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リンガラ軌道期
暗い、陰惨な世情をよそにどこまでもどこまでも甘く、けだるく、そして優雅なリンガラ。
1997年、5月、32年間にわたり腐敗のかぎりを尽くしたモブツ政権が武装組織を結成したカビラにより追放され、新生コンゴ民主共和国が誕生した。 しかし、独裁という体制はカビラもモブツと何ら遜色なく、大統領のツチ系人軽視に反旗を翻したのがツチ系バニャムレンゲ族だ。1998年、再びコンゴ(旧ザイール)は内戦状態となった。カビラ政権をアンゴラ、ジンバブエ、ナミビアが支援し、反政府勢力をウガンダ、ルワンダが支援した。また、反政府勢力の背景にはブルンジの存在も指摘され、タンガニーカ湖を挟み国境を有するタンザニアは常に緊張状態だ。モブツが逃亡先で死亡したが、受け入れたのはモロッコだ。 紛争は「アフリカ大戦」という様相で、一時反政府勢力が首都キンシャサまで迫るが、政府軍が押し返し、コンゴ西部を政府軍が、そして北部と東部をそれぞれ3つの(!)反政府勢力が支配下に置き、常に拮抗した状態となった。そして、なかなかニュースソースに載らないことだが、アタシたちは目をそむけてはならないのがこの大戦の間、民衆同士の部族間による大量虐殺が幾度も繰り返されてきたことだ。 国連、アフリカ統一機構、みかねた南アフリカのマンデラ大統領が奔走したが、事態はさらに深刻化、拡大化した。 1999年、ようやく紛争当事者による休戦調停が調印された。しかし、その協定は幾度となく破られ、人種差別を越えた人種差別という虐殺は今なお、コンゴの、あるいはコンゴの外でも、今日においてもどこかの森林地帯の村で繰り返し行われているはずだ。 不透明で出口の見当たらない状況のなか、こんどはカビラが大統領宮殿で、ボディーガードに撃たれて倒れるニュースが飛び込んできたのが、2001年冬のことだ。【2001年1月18日。コンゴ大統領カビラ暗殺?アフリカ大戦、再び混迷へ――――。】その記事が目に飛び込んできたのが、アタシが捻挫をおして、カメルーンへ向けて日本を飛びたつ3日前のことだった。アタシは、1998年ケニアで、はまりにはまったリンガラ音楽に浸りきる旅を渇望し、その矛先に定めたのがカメルーンだった。アタシたちを乗せたカメルン航空は、ちょうどパリでの親善試合を終えて凱旋するエムボマらカメルーン・ユニオン・サッカーチームも同乗していた。首都ドゥアラに夜間外出禁止令、及び厳戒態勢令が布告されたのは、アタシたちの飛行機がシャルル・ド・ゴール空港をドゥアラへ向けてまさに飛びたたたんとしていた時刻と同時刻であったことを、後に知った―――――。
ルウェンゾリ山の氷河の雫から始まり、悠久からとうとうと流れる大河、ザイール川。それを取り囲む、西ヨーロッパがすっぽり入ってしまうほどの濃緑の原生林。その圧倒的な自然のなかで、人々は蠢き、慟哭し、欺瞞に満ち溢れながらも、その自然に溶け込みながら暮らす人々の顔もある。ジャングルに忽然と蜃気楼のように姿を現す熱気と混沌の大都市、キンシャサ。アフリカ大陸がこよなく愛する、リンガラ音楽が街中に溢れ、通りという通りでは、ベルギー仕込みのPURIMUS BEERの栓が抜かれ、その音までもが、リンガラの音色を彩る。うだるような日中に、明日食うものすらありつけない様でも、無邪気で素直で屈託のない笑顔だってある。男も女も老人も子どももおばさんも物売りもこそ泥も不具者も、踊って一日を終える。明日も踊って暮らす。それもザイールの顔だ。ザイール川下流部にあるキンシャサ。人口450万人にのぼるアフリカのパリと謳われたビジネス街の栄華も、度重なる内乱と暴動で、廃墟同然のビルも連なり、その面影を偲ぶことすらできない。 しかし、ダウンタウンの町、マトンゲ地区は対照的に熱気に満ち溢れている。カサブヴ通りとビィクトワール通りが交差する通称ビィクトワール広場は最も華やかで賑やかな中心地だ。 日暮れ時ともなると、ビィクトワール広場には様々な屋台が軒を連ねる。キャッサバを練って蒸したフーフー。キャッサバの葉を杵でついてから魚や肉の出汁で煮込んだポンドゥ。豆を煮込んだマハラギ。キャッサバを蒸した餅のようなクワンガ。これをソジャ(きなこ)と砂糖、魚醤をつけたり、カランガというピーナッツのペーストをつけて食べる。刻みネギをすり込ませて焼いたアジ。ナマズ。フランスパンのサンドイッチ。濃厚な味のゆで卵。キャッサバの葉をくるんで蒸し焼きにしたモツの煮込み。肉の串焼きともなると千差万別だ。牛、鶏、カモシカ、ワニ、カバ(!)、野ネズミ、オウム、チンパンジー(!)、ゴリラ(おいおい!)、なんと国の象徴でもある珍獣オカピまで!!!!!!!サルの燻製はマカコと呼ばれ、日常食だ。 それらの屋台のあちこちからモクモクと煙が立ち昇り、裸電球に飾られた路地は一種の日常のなかの「ハレの日」となる。路地という路地からリンガラ音楽が流れる。そして、人々は各々好みの食を買い込み、バーへ向う。バーといっても路地のいたるところに並べられた椅子があるだけだ。しかも、メニュウは冷えてない例のビールのみ。ここで大音量の最新のリンガラ音楽が流れる。最近では、出稼ぎによるパリ経由のリンガラのほうが人々の憧れであるようだ。そのうち、誰彼となく、お気に入りの曲に合わせて踊り出す。通行人も、物売りさえも加わり、いつしか聖なる夜にかわるのだ。こうして、今晩も明日の晩も、祭りの夜が更けていく――――。
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