まるくんな家族たち♪その四

まるくんアンパン


2002年12月25日




LIFE OF DESEMBER (私の話を聞いて)
私たちの、大切な一瞬のきらめきーーー。
そして--------------。

 わんわんが輝く瞬間。
私たちの、一粒の涙が星屑になる瞬間。
星のまたたきのように、青空に吸い込まれるように、ほんの一瞬のために、この一年間、歯をくいしばりがんばってきました。
 彼女が、ピカピカの一年生のランドセルをしょって、はじめてもらって帰ったプリント類に「児童劇団勧誘」のチラシが織り込まれていました。
【一緒に、歌って、踊って、楽しもうよ】
彼女は母に何げなく、
「アタシ、したい」ともらした瞬間から私たちの彼女の、すばらしい「もうひとつ」の旅たちの瞬間、芽生え、でありました。
きっかけは、大好きなプチモニや「天才テレビクン」の影響が多分にあったのでしょうが、彼女の選択に委ねることにしましたが、たった一つの、そしてもっともキツイ条件は、「他のこともやりぬくこと」。
私たちの旅立ちはこうして始まりました。
 週休5日制の子供たちの「居場所」を模索しながら、地域公民館を拠点にはじまった劇団ですので、何から何まで手作りで保護者も共に努力してきました。
今年はチーター父さんも仕事や家業に我が地域のことや園の役やら、何かと多面の顔を保持しつつ、劇団にもっとものめり込んでいったのは、情熱は、わんわん以上でありました。より多くの方に感動を分かち合いたいと、町をいくつも越えて学校や施設などを奔走し、自ら進んでポスターやチラシも作成しました。
何度も手直しの要望にもめげずに・・。

 さて、幕があがります-----------。
静かにおごそかに、この瞬間を待ちましょう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 さて、みなさん。
前回は、「自然な」基本的人権をお伝えさせていただき、それを私からの宿題とさせていただきました。
「生まれながらにして人権がある」のくだりを、どうお考えですか?
生まれたばかりの赤ちゃんにも、私たちと同じ権利があることに、思いいたりましたか?
そうです、子供たちとて、大人の権利と平等なのです。
1989年、国連で採択された「子どもの権利条約」から紐解いてみましょう。
権利条約には、子どもの人権を考えるうえで、もっとも重要な4つの原則の柱があります。
簡単になぞってみましょう。

1 子どもに対し、いかなる差別、権利を尊重し確保する「差別撤廃」の原則。

2 子どもにかかわるすべての活動において
その活動が公的あるいは私的な公共機関によってなされたかどうかを問わず、子どもの「最善の利益」が第1次的に考慮されるとする「最良の」原則。

3 すべての子どもが生命への固有の権利を有することを認め、可能なかぎり生存、成長を確保する「生命尊重の」原則。

4 自己の見解をまとめる力のある子どもに対して、その子どもの影響を与えるすべての事柄について自由に自己の見解を表明する権利を保障する「子どもを権利主体として承認する」原則。

いかがですか?
文章としてわかりやすいですか?
そして異存はないでしょう?
しかし、あなたがたに耳が痛くなる話をしなければ、後退してしまいます。

私たちは、大人のみならず、子どもたちに対しても同様に、広く知らせ、すべての子どもたちに具現化する足がかりとしなければ、それは「常に!貴方の絵に描いた餅」でしかありません。
 子どもたち自ら、自らの権利を自覚するのは申すまでもなく、私たち「大人」は、従来の古臭い「子ども観」を根幹から転換して、子ども最優先の原則に立ち返り、子どもたちの現実を知り、共に生きる道を歩みつづけ、より明るく豊かな社会の実現を図らねばなりません。
子どもたちも貴方と平等な社会のパートナーなのです。
あなたの転換から、はじまります。
ここでいう「子の権利」は「親の愛情」だの「責任」だの「「子の義務」などは一切排除してお伝えしています。
今一度申し上げます。
【生まれながらにして、固有の権利】をお伝えしているのですから・・・・・。


この言葉を貴方に捧げましょう。

「わたしたちの話を聞いて--------」


あなたは、子ども「たち」の話に耳を傾けていますか?

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 公演前のリハーサルに立ち会いました。
まだまだ物足りないのですが、もう涙にくれている人がいます。
アタシですよ、アタシ。。。。
・・・・・・・・って、くまくん、連れてきたのはいいけど、鼻水たらしながら舞台に駆け上らないでくださいます??
・・って
「バァッ~~~~~~~~!」
突進しない突進しない!!、お姉ちゃんたちにぃ~~~~~!

あなた、暴れる(笑)権利があるのね?
トホホホホホ。。。。。。。。(笑)



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2004 5/13

蛙も歌うよ・・・・「♪愛と勇気だけが友だちさ」『聴く』
 昨夜、3畳にも満たないベランダで夜風に吹かれていると、普段は気づかない近くの田圃から蛙の絶え間ない鳴き声が、春を、夜を、愛を情動を謳歌している。
 ふと、振り返ると、網戸越しに、蛙のように腹がつきでた(笑)、無表情のくせに口元だけは哀願するような愚息がビデオケースを片手に突っ立ていた。
胸にかすかな痛みが走りながらも、「負けたらアカンで・・」と自らに言い聞かせる。
 そのうち、風呂あがりの娘たちが上がってきた。
そしてアタシの存在など無視するかのように、
「クマ~~~~。観たいん~?1回だけよ?」
「ウン!!」
・・・・・・・おい!・・・息子よ・・・。
普段、気に入らないときは、すぐにそっぽ向くくせに、目を輝かせて!しかも相手に目線を合わせて!今!今!うなづきましたね???
それに娘たちよ!知ってるだぜ!!母屋の居間で「アリエル」のビデオ、今!今しがたまで観てたの・・・・・・・。
また!今夜も!いつもの!あの!ビデオタイムかいな・・・・オトホホホホ・・・・・・。
 ベランダで、もう一本、煙草に火をつける。
蛙たちのなりふりかまわぬ合唱の中、遠くで聴こえる深夜の汽笛のようにテーマソングが届いてくる・・・・。

――♪なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ――

ふぅ。。。。。。また、いつもの「アンパンマン」かいな。。。。。

――♪わからないまま、おわる。そんなのいやだ――

することもないいし・・・付き合ってやるか。
そのうち、妻も上がってきた。

――♪忘れないで夢を こぼさないで涙――

「・・・・・・・・・・・・・・」

――♪だから 飛ぶんだ どこまでも――

・・・・・・何回聴いても・・・自分のことみたいや・・・・・


――♪そうだ!恐れないで みんなのために――

「・・・・・・くまくん・・・・パパ・・またウルウルしよるよ・・・・・」

う・・・うるさい!・・ちょっと、ちょっとツボに入っただけや!!・・・・・・・・。

――♪愛と勇気だけがともだちさ――

あ・・愛と勇気だけが・・・だもんな・・・。

――♪あ、あ、アンパンマンやさしい君は――

・・・・・・・・・ウリウリ・・・

――♪いけ! みんなの夢 守るため――

・・・・・・・・(涙ホロホロハラヒレホロホロ)・・・・・・

「やぁ~~~~よかった!!感動したっ!!くま、タオル~!わんわん?!明日の準備は?ねずみ、テレビ消しなさいっ!!」

「えっ~~~~??!!」

よ・・四人同時に叫ぶな・・・・・・。


ほ、ほら・・蛙さんたち・・・・シーーンとしちゃった・・・・・・。


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2003年12月16日




やがて涙は星屑になり・・・―光と影のモザイク
とっても晴れわたった日曜日。


今日は、わんわんとねずみが所属する【児童劇団の公演日】♪

一年生からつづけてるわんわんはもう3回目、、、

お姉ちゃんの楽しそうな、お芝居や歌やダンスを観客席から

忸怩たるおもいで観ていたねずみも今回いよいよデビュー♪

二人は、天使の役なんですよ、ルン♪

ふたりの天使がアタシに微笑むわけです♪

天使が微笑むかぁ~~~~~♪、、、、、


だのに、、、、

だのに、、、、


んなぁ~~~~~~~んでっ###


アタシが企画運営する【人権フェスティバル】と

同じ日に、、、


公演があるんですか、、、、(ナイアガラの滝涙

もう、断然、至極当然、


仕事、、、、

やる気ありません、、

はやく終んねぇ~~~~か、、、、と、


んんんんなあぁ~~んでっ#アタシをこんなところに拘束するんだ!!??
、、、、、人権侵害やっ###


と、、、、、(涙


夜の公演にはやく駆けつけたい、、

そんな悪魔がささやく、一日でした(涙

涙 また涙

涙で世界が霞んでみえる

また、人生、、、


2003年12月18日




天使の純白の羽が舞う夜に――光と影のモザイク
みちにまよって ないたよる
いきさきそっと おしえてくれる
あなたがしめす そのみらいへ――
かぜはしずかに ながれていくよ
ぼくをつつみこんだ かなしみが
ふしぎに いまはいろあせても
きみはエンジェル あたたかなひとみ
なによりつよい じゅんぱくのつばさ
たかくてんにまう
どんなときでもえがおをみせて
どんなときでもあきらめないで
きみはエンジェル
そう ぼくたちのエンジェル
てんしのようなじゅんぱくのつばさ
はるかそらをゆく――

たったひとりの かなしいよる
そのてをそっと おしえてくれる
あなたがしめす そのことば――
そっとこころに ひをともすよ
きづかずにいた だれかのなみだ
ふしぎに いまはやさしくなれる
きみはエンジェル あきらめぬひとみ
だれよりつよい じゅんぱくのひとみ
はるかかぜにまう
どんなときでもあきらめないで
きみはエンジェル
そう ぼくたちのエンジェル
てんしのようなじゅんぱくのつばさ
はるかそらをゆく――



さて、、、
アタシたち家族の一年の集大成でもある劇の幕開けです―――。
アタシがここでお茶をヘソで沸かすより、、、、
もとい、、、、、^^;
お茶を濁すより、、、、
パンフの【あらすじ】を届けて、今日は静かに幕を閉じましょう――


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【ま~~だだよぉ~―三途の川の子ども会―】

命を大切に!
事故、病気、災難・・・etc、いつも時代にも繰り返される悲しい出来事。
子たちの世界にもそれがあります。
大人たちのちょっとした不注意や気ままな行動、そして自分自身の不注意。
どこにでも魔の手が潜んでいます。
現在マスコミで多く取り上げられている未成年者の自殺・・・一度きりの
人生、もっと自分を大切にして欲しい。
 舞台がはじまると、そこは死後の世界。天国と地獄の分かれ道。
三途の川の渡し場にいる四人の子たち。
次々と」やってくる子たちに、その行き場所を教えようとしている。
それに怪しげな二人の子たち?この六人の子たちとやって来る子たちが繰り広げる
物語・・・。心の底から訴える、泣き叫ぶ。
切なくて心に染みる一時間半。
あなたも歌にダンスにお芝居を通して、子たちと一緒に考えませんか?
今を精一杯生きるということを――。
4市1町の子たちが参加しています。
34人という大所帯、一人ひとりがスポットライトが当たるように―――
子たちの無限の可能性の手助けです――――
舞台狭しと躍動する子たちに暖かい応援と拍手を。
そして、いのちの大切さを家庭で職場で近所で話し合っていただければ幸いです。






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