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カメルーンの旅 中央アフリカ旅行記
―― 天使が微笑み 悪魔が囁く ――
それはそれは、大変木枯らしの吹く日でした―――。
「せ、先生・・・・・これって・・・もしかして、もしかして・・・整形外科じゃなくって、あっちのほうでしょうかぁ~(泣き顔)?」
アタシは仲間に抱えられて、ほうほうの体で診察室にたどりついていた。
来たくなかった病院・・・・・。
ここだけはカンベンして欲しかった病院・・・・・。
「だって、安くなるんだろ?」
おめ~~らそういう問題じゃねぇ~~~。
若い医師の背後に立つ同級生の看護婦が笑いをかみ殺している。
アタシはこいつを殺してやりたい気分だ。
なんでって・・?このオナゴは、アタシの診察券を見るや否や地下にいる妻をいち早く呼びに行ったのである・・・・・。
そういうわけで、瀕死のアタシの背後で鬼の首をとったかのような顔で魔女は仁王ダチだ。
二日間アタシが立つこともできなかった左足のふくらはぎを押さえながら医師の沈黙。
――も、もったいぶらんと、はやく言うてくれぃ~~。覚悟はもうできております(泣)。せ、せめて、アタシの後の鬼を追い出してくれんかなぁ~~・・・・・(泣)あんた勤務時間中じゃなくって・?・・減給よ!(泣)・・・・・。
「・・・・ああ、痛風ねぇ・・・・・・なにか心当たりあるんですか?」
「あのですね、実は先生、30年この方トンカツが一番の大好物でして・・・・・・・・・・・・・」
「でも先生・・・・・ここ最近は地元のほら、焼き鳥と言って足の腿揚げがあるじゃないですか?これが最高のご馳走にとって替わったのです。塩のみまぶした素揚げ、熱々、骨付きジューシーな肉汁(肉質)、皮のとこ与えておけばご機嫌さん♪です。ウルサイですか?
ザンギもいいですよね(※ 鶏の唐揚ですが、パン粉をまぶして揚げるご当地名物です)。ただしパサツイタ白身だと暴れるので注意。あるお持ち帰りの懇意な店では「持ち帰り注文?まるくん?またテバサキだけ?」などと辟易されております。これで、高級ワインからテーブルワインまで、泡盛の古酒から安焼酎。ベルギーのテンプルビールから発泡酒まで。
高級アイリッシュから和イスキー(笑)まで。なんでも、ドンドンいけちゃいます♪あ、脱線しそうでした・・・・・・。足の腿揚げの説明でしたよね?先生っ♪」
「・・・・・・・・・・・い、いや、いやもういいですよ(苦笑)。これはただの靭帯損傷でしょ?どうしてなったか記憶にないですか?」
「さぁ~~・・・・・?あっ、サッカーをやっておりまして、久方ぶりにしたので、痛めたのかな?」
「ああ、サッカーを・・・?」
「先生、一応血液測ってみましょうか?」
間髪いれず、背後から聞きなれた、とても聞き飽きた(笑)声がする。
ほらきた!だから、はやくこの女追い出せというのに!そして、ほぼ同時に医師の背後の女がたまりかねたように噴出し笑いころげた。
う、動けるものならけり散らしてやるところだわ・・お、おまえらなぁ~~(大泣)・・・。
まさか、まさかではあったが一応安堵した。
しかし、この痛さはハンパじゃない。
結局、杖を借りて地下の検査室へ降りた。
妻に血を抜きとられた人、この世で何人いるのかしら・・・・・?
アタマはまっ白だった。
で・・・・・医師曰く、「判定は、限りなく黒に近い灰色ということですね」
アタシは犯罪者か???
石膏で足を固められながら、アタシは気がかりでしょうがないことがあった。
「・・・で、先生・・・再来週から、ちょこっと、旅行の予定なんですが・・」
「え?スキー旅行とか言うんじゃぁないでしょうね・・・?」
「先生冗談きついわ(泣笑)。たんなる旅行ですよぉ~~」検査終えて、またまた付き添ってきた鬼妻を横目で見つつ、祈る気持ちだ。
「移動は歩くこともありますか?」
「あります、あります!・・・・・・・で!?どうなんでしょうか??」
「靭帯ですからね・・・安静にしていて回復するのが2,3週間ですけど・・・どこへ旅行ですか?」
「え~~と・・・外国です・・」
「えっ!????」看護婦まで、揃えて言わんでよろしっ(怒泣)。
「研修かなにかですか?」
「遊びです!!!」あっ・・・またまたアタシの後ろの鬼が口を開きましたか・・・・・あ、あなた、白衣の下の、ずいぶん大きくなったお腹さすりながら言わないでくださいます・・・・・(泣)。
「もうすぐ生まれるんでしょ?」
今度は後ろの鬼め、看護婦、うるさいっ!(怒泣)。
あんたら鬼のやりとりに先生、あきれ顔じゃないかっ(違だろ)。
・・・・で、回復の状況を待つ、というありきたりの診察と湿布と痛み止めを処方する、ということで長い長い一日が始まり、終わろうとしていた。
「・・・で、どちら方面へ行くんですか?」
「・・・・・・エムボマって知ってますか?」
「え?!」
だから、看護婦も口揃えんでよろしっ!!
「どこですか?それ?グアム??」
「・・・・カメルーンです・・・・」
「えっ!!???」今度は先生まで、三人同時に叫ぶなっ!!
「どのくらい?」
あ・・・・・ついにその質問ですか・・・
「・・・・・・2週間くらいだったかなぁ~~(オトボケ笑)」
「えええええっ!!?」
は、ハモルのも上手になりまして・・・・・・(涙
あ・・・・鬼さんには「ちょこっとバンコクでモニョモニョ」と、告げてましたっけ??
あそこ、経由地だからあながち嘘ではないのよ、いいのよねん・・・・・。
医局でクスリをもらうとき、事務局で支払いをするとき、冷ややかな視線があちこちから向けられていた。そして、仲間どうしでささやきながら、クスリと笑うのだ(シャレではありません)。こ、殺しておけばよかった、看護婦め。
サイアクの一日の終わりと始まりだった―――――――。
「で・・・・センセイ♪自宅療養の診断書をお願いしますね♪」
結局、アタシは1週間自宅療養し、しかしながらいっこうに足の具合がよくならないまま、そのまま旅立っていった。
カメルーンへ―――。
―― アフリカの水を飲んでから3年、成就した家庭内家出 ――
それはそれは、大変木枯らしの吹く日でした―――。
「パパ、大丈夫?」
心配そうに、幼稚園年長組に通う長女とも来年入園を控えた二女が尋ねてくる。
もうひとり―――。
もうひとりの、ママのお腹にいる赤ちゃんは何も言わない。当たり前か。
かわりに(?)妻は「もう帰ってこんでよろしい!」
いつもの常套句だ。
「もう遅刻するから行くね」
「つばきが咲いた庭で家族揃ってパパをお見送り記念写真♪」というアタシの思惑をあっさり却下して、余韻も情緒もなく去っていった。
もう少し詳しく書くと、わずか300メートル先の職場なのに買ったばかりの新車エスティマに乗り込み去っていった。
一方アタシはというと、今は山間部の職場に通っているが、いつもは3キロ先の町中の職場に彼女が再就職祝いにと義姉からプレゼントされたはずの赤チャリで通っているというのに。
雨の日も風の日も・・・・・・。
それに、彼女はいつも仕事を終えて家にまっすぐ帰ってこないことをアタシは知っている。
彼女について知ってる2・3の事情―フランス映画みたいだな(笑)
もうすぐアタシは旅発つ。
どこへ?って職場じゃないよ。
アフリカだよ。
カメルーンだってば。
―えええええええっ?冒頭にさりげなく注入しておいた妊婦さんを置いて?よくもまぁ・・・・・―
そう呆れずとも、そんなツッコミは自分でしておきましたもの。
そんなことより聞いてください♪
足の靭帯損傷・・・・・全然治ってないみたいなんです(涙も枯れて)。
木枯らしにはほんとつらいものがあるのですよ。
トイレへ立つのも赤ちゃんみたいにハイハイなんですよ。
住まいが2階なんですが、自宅で療養中はずっと階段を降りられないまま。
―ええええええええっ?そんな状態でよくもまぁ・・・・・・勝手にすれば!―
はいはい、これも承知のうえ・・・・・・承知とか、そんな問題ではないですか?
場当たりではなく、ケニア以来の悲願の旅のため、入念な計画と緻密な懐柔(誰にだよ)と誠意ある奉仕を(誰にだよ、何のことだよ?)積み重ねてきて、いよいよあと2週間というところで、体がこのような状態で悲鳴をあげてパンクするとは夢にも描かなかった。
どうしてこう、呼んでもいないのに悪魔がつきまとうのかしら。
家の庭で二人の子どもの肩を抱いて満足そうにニッコリ微笑むパパ。
そんな、アットホーム(を演出した)な一枚のスナップ写真。
思い返す庭の竹―――そう、七夕のときの竹だ。
―お星様へのお願いごと―
妻を見送ったあと、長女が祖父の自転車に乗って幼稚園に通園するのを見送ったあと、いよいよアタシは成田へ旅たちだ。
長女はうらめしそうな顔をする。
それは二女の「空港でパパがパフェ食べさせてくれる言うた」情報である(笑)。
「あんたその足じゃあ、空港まで大変だろ」
というわけで祖父祖母が地方空港まで車で見送ってくれることになっている。
―空港までは大変―もちろんそうなのだが、そのあとのカメルーンまで、あるいはカメルーンそのものの旅はどうなのか?という問題なのだが、そのあたりツメが甘い家族たちである(笑)。
入念に捻挫用塗り薬とサロンパスそのうえにサポーターをし準備万端。
体調そのものはちっとも万端ではないのだが、とにもかくにも出発である。
地方空港では、今度は二女が元気がない。
「ワタシ、注射してないけん、アフリカ行きとぉ~~ない(涙)」らしい(笑)。
パパはひとさらいですか?(笑)。
さまざまなひとびとの想いを胸に(?)、アタシは旅立った。
―― 旅のフンだよ、フンコロガシの旅は冬空・・・ ――
それはそれは、大変木枯らしの吹く日でした―――。
羽田空港ビルへ入る自動扉は開閉するたび強風で煽られていて、付近は危ない状態だった。
羽田空港は大きく様変わりしていた。
空港施設全体がメンテナンスしたみたいだ。その名もビッグバード。
ビッグバードとは洒落ているが、足の痛さは洒落にならない。
到着ゲートからファッションビルにたどりつくまででも大変だった。
スーツケース運ぶの、地方空港では4才の娘にまかせきりだったしな(苦笑)。
ガレリアの5階までエレベーターでたどり着くまで、長い時間と脂汗を大量に流し、右足の左甲はますます腫れ上がるような気がした。
気がしたんじゃなくて、腫れてるよ、おいっ。
とても重たい気分のまま、黒ビールとまずいカツカレーを半分食べて、早々に成田へ発つことにした。
大好きなカツとカレーの融合。だのに―――。
まずいカツとまずいカレーの組み合わせは最大公約数の不幸だ。
年平均よりはやく春一番が吹いた東京も、まだ2月のおとどめを残し、木枯らしというよりビルの谷間風がやけに冷たい。
リムジンバスのなかで急に尿意が訪れる。急に、だ!!
アタシの旅はいつもこんな風にはじまり、こんな風に終わる。
たとえば・・・・・・・・。
秋の夜長、ちょっと甘くせつないメロディを口ずさむように、振り返ってみよう――――。
―― いまだ旅は半空(なかぞら)で ――
一日一日、一食一食に命をかけるアタシ、としては大失敗だった羽田空港でのお昼のカツカレーと違い、夜も足痛であまり冒険できなかった成田空港(というより、第一空港北ウィング、あんまり選択肢はないのですが)、豚肉しょうが焼き、なごみました、おいしかったです。
―あなた、日本を旅発つときはいつも豚系ですか?―
そうですよ!(エッヘン)。
トルコ、モロッコ、イエメン、ケニア、エトセトラ♪アタシの旅のはじまりは、いつもはトンカツですたいっ!文句ありまして?
永い永い成田空港であった。
スタスタ歩くことができないつらさ、理不尽さ。
世界中が、まったく「国際障害者10年」が聞いて泣くようなバリアフリーへの無神経さ、ノーマライゼーションの精神のなさ、にぶつけようのない怒りに煮えたぎっております。
もちろん、それを八つ当たりといいますが。
―いえ、そもそも体調不良で自らが招いた災難でしょ―
わかっております。
そろそろ集合時間です、まいりましょう。
ここにいたるまで、今日の日を迎えるまでとにかく長かった。つらかった。耐え忍んだ(涙)。
いまだ、旅は半空だけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
で、今回はコテコテのツアーです。しかも駆け込み寺も同然で。
―――そもそも、今回―アフリカの水を飲んだ者はアフリカに帰る―の精神に則れば、アタシのめざすべきアフリカはタンザニアのザンジバル、キリマンジャロ、ケニアのケニア山など、のはずでした。
しかし、入念な準備を整えた年の暮れ、代理店からドタキャンが。
あせりました、あせりましたよ。
それならば、と翻ること十数年、行きたいところ(行きたかったところ)を洗いざらい列挙しました脳裏のなかに寝る前の夜。
翌日、めざめたときには西アフリカ、マリへ渾身一滴の焦点を当てました。
しかし、こちらも想うようにことが運ばない、2月はすごい雨期らしく人気がない。
アルジャリアのタッシリ・ナジェールやタマンラセット、グランド・エルグ・オキシデンタル(大サハラ砂漠)、ニジェール、セネガル、モーリタニアのヌアクショットほか、ナミビアの○、ボツワナの○、そしてイエメンの旅のあとから最も渇望しているのがスーダン、ケニアの旅のあとから最も渇望しているのがザイール(現コンゴ共和国)である。
残念ながら両国は内戦状態で退避勧告という最も重い外務省の危険情報発出中、ほぼ絶望的だ。
ああ、いつも嵐を呼んでしまう男、なのだ―――。
で、集合した北ウィングBカウンター前である。
―ワ、ワ、ワーオーゲーオーワーオーゲゲゲオー・・・・(意味不明)―
「こ、今回は、あ、あんまりいい出会いは期待しちゃだめそうだな(苦笑)」
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