園，小学～祝い事～
入園・入学祝いは、身内のみでお祝いをするのが一般的です。
品物を贈る場合は、園や学校での指定がある場合がありますので、
事前に両親や本人に確認し、華美なものは避けましょう。
入園祝いの主な贈り物は、通園バッグ、絵本などです。
入園準備品に必要なものを選ぶ場合は、園指定の有無を確認する他、
ご両親の趣味や子供の好きなキャラクターなどを確認してから選ぶのが無難です。
入園祝いや、小学校までの入学祝いには現金を贈ることは少なく、
小学校の入学祝いでは、ランドセル、学用品、学習机、文房具の他、
図書券や商品券、文具券などが主に贈られているようです。
中学生くらいになると、本人の嗜好もはっきりとしてきますので、
直接本人に欲しいものを聞いてみるのも良いですし、
好きなものが買えるように、現金、商品券、文具券を贈るのも喜ばれます。
入園・入学祝いのお返しは基本的にはしませんが、
本人から電話や手紙で必ずお礼を言いましょう。
希望に満ちた園生活・学校生活を送ることができるよう、
新しい出発を家族みんなで祝いましょう。
■金額の相場
＜親族へ贈る場合＞
保育園・・・３千円～１万円
小・中学校・・・５千円～２万円
高校・大学・・・１万円～２万円
＜知人、友人へ贈る場合＞
保育園・・・２千円～１万円
小・中学校・・・３千円～１万円
高校・・・５万円～１万円
大学・・・１万円～２万円
■のしの書き方
＜水引＞
紅白の蝶結び
＜表書き＞
御入園祝い、入園おめでとう、祝御入学 など
＊卒業就職祝い
学業を共にしてきた仲間と別れ、
社会人としての１歩を踏み出す卒業・就職祝いには、
現金、商品券、などの他、社会に出て役立つ品物が喜ばれます。
就職祝いのお返しは、例え親同士の付き合いでいただいた場合でも、
必ず本人から電話や手紙でお礼を言うのが社会人の第１歩としてのマナーです。
不安と期待で胸いっぱいのこの時期ですから、
家族みんなであたたかくお祝いしましょう。
■金額の相場
・親族、兄弟へ贈る場合・・・１万円～２万円
・知人、友人へ贈る場合・・・５千円～１万円
■のしの書き方
＜水引＞
紅白の蝶結び
＜表書き＞
祝御卒業、御就職御祝、御祝 など
＊成人式
成人の日である１月の第２月曜日には、
全国各地で成人式が行われ、子供の成長を祝い、
成年としての社会的責任を負う２０歳の若者を「大人」と認めます。
子供へのお祝いは、スーツ・振袖・フォーマルウェアなどが贈れらるケースが多く、成人式よりも前に準備し、これを着て式典に出席したりします。
成人式後の使用頻度を考慮し、これらの衣装はレンタルを利用して、
記念になる品物や現金、商品券などを贈る場合もあります。
一般的に贈られる品物としては、ネクタイ、時計、アクセサリー他、
社会人として役立つものや、解禁されたお酒などが贈られています。
子供の成長を祝うと同時に大人としての自覚を持たせる意味で、
家族でもお祝いの席を設け、成人の日を祝いましょう。
■金額の相場
・親族、兄弟へ贈る場合・・・１万円～２万円
・知人、友人へ贈る場合・・・５千円～１万円
■のしの書き方
＜水引＞
紅白の蝶結び
＜表書き＞
祝成人、御成人御祝、御成人おめでとう など
＊結婚祝い
結婚祝いは招かれた披露宴の受付で手渡すのが一般的です。
現金を贈る場合、四・九や割り切れる偶数は避けます。
４万円を妥当と感じ、３万円か５万円かで迷った時は
３万円を現金で包み、１万円程度の品物を贈るなど工夫しましょう。
のし袋の表書きも４文字の「御結婚祝」は避け、「御結婚御祝」とし、
お札は折れるなどの理由から折り目のない新札を使用します。
また、贈る金額に合わせてのし袋を選び、結切りの水引を用います。
さまざまな結切りの種類がありますが、
蝶結びの水引は解いて再び結びなおせることから避け、
二度と繰り返さない一生に一度の祝い事として、
結び目が解けない結切りを用います。
品物を贈る場合には、刃物や陶器、ガラス製品などの
「切れる」「割れる」を連想させるものはタブーです。
前もって希望の品物を聞いて贈るのがベスト。
縁起良く、喜ばれる贈り物で２人の結婚を祝福しましょう。
■金額の相場
・親族へ贈る場合・・・３万円～１０万円
・親族以外へ贈る場合・・・２万円～３万円
（地域・年齢等により異なる場合があります）
披露宴に出席しない場合は１万円を贈ることが最も多いようです。
■のしの書き方
＜水引＞
金銀・紅白の結切り
＜表書き＞
寿、御祝、御結婚御祝 など
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