顔をくしゃっとさせて泣き笑いの鈴間の表情も見えた。

犯人なんでしょうかね
でも鈴間が最後までまったく何の関係もないはずもないし、考察でよく出る東堂の妻の妹という線も十分あり得る。
だとしたら、東堂がハルトが用意した身代金を受け取りにハルカナを訪れた時、案内役の鈴間となんらかの接触はあったんじゃないかなとも思う。
まったく関係なければ関係ないんだろうけど、この二人、もし鈴間が東堂の妻の妹だったら、以前顔を合わせたこともあるだろうし、会話もあったはず??

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阿久津が幸四郎か・・・若い頃とだいぶ感じ変わったなーって久しぶりに見て思いました。
といってもそんなに舞台で観たわけではないし、あくまでも昔見た写真とかの印象なんですが。
一昨年新歌舞伎座で本当に久しぶりに歌舞伎を観たけれど、その時出てたか覚えてない汗

トモカ事件で感じたのは犯人が捜査関係を熟知してること、警察関係者とか元関係者とか
あとはトモカの時に犯人とのやり取りのために、ハルトの会社のゲームチャットを使って連絡することにしたけど、その時のIDが三輪の娘ユヅキ誘拐の時や阿久津の娘ミサキ誘拐を知らせる時にも使ってるので、最初のコハル事件の時の犯人はまだよくわからないが、トモカ、ユヅキ、ミサキの3つの事件の犯人は同一犯の可能性が高い。

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ここまで視てきて、犯人は誰かって、なんかもういいよ、え?コイツが犯人??て展開になっても、納得させられてしまうような気もします(;・∀・)

犯人がどんな人間かまだよくわからなかったけど
一応、ふり返ってみると、神奈川県内の監視カメラや地理や交通系統に熟知している。
5話最後にハルトの家の勝手口に1億円の段ボール置きに来たが、ハルト邸内の防犯装置等にも精通している。

あとミサキ誘拐事件だと、中学生のミサキを誘拐するにも通学ルートや監視カメラの死角も把握してないとできないと思う。
そもそもそういう死角の場所で都合よく車(おそらく)にミサキを押し込むことができるのは、全然知らない人物ではなくある程度顔見知りの人物かなとも

トモカが戻ってきてから出てきたミサキなので、顔見知りは限られている。

該当するのが警察関係の葛城、あとは阿久津家に葛城とともに謝罪に訪れていた吉野一課長
5話でこの二人を見かけたときに、何か思いついたようにiPadの心春ファイルを開こうとしたミサキ
葛城から名刺をもらった後ではなくて吉野一課長と一緒のところを見かけたミサキがこのファイルを開こうとしてたので、ファイルは富澤サンと関係ある??

阿久津家で二人に会った時に、階段の上から見下ろすミサキに、ずいっと大きく前に出た吉野の感じがなんか違和感ありました(体も大きいんだけど)

葛城がミサキに話したのはトモカ事件で何か思い出したことがあれば教えてほしいとのことだったので、もちろんコハル事件のことは話してない。
なのに葛城と吉野の姿を見たあとでコハルのファイルを開こうとしてたのはなぜか、ですね。

誘拐された時、ミサキが警察関係者に呼び止められて話をと車に乗り込むのは十分ありえる

トモカ事件で最後にハルトがトモカの監禁場所にたどり着いたときに犯人は意外な反応を示した。
これはハルトたちが犯人を出し抜いてゲームチャットのすれ違い機能を使って居場所を特定したことに気がついていない。
あの時点で気がついてなかったのは、ハルトの陽動作戦に惑わされた警察側

そうなるとやっぱり警察関係者に犯人がいるかな??


大学時代の友人東堂、いつも明るい感じの濱田岳が本当のことを言えずに苦悩するのは見てて辛い。
もしなにかしら誘拐に関わってても、ただただコハルちゃんを取り戻したい一心であると思います。知らんけど

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と、ここまで書いたけど、例えば2話最後で犯人と電話で会話中に東堂が警察の隠れ場所であるハルトの近所の家に踏み込む。
あの時隠れ家にいたのは葛城はじめ警察の面々、吉野一課長もその顛末をリアタイで見ている。

ということはまたふり出しに戻って犯人がダレかわからなくなります。

1話で犯人が葛城にうるせい~~(以下略)と急に口調が荒くなったこと
あれは葛城に対して言ったのか、あるいは警察だから言ったのか

また犯人がわからなくなる。そもそも動機がなにか、真の目的が何なのか、今一つわかりにくい。

これまでのいろいろな適当な考察をふっ飛ばして、来週6話の予告編を見て最後に真犯人と対峙?したハルトが呆然と呟く「なんで」の相手は

もう疑惑がほとんど晴れてる感あるカナコ(立脇香菜子=高橋メアリージュン)ということにしようかな笑

動機はある。
阿久津から多額の身代金を奪い、ハルカナへの影響力を排除すること
あとはハルカナの立て直し
ゲーム開発でお金もかかるしね("゚д゚)ウム
万が一ハルトに面が割れても共犯者という脅しが訊く

それから、ハルト邸の勝手口にお金の入った段ボール置いたのは犯人
雑にフタしてあったので、誰かに運ばせたら中身が見えてしまうし、犯人(もしくは共犯者)が直接赴き置いたものだと考察

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最初の頃に感じたことだけど、三輪とハルト、ミチルの関係性がよくわからないところが多かった。
五話まで視てみると、三輪とハルトの関係がおぼろげながら見えてきた気がします。
表立って信頼してるぞとか互いに言わないけど、いろいろ行き違いがあって角突きあわせても根底には強い絆を感じる。
だからこそ、ハルトが暴露本を三輪が書いたと誤解してちゃんと話も聞かずに「なんでだよ」と三輪をどついたり(二度目)
2話で決裂したような感じに見えながらも結局三輪が「しっかりしろよ、バーカ」と言ってハルトに協力したように、この二人の特別な絆感がやっと見えてきたような気がします。

何も言わなくてもミチルとトモカを心配してるあたりが三輪らしく、ハルトもミチルもそういう友人の性格をよくわかってるというか、その根底にはいろいろあっても結局信頼しているという互いの思いが見えてきて、なるほどなとも

こういう友情の描き方って非常に新鮮ですね
二人の演技が秀逸なので見応えがありました。

ただ、大学時代の不和からトモカ誘拐時での再会にいたる空白の期間あるし、三輪やハルトに何があったのかはまだわからない。
この物語でそこまで描くかはわからない。

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5話が三輪の元妻サツキの態度について、心配してるとは思えないって三輪が感じたけど、本当にアタフタ騒ぐのが心配してるかというと、それは人によって違うでしょうと思う。
まして別れた元夫が急に来て、その友人たちも家に来て、サツキとしてはどういう対応していいか非常に戸惑いがある。
ただでさえ娘が心配でたまらないのに、そういう不安定な気分を落ち着かせようと、仕事したりと通常のやるべきことをやってる。

身代金受け渡し場所でサツキが何もしてなかったと三輪は責めたけど、想いが誘拐された娘の安否ばかり気になり何も手につかなく、ただ茫然としているばかりというのもわかる。

要は人それぞれ、何か重大なことが起きたときも反応が違う。


三輪に対して「赤の他人」というのも、娘と二人で暮らしてきて、たまに会う時だけいい父親ぶってという男の身勝手さを責める気持ちがある。
しかもサツキは苦労してユヅキを育ててるのに、ユヅキは身勝手な三輪が大好き
絶対に三輪には言いたくないと思ってる。

この辺の二人の関係性はよくある
まあありきたりだけど、夫婦の認識の差なんて天と地だよね、いつの世でも、とかは思う。


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6話予告映像の最後で、ハルトが犯人と対峙する場面?か「なんで」と呆然と呟くシーンが流れています

ハルトは犯人と対峙する、その犯人は複数犯の一人でよく知る人物と予測(ザルッす)

ただ真犯人は・・・たぶんもっと邪悪な人物

トモカ、ユヅキ、あとミサキを誘拐し、ハルトの家の勝手口に勝手に1億円置いて勝手にファミリーと告げる。
一貫した邪悪さが感じられます

ミサキ誘拐事件が決着した後、真犯人を明らかにしてさらに対決となるのかな?
ハルトは自分の身の潔白も立証しなくてはならない

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そういえばハルトと大学の友人たち

碧と温人、アオハルで青春("゚д゚)ウム
ミチルと入れて、アオハル、ミチル

青春が満ちる

で最後の一人、イツキ(東堂樹生)

アオハル、ミチル、イツキ(樹が生える)

青春時代、満ちる想いに樹が生えて
友情は、人生を通じて続く
ならいいな(^^♪

この後の展開は分からないけど、何があっても4人の友情は変わらなければいいな、と思います。

・・・・とか感傷的になってしまったけど汗
脚本があのMERの人だから、そんな風にはいかねーだろうなとは思います
鬼畜の展開で阿鼻叫喚??かも(涼香の衝撃ほどはいかないだろうけど)

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少し前の王様のブランチ番宣で濱田岳が妻役の珠城りょうについて、「オレなんかより全然元刑事感ある」って行ってたから、東堂の妻アキはやはり元警察関係者だろうなと思います

なんか年齢的にも上かな?
東堂が娘なのにコハルちゃんとかさん呼びするのが気になるという考察があったけど

確かに東堂アキとコハルは親子、コハルは連れ子という可能性も高い

東堂はコハルの誘拐事件を受け、アキと偽装夫婦になって事件の解決に協力しようとするも失敗、とかいう風にもできる。本当に夫婦だったのかまだ解明されていない

アキは元刑事のスペック生かして独自に自分の娘の事件を追っているとも考えられる。
MERでは都庁や厚労省のトップが女性だったし
誘拐事件を追う元刑事が母というのも胸に来るんですけど
アキには活躍してほしいし、そんな展開だといいなと思いますね

宝塚の元トップだし(^^♪

まあでも脚本があのMER書いた人だし、鬼畜の展開もあるかも(二度目~)
とりあえず6話前のアレコレはこのくらいかな

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6話視ました。

ミサキ誘拐事件は1話で終わるかと思ってたら面白い展開でまだ未解決

このドラマの脚本、予想されたような結末だろうけど、そこまでに持っていく構成が秀逸すぎる。
正直、MERよりも完成度は高いなと思います。
細部にいろいろツッコミたいところもあるけれど、そう来たかというストーリー展開とどんでん返しが面白い。

6話でいえば、序盤の葛城(玉木宏)のタネ明かしから自分を蹴落とそうとしてる日下部管理官(迫田孝)との共闘(一時的とか便宜的とかだけど)のくだりも面白かったですね
コンフィデンスマン手法というか、あらかじめ流れたシーンにさらに深層的にタネ(ネタ?)を仕込んでおいて後にタネ明かしするやり方
2話や3話では、ハルトたちから警察へのどんでん返しだったけど、今回は5話の三輪の娘ユヅキ誘拐事件の頃の葛城の自力捜査と推理を明かす、うん面白かった(3回目)

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6話最後で対峙した犯人は鈴間(藤間爽子)
藤間流家元で三代目藤間紫、ということは家系図を見ればいろいろな人と繋がってる、ですね
6話最後の正面から見た顔は可愛かった。

あと6話の誘拐事件は他言無用ということで三輪も東堂も知らない?(一応は?)
トモカと楽しそうにゲームする三輪の笑顔がよかった。

5話で三輪先生の泣き顔を見て辛かった。
MER最終回の音羽先生の涙が本当に辛かったから
6話はそんなに出演場面多くなくても笑顔が見れてホントによかった(ファン目線~~)
演技上手いしかっくんファンなんで辛い場面だとけっこうこっちのメンタルにも来るのです。

そういえば2話の逆転シーンで、三輪先生が(誘拐事件は)警察に必ずしも届ける義務はありませんよね(意訳、うろ覚え)法的根拠を述べていたけど
友人ハルトの今後の危機にも大いに力になってほしいなと思います。

ハルカナの危機
5話でハルトの不倫?を疑うカナコ(メアリージュン)が騒動起こしたら話題になって会社の危機になるからって釘を刺していた。

少し前に書いたようにカナコにも動機はある。
ただいつもハルカナ第一、ハルカナで働く社員の生活のことも心配していたので、自ら騒動や事件を画策してそれが明るみになったときに、ハルカナに大ダメージになるのは十分わかってるだろうし、犯人と言うにはまだ疑問が残ります。

それにしても、トモカとユヅキ、二人が誘拐された時の詳細(トモカとユヅキから見た)に全然触れてないのはどうしてでしょうか?

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第3章は自分的希望としては法廷場面で真犯人を明らかにしてほしい

証拠こそがすべて、の逆転裁判みたいな展開だと胸アツですが(^^♪

6話にして、すでに真犯人の決定的証拠は早くもその手の内にありますが・・・

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トモカ事件以降の犯人の狙いはコハル誘拐事件の犯人をあぶり出すこと
あとコハルの無事を確認、助け出すこと

一例だとボルダリング中、コハルが事故死?する
事故の原因とコハルの事故死を隠ぺいするために、事故の関係者が狂言誘拐を引き起こす
最初から身代金を奪う気もなく
交渉を打ち切りにして未解決事件にするのが目的

この線だと娘のミサキもボルダリングしてたし
阿久津がコハル事件の犯人という考え方もできますね
阿久津は政財界に顔が効くので警察に圧力もかけられ、報道協定をタテにコハル事件を表には出さなくて済む

ってな感じ?

ハルトも巻き込むあたり、トモカ~ミサキ誘拐事件の犯人に邪悪さがあるけれど
ここで東堂の一言を思い出します
「オレはコハルちゃんを取り戻すためなら、なんだってやる」

東堂が最初から誘拐事件に関わっていたわけではなく、どこかの時点で気がついて
犯人側と接触もしくは見張って、それとなく犯人を助ける、とかにもできますね

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と、どうにでも妄想?考察できる、こういう本を秀逸というのでしょう(^^♪


ニノが「どうしてこうなるんだよ!」のシーンについて、王様のブランチで※していたけれど、それは悲劇的な出来事が起きるようです

それが何かわからないけど、死者ゼロ目標を打ち出して事故現場で救命活動を行ってきた東京MERの話のときも
最終話近くにホントに容赦ない展開を持ってきた作者なので、今回も似たようなモンかもしれません。

「悲劇的」と言ってたので
驚異のとかではなく、悲劇的ねー


ここで再度、5話だったか、東堂の「コハルさんは生きてるんでしょうか?」という問いに、「生きてるさ」と葛城が即答したことを思い出す

あれは、何としてでも犯人を捕まえるという信念の強さなのか
それでもやはり、生きているさという葛城の答えには少し違和感を覚えますね

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さて、犯人の目的はと改めて考えてみます。

コハル事件からトモカ、ユヅキ、ミサキ誘拐事件の犯人が同一犯だとして

真犯人はコハル事件の犯人に仕立て上げられる人物を探していた、とか

誘拐から5年、報道協定は守られているもののコハル事件が明らかになりそうな事態が起こりそうになった場合、犯人の代わりとなる人物を探していた

新たに誘拐事件を起こして警察を完全排除できるか試そうとした
東堂の大学時代の友人で資産家、著名人のハルトの娘トモカを誘拐
ハルトは犯人の要求に対して、想定外のネット配信で誘拐を明らかにして警察を排除することに成功
ハルトは犯人を見逃してくれて、身代金を手に入れることもできた。

次にハルトの友人三輪の娘ユヅキを誘拐、ハルトを交渉人に指定、これも警察排除で身代金を手に入れることに成功、成功報酬1億円をハルトに押し付けることで無理やり共犯に
ミサキ事件も同様で、犯人の目的はハルトの逮捕で一連の誘拐事件、コハル事件も決着させるのが目的

なんてのも考えられます。

ハルトに恨みがあるというよりも、誰か犯人に仕立て上げられる人物を犯人は捜していた、とか
なぜ犯人は焦って他の人物を犯人に仕立て上げようとしたのか、たぶんコハル事件の真相に近づきそうな関係者がいることに気がついたから、とか

とかとかです笑
まあ動機がいまだに明らかにされてないので、こういうのもありかな?

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ここまで余白っちゅうか未解明のナゾが多く残っているとあれこれ考察する楽しみがありますね

犯人側の心情とかに、同情の余地があるような予告や番宣での出演者の※もあったので、一連の誘拐事件の実行犯と黒幕(コハル事件の犯人)の間になにがあるのか、真相篇で明らかにされていくのでしょう

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6話で葛城の執念とも言える自力捜査力が明らかになったけど、明らかになったのはいいとして、そんなに鋭い葛城がハルトを一連の事件の真犯人と特定する?(7話予告)という疑問はあります。
だって千秋さまだし、優秀だし、優秀だけど真犯人に踊らされる役回りって何か違うような・・・そんな役回りは似合わない、だって千秋さまだし(2回目)

5話だったか、ユヅキ誘拐の身代金運ぶためにハルトと合流しようと東堂が自分の事務所を出た時にすぐに自分を見張ってる警察の梅木に気がつく。

東堂は本当に優秀な刑事だったんでしょうね、尾行されたりとかすぐに気がつくし
2話でハルト邸の近くで警察が借りていた家を特定したのも東堂の優秀な捜査力というわけで、葛城とは互角くらい?

そのあと、東堂は葛城と会って、葛城と二人で向かい合って蕎麦をすするわけだけど
5話ではそこで会話して場面が変わる・・・となっていた。

東堂はもしかしたらユヅキ誘拐をそれとなく葛城にほのめかしたのかな?と気になる場面でした。

結果的に6話の葛城と日下部の会話ではこの時の話から始まり、東堂やハルト、三輪の周辺をいろいろ調べて自分たちの知らないところで誘拐事件が起きている・・と葛城が明らかにする。
このヒネリの場面は面白かったけど、さらにもうひとひねりないですかね

次回の予告で葛城がハルトが一連の事件の首謀者だと言っているシーンもあったのだけど、それだと真犯人の思惑にまんまと乗せられるばかりの役回りで終わってしまう。

あんなに行動力も推理力もバツグンなのに、まんまと犯人に踊らされるか・・・・いやいやそれはあり得ない、だって千秋さまだし(3回目)

なんか場面的にさらにもうひとひねり、どんでん返しが用意されている・・・というのは自分の希望デス
コハルさんは生きてますか?の問いに「生きてるさ」と答えた葛城に、東堂がすべてを打ち明ける・・・

2話や3話にもあったコンフィデンスマン手法
さらに6話の三輪や東堂とハルトたちの会話の中にも仕込まれていたら面白いよね、と思います。
実は東堂と三輪にミサキの誘拐を打ち明けた、とかね

ただトモカを取り戻した時に犯人を見逃したハルトに対して、「後悔しますよ」と言った葛城だから・・・ハルトたちとの今さらの共闘はないか(*´-ω・)ン?

何よりも誘拐された子供の安全第一のハルトや東堂なんでそういう展開にはならないか

でも千秋さまだし(4回目~~)

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わたしがニノの演技がいいなって思ったのが、だいぶ前に視た「坊ちゃん」有名な漱石の名作のドラマ化で、なんとなく見たら主役の二宮和也の演技が思いのほかよくて、印象に強く残った記憶があります。
自然体、感情の発露が自然にこちらに的確に伝わってくる。特に表情とかうまいなと思います。

今回も当初は夫としても父としても家庭を顧みない身勝手なハルトに始まり、それがいろいろな試練を乗り越えるうちに、自然とその人となりや真っ直ぐなところとか優しいところが伝わってきて、さすがに演技派と呼ばれるだけのことがあるなと改めて思いました。

ただなんか三輪先生に対する呼びかけというか話しかけ方のセリフの溜め方がちょっと癖が強い。なんていうか、セリフを言う前の溜め、というか圧をこめてるのか、少しくどい言い回しが気になる。

これは二人の関係性によるものなのか、同学年でも年が少し上なのか、、マウント取る上からの言い方が気になります。もっと普通でいいのでは??
まだ何かあるのか、この二人??

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ここまで4回の誘拐事件が発生、最初のコハル事件はドラマの始まる前だったし、誘拐されたコハルが戻ってない
あとミサキ誘拐事件はまだ未解決、残るトモカとユヅキ誘拐での謎は、どのように誘拐されたのか今に至るまで話が進んでるのに、まったく明らかにされてないということです。

監禁されてた時の様子とかはわかったけど、そもそも外を歩いてて?誰に呼び止められどのように誘拐されたのか、その辺の情報がさっぱり出てこないのが不可解です。

トモカもユヅキも子供だけど、どの辺で、どんな人に誘拐されたのかくらいは覚えてはいるでしょうし。
それが女性か男性か
まさか真昼間からマスクマンみたいな、いかにも怪しい恰好をした人物ってなわけでもないだろうし、最低限でも誘拐の実行犯の特徴くらいはわかるだろうし。
その辺を完全スルーをしてるのが意図的なことなのか???
声をかけられ、車に乗せられた、とか
いきなり道を歩いてて背後からスタンガンとというのはあり得ないし("゚д゚)ウム

監視カメラの盲点をきれいに潜り抜け、目撃者もいない、検問にも引っかからないって、前にも書いたように都合がよすぎる。

ちょっと緻密な物語の作りこみ方では考えられないですね
同様に誘拐された時の状況もまったく出てこないのは、ただただスリリングな展開にするため、だったらちょっと待てよと思う

まあラストまで視ないとわからないけれど、↑の犯人像については誘拐された子供が戻ってきた時点で明らかにされるところではないでしょうか。
今後の展開で出てくるのか、どういう風に整合性をもたせるのか気になりますね

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ここで、6話最後であきらかになった犯人鈴間
一応、初回から録画してあるので(なぜか4話だけ録画機能の調子悪くてできなかった)初回は見返せば確認できるのだけど

2話から(初回見直してないのだけど初回もたぶん)ハルトに接触してきた犯人は鈴間かな、と思います。
そうなると、ハルトとの交渉である程度裁量というか、この後どうするかの決定をその交渉中に下しているので、鈴間が主体で行っている可能性が高い。
ユヅキの時も、ユヅキが喘息の発作を起こし身代金受け渡し後すぐに三輪夫婦の懇願を入れてユヅキの居場所を告げた犯人の判断も同様です。

ただ2話のどんでん返しで完全に警察排除した顛末をネットで見届けたあと、その後どうするかは翌日に連絡する(うろ覚えだけど)と犯人から告げられたので、さらに鈴間に指示する者の存在も示唆してるとも考えられる。
初回の身代金受け渡しでトモカの遠足場所が答えられなかったハルトに再度連絡してきたように、その場では判断を下せない場合、間を置いて犯人からの連絡が来る、というのと同じかな。

トモカ救出の現場で、ハルトが来た事に驚いた犯人がハルトの言葉を信じて逃げ去り、身代金も手に入れる。
この場合だとさらなる指示を待つ時間もなかったので、そこにいた犯人の独自の判断で行動してる。
ただ、ここでふり返ってみると、ゲームチャットのすれ違い機能を使っての犯人の居場所追跡を行った際、鈴間が参加してたのか、また犯人の居場所を突き止めたことを鈴間は知らなかったのか、疑問は残ります。
ここでダミーの居場所を教えて運び屋に身代金を運ばせる。
一方、トモカ監禁場所では実行犯がいて身代金受け取りの顛末と真犯人の指示待ちをしている。

真犯人はハルトたちがダミーの場所でなくトモカの監禁場所を突き止めたことは知らなかった、なので監禁場所で待機委してた実行犯に連絡しなかった
っていう感じかな?

実行犯が鈴間の他にいる可能性も含めて、これまでのことを整理して考えてみると、実行犯は脅されて誘拐を手伝わされているというよりも、むしろ自発的に協力しているということかなと思います。
自発的に協力する・・・協力するに値する十分な動機があるというあたりでしょうか?

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7話視聴前日の考察、だいたいこんなところ?

7話予告、7話に限らずホントに重要なシーンは予告では流さないのであまり参考にはならない

「最愛の人がナンたら」は、最愛なのでたぶんミチルが警察か三輪たちに誘拐のことを話しちゃうのでは、と予測

ハルカナはスキャンダルが致命的ダメになることを、カナコが懸念してたので、会社の存続危機もあるのかもデス


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7話視聴後 今回もなぜか途中で録画機能がストップしてしまいました。まあTverで視ればいいからだけど、三輪先生シーンは取っておきたかった(^-^;

最後の犯人はおまえなのか?は、東堂でしたね

7話予告の最愛のひとってどういう意味だったんでしょうか?
MER予告の時にもけっこうやらかしてくれて1週間心臓に悪かったんだけど、いざ本編始まったら全然関係なかったとかあったりしたことを思い出す(もうやめてくれ)

ハルトが見つけた盗聴器、トモカ誘拐当日、ミチルとトモカの諍いをどうして犯人が知ったのか
ハルトはその顛末を犯人が盗聴で知ってトモカ誘拐を実行したと推理したけど、東堂が三輪と合流したときはすでにトモカは誘拐されてた

ということは、東堂は警察辞めた後、警備会社勤務だったから、その時に何らかの手段でハルト邸内に入って盗聴器を仕掛けたってことでしょうか?
その時点ですでに共犯者複数いれば、東堂ではなくて他の共犯者が仕掛けたということでしょうかね

いずれにしても、2話で東堂がハルト邸内に入ったときに、ドンキで買った盗聴器を特定する機械(名前がわからない)で東堂が調べて、「盗聴器はない」と言ってたのがウソということになる・・のかな?
調べた時点でなくてもその後誰かが取り付けたということも考えられるけど
ハルトの指摘で東堂は「オレが誘拐した」と告白したので、そうなのかな?

あとトモカが誘拐された当初、ハルトたちは警察に連絡して葛城たちが邸内で待機してたけど、その際、警察も盗聴器とか調べなかったのかなとも思います。

最初から計画してトモカを誘拐した。
話の筋的には、東堂のこの告白をクライマックスに持ってくからだからと思うけど、盗聴器がいつ、だれによって仕掛けられたのか気になった点です

あと鈴間が「犯人を甘く見ないでください、ミサキちゃん殺されますよ」とハルトに警告してたけれど、この「犯人」は東堂ではない。

東堂と鈴間はファミリーだった、あと行方不明の東堂の妻は?7話でもまだ出てこなかった。来週いよいよ登場か

宝塚元トップ、出演場面が一瞬ということはないだろうし

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今回のドラマの脚本、話の盛り上げ方、見せ方がうまいなと最新の7話視ても感じました。
ハラハラドキドキのサスペンス、オリジナルで伏線の仕込みも面白いです。
少し前にも書いたけど、MERよりも完成度が高いなと思います。

緊迫感続く場面が脚本と演出と演者の力量で途切れることなく続き、盛り上がる。
いろいろ気になるところもあるけれど、スゴイなと素直に納得できる完成度。見てて満足感が半端なくありますね。
ラストまで続いてほしい

それはさておき、今回気になったところは、葛城は現在独身だった(*´-ω・)ン?
日下部に事件終わったら合コンしましょうとか言われてる。
バツイチとか可能性はあるけど

あと三輪先生、新たな誘拐事件に関わることを元妻に知らせないために、「女の子と遊ぶため忙しい(意訳)」と、はぐらかしてたけど
浮気したから前の事務所クビになったというのも似たようなものなのかな??
そうであってほしいというファンの気持笑・・・でもあります。

次回予告だといよいよハルトに警察の手が、みたいだし
東堂はコハル事件の犯人を追って逃走中なのか
あと身重のミチルも気になる。

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無事録画して残っている3話で、ハルトが犯人に警察に介入されないために、ハルカナのゲームチャットを提案、フレンド申請で送られてきたIDの数字が1212だった。
この時の犯人とのやり取りの際、東堂もハルトと一緒にいたと思うけど

1212の数字の意味が東堂夫妻の結婚式の日にちだから、とハルトは推理したけど、東堂がこのIDを作成する時間があったのか??

むしろこのIDを見て東堂はなにか気がつき、犯人をかばった・・・ということも考えられるかも
この辺は3話を見返してみればある程度明らかになるでしょう。

まあアレコレいろいろ考察できるのは、作り方が巧みだからだと思うし

3話から4話視たあたりだと、東堂はトモカ事件の犯人を途中で気がついてかばっているのではないか、と思ったけど
「オレはコハルちゃんを取り戻すためならなんだってやる」と言ってた東堂がいくらなんでも「最も卑劣な犯罪」である誘拐を起こすかな、とも

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次回8話予告、なんかイヤな予感が・・・なんでこうなるんだよは悲劇的場面(ニノ談)もしかして・・東堂が、とかはないでしょうね

MERで鬼畜展開した作者だから(何度目)あり得なくはないが

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今回7話で盗聴器検出の機械(名前わからん)をハルトが使うシーンで逆転裁判2を思い出したのは、わたしです。

ラストシーン、ルーターの盗聴器を見つけ、それをトモカ誘拐事件と結びつけるハルトの推理は、今までの頭のよいハルトに比べると??ってなる点も多い。
盗聴器を付けたタイミングとか不明点が多い
あと、犯人のアカウントであるハルト1212の数字が東堂の結婚記念日ということ、結婚写真に鈴間も映っていることで、ハルトは東堂が怪しいと推理をしてた。
その辺を怪しいと思うのはいいけど、見つけた盗聴器を「お前が取り付けたんだろ?」というのも、いきなりそこまでの結論を出すか?ですね

これに対して、東堂が「オレが誘拐した」と答えたのも唐突で、ラストを盛り上げるためのシーンだろうなとは思うんだけど

この辺に後々の伏線のネタ仕込んでないでしょうね
例えば最後、見つけた盗聴器を東堂に見せて盗聴器はないって言ってたよなと問いただし、いつ頃盗聴器が取り付けられたか推理して

真犯人に聴かせるために、4人でコント(ちがう)をした、とか


それにしても東堂の結婚写真、ハルト夫婦に三輪も映っていた。
初回のあたりのやりとりから、ハルトやミチル、東堂、三輪は大学時代親しかったが、なんらかのいきさつでハルトと東堂、三輪の間は疎遠になっていた。
ミチルはハルトに対して「(東堂と三輪は)わたしにとって頼れる人たちだから」と言ってたから、疎遠であっても特に感情的もつれとか不和というわけではなかったんだろうなと思うけど

1話でミチルに呼び出され、ハルトの家に来た三輪と東堂に気がついたときのハルトの不穏な表情

何かしら原因はあったのだろうが、なんとなく大学時代に絶交したのかなと思ってたら、東堂の結婚写真に一緒に映っていた。すると、この時点ではそんなに関係が不穏なものではなかったのか、とも思います。
謎が残る。

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この後どうなるんだろうか、という考察、1話から適当に考えてますが、それほど違いはない。
最初の誘拐事件が解決し、まだほかにも起こるんだろうなと何となく思ってたらまた誘拐事件が起こり、という感じで予測してたことは大体起こる
ただその経緯を伏線を絡ませて展開する巧みな脚本のおかげで、わかってても「ええ??」とさせるドラマの作り込み方です。

なので今後もたぶんこうでは?と何となく思ったことが起きると予測(ザルッス)
数撃ちゃ当たる??ってな感じッス


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そういえば東堂の結婚式、東堂もすでに警察に入ってたら、警察関係者も参列したのでしょうかね

ここで新説、真犯人、黒幕は葛城?(千秋さまゴメン~)

あれだけ粘り強いというか、執着して捜査するっていうのは持って生まれた能力
その力を犯罪に生かせば鬼に金棒??
なにせ誘拐事件捜査のプロなんで

監視カメラの死角、警察の捜査方法とか監視網、緊急時の警察車両の配置等、捜査側の出方を熟知している。

トモカ事件は公になっておらず迷宮入りのコハル事件の犯人をあぶり出しコハルの行方を捜すために、鈴間と東堂妻が計画

コハル事件の犯人である葛城(仮ッス)はトモカ誘拐とコハル事件との共通点に驚き、過去のコハル事件が公になることを恐れ、犯人検挙に情熱を燃やす。
当初、警察への通報を受けハルト邸に潜んでいた葛城は、訪ねてきた東堂の姿を認め、東堂の関与を疑う。
しかし葛城の予想の上を行くハルトの警察排除の動きで、結果的に後手に回り、トモカ誘拐事件の犯人を逃してしまう。
犯人を野放しにすれば後悔する、とハルトに警告したのは自分に対しての自戒でもある。
トモカ事件後、1年近くを費やし東堂周辺を徹底的に捜査し犯人を特定、正体を隠し事件の真相を知っているとトモカ事件の実行犯である鈴間と東堂妻を脅し、ユヅキ誘拐事件を引き起こす。

ユヅキ事件の目的は、トモカ事件の時に警察の協力を一切排除したハルトを交渉人にして共犯者に仕立て上げることと身代金の奪取(億単位のお金は魅力ッス)
ユヅキ誘拐事件決着後、完全誘拐の成功を確認し、実行犯にハルトに勝手口に1億円を置くように指示、ハルトを事件共犯の証拠にする。

その後あまり日を置かずにミサキ誘拐を起こす。
目的はハルトを一連の誘拐事件の首謀者と仕立て上げ、逮捕すること

ではコハル事件の真相は?

コハルは不慮の事故で帰らぬひととなり、その原因をひた隠しにしたい政財界に力を持つ人物Xからの依頼で、狂言の誘拐事件を引き起こす。

てな感じ??

ちなみにX→阿久津
犯人=葛城(仮)は、警察関係者なら葛城以外も入る
例えば吉野犯人説も出ているけど、初回の印象がトモカの無事を心配する人物に見えて、心情的に??という感じですね
吉野が葛城をトモカ事件の捜査責任者に任命したのも、トモカ事件後にくすぶってた葛城に対する温情から。1話か2話でなんとしても犯人確保とかいう警察の上層部にトモカさんの無事は?と問う吉野の言葉も真意から出たもの

犯人が指定したダミー監禁場所突入命令を出したのは吉野、この辺りがトモカ安全第一ではなかったのかと吉野への疑いを強めたが、そもそもハルトたちに排除されてしまった警察側としては犯人身柄確保で事件解決に焦り吉野への指示も出てた。

吉野は現場たたき上げで捜査一課長になった根っからの刑事。
人柄温厚、と公式の人物紹介にも書いてあるので、トモカ事件後、警察への批判を一身に受けて責任を取っていずれ退職するとのこと
公式では葛城の暴走を心配してる、とあるが、トモカ事件後、事件協力を呼びかける葛城たちのビラ配りにも参加したり、ミサキに接触した葛城の非礼を詫びに阿久津家に葛城と一緒に頭を下げに出向く
この辺りも吉野の性格を考えれば自然の流れかな、と思いますね

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という感じでも犯人は創出?できそうなのも話が面白いからかな

個人的には、警察=悪みたいな構図にはしてほしくないな、と
ハルトの行動については犯人の指示とか誘拐された娘の安全第一という人質取られてのものだから、仕方ない部分が多いけど、だからといって、捜査する警察はジャマ、だとか余計なことするとか感情的に悪とするのはどうかなと思う部分が多々ありますね

どちらにも立場がある、どちらを優先するか、この話はどうやって誘拐された我が子を取り戻すのかという親の視点で描かれているので、そういう一方的な、ともすれば感情的に責めて警察=悪と貶めてしまう

MERでもそういう構図を作って主人公の行動=絶対的善を際立たせようとしてた辺りが好きではなかったなと思います。
まあ対立構造はMERほどではないけど

アレコレ書いたけど、千秋さまの葛城には最後まで事件解決に情熱を燃やす正義感溢れる(溢れすぎ??)一刑事でいてほしいデス
最後はハルトともタッグを組んで、コハル事件の全容を明らかにする葛城・・・・なんてのも

まあいろいろ二転三転、キャラを転がすことができるのも、この物語作りの巧みさではあります笑

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上ではいろいろ書いてみたものの吉野一課長、阿久津家を訪れた吉野がミサキと会った後のミサキの反応が気にかかる。
8話で自分の家族の話をしてた吉野、下の子が大学を卒業して一段落と言ってたけど、ということは上の子もいて、子供の教育費はかなりの額だったかも
大金は必要ですよね・・・


それにしても先週ラストで明らかになった盗聴器ですが、誰がいつ付けたかもアレだけど、それまでずっと盗聴されてたということ?

ここでひとつ分かったことは、
7話、ハルトが三輪や東堂に自宅でミサキ誘拐を打ち明けるが、主犯(黒幕)はそのことにおそらく気がついていないので、通常?通り次の身代金受け渡しを要求してきたこと
つまり盗聴器を仕掛けたのは、主犯ではない?


思い起こすと、中盤で葛城刑事の捜査能力の高さが出てたけど、どうしてコハル事件ではその力を発揮できなかったのかなと思います。
あと、そもそも娘の小学校〇年の遠足場所にスラスラ答えられる父親の方が、少ないと思うんですが。

犯人を逃してしまった後も捜査を続けてれば、例えば東堂とか葛城ほどの優秀な刑事なら地道な捜査で何らかの手がかりは掴むと思うけど、その辺何も出てこなかったらしいし、報道協定?とかタテにして打ち切りになってしまったのか?上からの圧力を感じますね

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と、最終回まだなんで、アレコレテキトーな妄想?考察もできるのは楽しいです

三輪先生、目撃情報だと最近もニノと一緒に撮影してたみたいだから、真相篇ではいよいよハルトとバディで真犯人を探すのかも?

7話で「クソゲーだな」という三輪にハルトが「クソゲーじゃない!」と突っ込むタイミングがばっちりで息の合った二人感がさらっと出てた。

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今日はいよいよ8話

今回もあれやこれや妄想考察してきたけど、8話予告記事を見ると、東堂がトモカから始まって一連の誘拐事件の犯人という一部始終が明らかになるらしい。
東堂犯人というのはストーリー上確定ということみたいですね

でもトモカは普通にトドッち呼びしてたので、誘拐時の実行犯は鈴間?
誘拐を二人で実行してたのか、または東堂妻のアキも今後出てくるのか、その辺も明らかになるのかなと思います。
最愛のひとナンタラは、最終章のタイトルみたいだから、もしかしたらミチルに危険が及ぶのか(それだけはやめてほしい)
コハル事件の謎、真の黒幕との闘い、で完結だろうけど、今後も楽しみです。

つい最近もニノとかっくんの撮影目撃情報もあるので、ギリギリまで撮影が続く中で
劇場版MERがいよいよ6月上旬くらいからの撮影情報が出てるので、休む間もなく三輪先生から音羽先生に変身か(わー)

あの、統括官が統括官として登場するかと思うと(多分)・・・以下略

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8話リアタイで視聴

東堂の告白の説得力
演者の力ですね。
ミチル、三輪、東堂の芝居の迫力で説得力のある展開になった。

ニノの演技はちょっと独自過ぎて・・うーん、飄々とした受けの軽さはうまいけど、こういう正面からずっしり来る重さというのは、3人の迫力に負けてる感はありましたね
鈴間の演技もよかった。

どんなに構成が巧みな脚本でも最後は演者の力がモノを言う。キャスティングの勝利

かっくんの今回の役どころも単純な役ではない。

欠点も愛嬌もデリカシーのなさも、その時々で喜怒哀楽に正直で感情豊かな三輪碧というキャラクターを作り上げてきた
前にも書いたけど、視る者にとってよくも悪くも共感しやすい人物を生き生きと演じて、このシリアス(ってか荒唐無稽なファンタジーなんだけどさ)なドラマに奥行を与えてる
音羽先生とはまったく逆のキャラクターです。

正直、どうしてこの役引き受けたのかな?と7話までは思ってたけど(もちろん俳優賀来賢人の出演作品を視るのはいつも楽しみなんだけど)今後の展開に期待が出てきました

この荒唐無稽な筋立てのファンタジーを作り上げる黒沢脚本、MERよりも完成度が高いな(8話時点の感想だけど)

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東堂が葛城に聞いた「コハルちゃんは生きていると思いますか?」が引っかかってるって以前書いたのだけど

今回、東堂の告白で、暴露本を出した後、コハル誘拐事件の犯人から連絡が来て、その指示でユヅキを誘拐した、と。
暴露本を出して、黒幕が東堂に連絡してきた→暴露本の中身を読んで、書いたのが東堂であると分かり、その東堂の携帯に連絡してきた

どうして犯人が東堂が書いたと分かったのか
暴露本の中に東堂の名が出てたのかは現時点では不明だけど、ここで思い出すのがユヅキ誘拐事件中、東堂が自分の事務所を出てすぐに、監視してる警察の梅木に気がつき、その梅木に東堂を見張るように指示してた葛城に会って、一緒に立ち食い蕎麦を啜るという場面に

そこで、葛城は暴露本を書いたのはお前だろうと言う。すでに出版社にもあたって裏を取ってあるので、東堂はあっさり認める。
蕎麦を食べ終えた後、立ち去る葛城に「コハルさんは生きてますか?」という東堂に対して「生きてるさ」と葛城が答える。

今回の告白で、東堂はコハル事件を引き起こし暴露本を出版した後、コハル事件の犯人から直接連絡が来る。
東堂は犯人にコハルの生死を尋ね、犯人はコハルは生きていると答える。

この流れ、葛城との場面とかぶってくる。時系列では葛城と会話したときには、すでに真犯人の指示でユヅキ誘拐を引き起こした後ですが

前に葛城犯人説(千秋さまごめん)を考えたときに、トモカ事件からの一連の流れがほぼ合ってた。
この犯人は葛城以外の警察関係者も入るけど、改めて8話の東堂の告白の真犯人の最初の接触場面が葛城とのやり取りに重複して気になりますね

ただ、葛城が真犯人だとすると、最初のコハル誘拐の身代金受け渡しのやり取りで警察側の現場担当が葛城でアリバイがある。
ここで思い出すのが、前回、鈴間が「犯人を甘く見てはいけません、ミサキちゃん殺されますよ」の警告。

この言い方だと、鈴間はコハル事件の真犯人を知ってるような口ぶり、あるいは東堂と行動を共にするうちに犯人に恐怖感を覚えたのか、どちらかというと、確信を持った言い方で、もしかしたら鈴間は最初のコハル事件について何か知ってるのかなと。

鈴間は母親代わりで育ててくれた東堂の妻アキのために動いてるわけだけど、そのアキはコハル誘拐時アリバイが不明で疑われたと、東堂が話してた。

今に至るまでアキの所在不明の理由、やはり最初の事件との関連も考えられる。夫にも言えない何か

そもそも遠足の場所を答えられない父親の責任を追及し、「あなたのせいです」と感情的に責めたてたのは、東堂を手伝っていた鈴間。
誘拐準備のためハルトの会社に入って私生活を盗聴してた鈴間の、家庭を顧みないハルトに対する非常に感情的な言葉
それは、最初のコハル事件での遠足の場所とも重なる

母親からみたら、多忙にかまけて、育児に協力もしない父親
よくあるパターンだけど、対立は根深いものはあります。

鈴間はアキを思う気持が強いので、まだまだ話してないことはあると思うけど、8話ラストでミサキ監禁の建物のそばで車中待機のままで終わってる。
アキが所在不明のまま、鈴間もあっさり捕まるのかわからないし、逃亡の可能性も大ですね

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と、上に書いたんだけど、最新の次回予告を見ると、鈴間は捕まるみたいですね
だとしたら、コハル誘拐事件で身代金受け渡しの時の葛城のアリバイが成立するので、葛城犯人説はない?かも

東堂に遅れて身代金を抱えて到着した東堂妻が共犯の可能性・・・もなくはないけど
そこまで共闘をする理由が見つからない

ただ、自分が作者だったら葛城を真犯人にする
一番意外性があり、インパクト特大だし、ですね
(千秋さま、ごめん~)

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上で葛城とアキの共通項は、おそらく警察
マイファミリー番宣で、濱田岳が初共演のアキ役珠城りょうについて、オレなんかよりずっと元刑事感があると言ってたので、職場結婚でアキも刑事か元刑事だった、という設定かなと思いました。


それにしても、どんな理由があるにせよ、東堂のやったこと一覧を見ると、とても許されるものではない。
いや、犯罪というのは決して許されるものではないのです。

①古くからの知人であり、資産家・著名人のハルトの娘トモカを誘拐しようと思う
②トモカ誘拐準備のため、妻の妹の鈴間をハルトの会社に入社させ、ハルトのいる社長室に盗聴器を仕掛けさせ、ハルト邸の鍵をコピーさせて家に不法侵入、盗聴器を仕掛ける。
③トモカ誘拐を実行して、ハルトから5億円を奪う。トモカは返すが、深刻なPTSDが残り今に至る

この時点でこれだけのことをやらかしてる。
その後、真犯人からの指示とはいえ、さらに親友の三輪の娘ユヅキを誘拐、ハルトからさらに5億円を奪う。
犯人の指示で、ハルトの敷地に不法侵入、1億円を勝手口に置き、ハルトに一連の誘拐事件の犯人に仕立て上げる片棒をかつぐ。

ハルトから10億円奪う。さらに8話ラストではハルトは犯人として警察に連行される。
疑いが晴れても、ハルトの会社ハルカナへの影響は深刻なものになるだろう。
娘を誘拐、ハルト夫婦も傷つけ、ハルトの資産を奪い、社会的地位も失墜させる
暴露本も出して、後遺症で苦しむトモカやミチルも傷つける。

うーん、本人からしたらどんな理由があったにしても、これだけのことを自分の古くからの知人で、人となりを知ってて、お金も持ってるからという理由だけで行う??

むしろ、持てる者であるハルトに対する無意識の憎悪すら感じる。

東堂を演じた濱田岳の迫真の演技で、東堂の悲しみや苦しみが迫って来るけれど、この情感たっぷりな芝居で、東堂の犯した罪が軽減されるものではない。
同情はするが共感するものではない。本当にひどい犯罪だからです。

ユヅキ誘拐からミサキ誘拐と事件が続いた時に書いた記憶があるけれど、誘拐はもういいよ、って思った。
わたしたちが生活するこの世界でも起こる可能性ある犯罪だけど、犯罪を記号化して、ストーリーの方便にするべきではない。ギリギリのラインで、演者の力量で登場するキャラクターの人物像がリアリティを持っているために、その行動や言動にコチラ側が納得してしまう。
ここで納得すべきではない、とさらに再考察させるような本だったら、もっと素晴らしいのになと思います。
ノンストップファミリーエンタテインメントではなく、ノンストップ誘拐エンタテインメントだった。
いかなる理由があれど犯罪は決して許されるものではない。

さて、東堂の人となりですが、娘をコハルちゃんと呼んでいる。
思い出すのは、鈴間のこともアヤちゃん、と読んでいる。
ミチルとハルト、三輪は呼び捨て、妻のアキも呼び捨てです。

東堂は、自分にとって近い間柄であり、例えば年下とか自分より弱い存在、保護すべき存在に対しては、ちゃん付けするのかも
自分と相手との距離感、同学年や妻という対等だと認識する相手は呼び捨て

トモカが誘拐されてた時、ハルト邸に協力を口実に入り込んでた東堂は、ミチルに対して優しかった。
まあ自分が誘拐した子供の母親だからそうとも言えるけど、この辺が東堂の公式キャラクターである、優しくて思いやりのある、というところだろうけど
この優しさも、そもそもミチルの苦しみを引き起こした張本人の言動だと分かると、その性格にうすら寒いものを感じます。

加えて、狂言誘拐を疑った妻への問い詰め方、追い詰め方の苛烈さ
これも一見対等な立場、と思える間柄でも無意識に力の上下関係のレールを敷いてる、そんな東堂の対他人との関係性の考え方を感じる。

  **********

まあこの話は元々荒唐無稽のファンタジー、完成度は高い作品だと思ってるので、ある程度割り切って見ればいいのだけど
元々東堂のキャラが好きだったし、濱田岳も好きだから、よけいいろいろ思う事も出てきます

さて、新しい予告が解禁になってたので見てきたけど、今度はミチルが誘拐??

トモカやユヅキ誘拐のときと同じ、クロロホルム?で眠らせてのワンパターン
ってかそんなに都合よく人がダレもいないってある?
8話の東堂の告白で、トモカの誘拐時の様子がわかったけれど、そもそも監視カメラの死角をついて誘拐を決行、しかもあたりには誰もいなかった。
ユヅキの時も同じ

まあ細かいことに突っ込みたくなるのはこの辺

なんか、八方ふさがりのまるっきりわからんとこから、偶然自宅のルーターに仕掛けられた盗聴器を発見して、その日東堂の事務所の結婚写真で日付を見てなんたら、ってその場でハルトが一瞬で気がつくってのは・・・やっぱりこの話はファンタジーだなと思います

特に話のテンポもいいから、流れに付いていこうと、あれよあれよと納得してしまうんだけど

ただ自分は今回いろいろ気になることを書いてきたので、やたらと細かいことが突っかかる。


大人のミチルを誘拐してどうする気でしょうか?

ミチルは重要な証拠だというタブレットの中身も確かめてたし、犯人にとって一番知られたくないことを知られてしまってはもう殺意しかないのでは?
自分の正体がバレる、という真犯人の最大の危機を避けるには、ミチルの命を奪いタブレットを持ち去るというのが一番リスクが少ないところだろうけど

さすがに身重のミチルにそんな鬼畜な所業はできないだろうし、ここは誘拐エンタテインメントなので、その場でミチルに害を加えず、誘拐=連れ去るというテーマに沿った荒技で
さらにミチルを生かして連れ去った先で、真犯人が諸々の事情を説明して納得してもらう・・・展開??
最重要な主要キャラのミチルだから、最後は無事生還するだろうけど、またノンストップで視てるコチラの方も納得してしまうような流れに持ってくんだろうなと思います。

最後の賭けで、ミチル身代金20億要求とか

犯人もお金ほしいだろうけど、とりあえず東堂が8話ラストで、ハルトに返さないままの身代金9億円持ってミサキ監禁場所に急いでたけど

その後、車に残った鈴間も警察に捕まり、その際車に積んでた身代金も警察が全没収?
全額ハルトの正当なお金だけど、すぐに返還はされないだろうし
新たな身代金用意するのも大変だろうし

小柄なミチルを連れ去る犯人は、力のある男性か、大柄な女性か??
ってかなんで外に出てしまったんだろう?
外に出たらまずは車に乗って鍵かけて、でしょう?と思うけど
と、予告見ただけで内心アレコレ突っ込みたくなる今日この頃です笑

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そういえば東堂の持ってる身代金の合計、ハルトの9億円と阿久津の3億円?で計12億円??

やはり8話冒頭の東堂の告白の時に、三輪が警察に行こうというのが一番の正解だけど
これをしない脚本、というのはやはり警察側に犯人がいるからでしょうね(もう何度目)

さて、少し前に東堂の人となりについて、公式プロフィールでは優しくて思いやりのある性格とか書いてあったけど、そういう性格でも結果的に犯罪は犯す、というのが人間の不可解さでもあるので、吉野の公式の温厚というのも、温厚であっても犯罪は犯す可能性がある、ってことなんでしょうね(公式がそこまで考えてないとは思うけど笑)

ユヅキ誘拐事件後、あまり日にちをおかずにミサキが誘拐される。
その誘拐犯は、東堂によれば真犯人であると
ミサキが誘拐された原因としては、ミサキ自身が何かコハル事件について知っていること、それを真犯人に知られて誘拐された、とか

もう一度、吉野犯人説について、阿久津家に葛城と行った時に、何かあればわたしの方にと吉野が名刺を渡していたけど、それを渡したのはミサキの両親だったと思うけど?

ミサキが吉野を見て何かに気がついたのかまだ明らかにはされてないけれど、ミサキがコハル事件について何かに気がついて誰かに連絡を取るとしたら
警察に連絡するとしたら自分が名刺を持ってる葛城しかいないのでは?

この辺はビデオでもう一度確認しようかな、と思います。

確認してみたけれど、吉野が名刺を渡したのは阿久津夫妻にだった。
ミサキはそれより前に葛城から名刺をもらってますね

吉野犯人説だと、阿久津家でミサキと会ったときのミサキの素振りがおかしかったので、不審に思い、コハルとの共通点を思い出して、それがばれるのを恐れてミサキを誘拐した・・・のか
いずれにしても、5話を視てたとき違和感感じて、吉野の阿久津邸訪問の際のことを書いた記憶があります。
あの時の疑問というのは、吉野と葛城が自分の家に来ているのを見たミサキが、そのあと自分の部屋でタブレットのコハルファイルを眺めているシーンになった。
ミサキが葛城に頼まれたのは、トモカ事件で思い出したことがあったら連絡してくれと名刺をもらったことで、もちろんコハル事件のことを葛城は話していない。
それが、吉野&葛城コンビを見た後で、どうしてコハルのファイルを見ようとしたのか疑問に残った・・とか書いた記憶があります。

そういえば8話で阿久津夫妻が警察に通報したときに、吉野ではなく葛城に電話してた。
阿久津が持ってるのは吉野の名刺で、ミサキが持ってたのは葛城の名刺
なぜ阿久津は吉野ではなく葛城に連絡したのか
ミサキから葛城の名刺を預かったのか?

阿久津がミサキから何か話を聞いて葛城の名刺も預かったというのならわかるけど、この辺の経緯が不明です。

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思い起こせば、この物語のスタート、トモカ事件で、話が進むにつれ登場人物のアリバイが明らかになり、その時点でアリバイ不明と考えられるのは鈴間くらいしかいないよね、という展開になった。
それが8話の東堂の告白で、計画した主犯=東堂で、実行した共犯=鈴間の二人組だった。
2人組なら片方にアリバイがあっても、もう1人で事件を起こすことができる。

今回のミサキ事件、誘拐が実行された際の各登場人物のアリバイは不明が多いけど、その後、ミサキ誘拐犯からの連絡時に、アリバイのある者を消去してみる。
警察は複数での行動、本部に詰めている者などがいると思うので、警察以外でそういうアリバイ描写のない人物は備前、ですね
あとは8話に至っても登場してこない東堂妻のアキ

この二人に関しては、8話に登場もしてないので、単独で誘拐実行もできる。あるいは誘拐の実行や交渉を行う共犯者という立ち位置にもできる。

コハル事件も二人以上の共犯で実行、ミサキ事件も同じように実行すれば主犯にアリバイがあっても可能ですね

ただミサキ事件の共犯者をアキにすると、コハル事件の真相はやはり狂言??
あるいはアキが真犯人から脅されてる(東堂と同じように)ということも考えられる。

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というわけで、今日はいよいよ9話

考えてみると、東堂の妻アキがどうしても話せないことって、やっぱりコハルちゃんのことでしょうね。自分のことなら何とでもなるだろうけど、コハルちゃんのことだったら話せない。

今夜はどんな展開になるのかな?

そういえばMER劇場版の撮入も近いのか、もう入ってるかわからないけど、たぶん三輪くんはこのまま音羽先生の撮影に入りそうです。
髪がずいぶん短くなった、ってか今の髪型、すごい似合ってて好きなんですが(^^♪

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9話視聴済み。来週は最終回ですね

今回はこれまでの事件について、警察内部の状況も一緒に情報整理が出てきました。
現場でのハルト拘留のシーンとか、東堂の逃亡も緊迫感あって、見つかりそうな東堂をかばって自分が捕まる鈴間の演技もよかった。
あと警察でのやりとりシーンも臨場感あり。わかりやすく迫ってきました。

とりあえずいつものようにスピーディで付いてくのにやっと?で考察とかするヒマがなく笑

さて、今回よくわかったのは、警察内部での葛城や日下部、吉野たちの立ち位置など、やっと最終回前にして、かなり具体的に描かれてました。
特に葛城に関しては、5年前のコハル誘拐事件に拘る理由や東堂と葛城の関係性、現場一筋で手柄より真相を追求するという刑事魂が、あのこわもての迫力でよく表現されてました。千秋さまが・・・あの美しかった千秋さまが(何回目)

まあずっと葛城犯人説もあるよね、と思ってたわたしなんですが、今回の葛城からハルトへの告白などさらに深読みしてさらなる逆転、って感じで回収するには残り1話だと厳しいし、額面通り受け取っていいのかな、とも思います汗
今回の葛城の推理は今までの流れを整理し明らかにする役割を担ってるので、それ以上の深読みしても整合性つける時間もあまりないのでは?

というわけで、その辺の葛城の言動、大筋では納得なんだけど、細部で引っかかるものはある。

まずは9話の序盤で、ミサキが自ら脱出を試みた理由について、葛城が母の心臓疾患を心配して脱出したのだろうと自分の推理を述べる。
理由には納得だけど、どうして葛城がミサキの母の心臓疾患のことを知ってたのだろうか。
ご丁寧なことに、葛城がこの推理を披露する際に、誘拐されたミサキと話をする阿久津夫妻のシーンが流れてた。

ストーリー的にはミサキ誘拐後、阿久津たちがミサキと一言話をさせてほしいと犯人に頼み、ミサキと会話した時にミサキが母の心臓のことを一番に心配してた。

この時、ミサキの話聞いてたのは、阿久津夫妻とハルト、犯人しかいないんですよね
どうして、葛城の推理がミサキ脱出の理由が母の心臓が心配でに繋がったのか、疑問です。阿久津家を調べる際に情報を入手したとか、心労で入院したミサキ母のことを知ってとか、警察側で推理するのは葛城だから、とも考えられるけど

葛城さん、いつ知ったの?もしかして?と思ってしまう。


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