ちょっぴりお得な生活豆知識

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2018年08月21日
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 「ラブライブ!」は、部活動としてアイドル活動をする9人の女子高校生の奮闘を描くメディアミックス作品群。アニメのみならず演じる声優が行うライブやスマホゲームなど多面的に展開されるのが魅力だ。

 シリーズ2作目に当たる「ラブライブ!サンシャイン!!」は都内を舞台とした前作と打って変わり、沼津市、それも市街地から離れた小さな港町である内浦地区が舞台の中心だ。

 彼女たちが通う高校や主人公の家などのモデルは同地区に集約されており、現地を訪れれば、アニメで見たままの景色が広がる。

 週4回は訪れるという東京都北区の宮城光さん(21)は「富士山があり、海もある。自然が豊か」と魅力を語る。風光明媚(めいび)な町並みを写真に収めながら仲間とともに自転車で沼津を巡るという。

■巡礼先が波及

 アニメが放送された当初、巡礼客の行き先は内浦地区が主だったが、現在はアニメ内で登場の少なかった市街地にまで波及している。駅南口にほど近い仲見世商店街でも巨大な横断幕を掲げるなど、街全体で歓迎ムードを醸成している。

 その草分け的存在といえるのが駅南口のあげつち商店街にある「つじ写真館」。いわゆる“聖地”ではなかったが、掲示用の黒板に巡礼マップをキャラクターとともに描いたことがきっかけでファンに認知されるようになった。ファンの寄贈写真で作るアルバムは37冊目に突入。写真を入り口にファンとの交流を深めている。

 写真館の峯知美さん(47)は同商店街振興組合の副理事も務め、キャラクターの誕生日を祝うポスターを各店舗で飾るなど商店街ぐるみの企画を展開している。「ラブライブをきっかけに(商店同士が)親しくなれた」と話す。

 市商工会議所が昨年5月に回遊性を高めるため始めた同作品とコラボした「沼津まちあるきスタンプ」も各商店の取り組みを後押し。加入店舗は当初の9店舗から一部市外を含む57店舗にまで増加。新しい店との出会いを創出している。全店をめぐり、コンプリートしても特に景品があるわけではないが、ファンの間では店探しのきっかけに使われている。市商工会議所の担当者は「おもてなしをしようという店はまちあるきスタンプをきっかけに誘客に成功している」とその効果を実感している。


【記事全文】2018年8月20日
人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」 ファンが静岡・沼津に殺到するヒミツ













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Last updated  2018年08月21日 09時22分53秒
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