福井県民国~for maniac people~

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不可解殺人



 私はどうやら気絶していたらしい。たしか友達と歩いていた時に白い服を着た大きな生物に襲われたんだ。友達は無事なのか。しかし起き上がるとそこには無残な光景が広がっていた。
 親友の一護の腹には三本の鉄杭が刺さっていた。
 留学生のショコラちゃんは顔を見ることもできないくらい丸焦げで、真っ黒になっていた。
 同じく留学生のヴァニラちゃんは黄色い液体をかけられて、体のあちこちが溶けていた。
 友達三人が死んでいる現場を見て自分の身に危険を感じたその時、頭上から何かの気配がするのを感じた。見上げるとそこにはこの前襲われた生物と同じくらい大きい生物が口を開けていた。叫び声を出すことも無く、残っていた男は餌食になった。するとその大きな生物はしゃべり始めた。

「あ~やっぱりここのデザートが一番だな」
その生物の前にある皿には、フォークが刺さったイチゴ、チョコレートショコラ、バニラアイスのカラメルソースかけが残っていた。

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