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2007.10.02
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カテゴリ:
大型犬OKコテージ 専用温泉 乗り物も快適に


 旅先ではマナーを守り、ペットの健康管理に留意して思い出深い旅にしたい。

 山梨県北杜(ほくと)市の宿泊施設「八ヶ岳わんわんパラダイス」には、犬と一緒に泊まれるコテージが40棟並ぶ。森の中に5000平方メートルのドッグランがあり、思う存分遊ばせることもできる。2001年4月にオープンし、今は1年間に延べ1万5000人が利用する。「1棟すべてを使えるため、ほかの宿泊施設を利用しにくい大型犬や複数の犬でも余裕を持って泊まれるのが、人気につながっています」と、同施設の滝沢秀次郎さん。宿泊料は、中・大型犬ならば1泊2000円。

 JTBでは、こうしたペットと泊まれるホテルや旅館の宿泊プランをまとめた「ペットと泊まれる宿」という旅行商品を販売している。同社広報室では「飼い主は自分のためというより、ペットのために旅をする傾向が強い。ペットのストレス発散などにつながる施設があるホテルや旅館が人気が高い」と話す。

 日本旅行でも、「旬感満彩」シリーズなどで、ペットと泊まれる宿を明示している。その一つ、静岡県東伊豆町の「稲取東海ホテル湯苑」では、犬専用の温泉の付いた宿泊施設を備えており、愛犬を湯船に入れることができる。お泊まりコースは小型犬で4200円。

 交通機関もペットとの旅行に対応している。日本航空の「ペットとおでかけサービス」では、ペット用に空調をきかせた貨物室で、ケージに入れて運んでくれる。東京―大阪では1ケージ3000円。全日空の「ペットらくのりサービス」では、北海道と沖縄に限ってレンタカーの利用もできる。

 JRでは、同社の定める大きさ以下のケージに入れ、ペットと合計で10キロ・グラム以下なら、普通手回り品切符(270円)で乗車できる。

 JTBが今年6月に行ったペットとの旅行についての意識調査(有効回答1848件)では、ペット愛好家のうちペットと旅行した経験があるか、行きたいと答えた人は65%。家族同然に考え、旅行にも一緒に出かけたいと考える飼い主が増えているようだ。


 ただし、ホテルや旅館では、ほかの宿泊者もいるため、マナーを守ることが大切。旅行サイト・楽天トラベルのコーナー「ペットと泊まれる宿予約」(http://travel.rakuten.co.jp/index_pet.html)では、〈1〉宿に入る前にブラッシングをして、足をふく〈2〉廊下などではリードを付ける――などをまとめていて参考になる。

 旅先ではペットが“迷子”になる可能性もあり、個体識別番号の書き込まれたマイクロチップが役立つ。最寄りの保健所などに保護された時に確認しやすい。

 動物病院を展開する「AHBグループ」の獣医師、小倉政光さんは「長い移動や環境の変化でペットが体調を崩す恐れがある。事前にかかりつけの獣医師に相談し、緊急時のために現地の病院を調べておくことが必要」と話している。

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最終更新日  2007.10.02 20:40:34


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