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去年から牝馬戦線を牽引してきたダイワスカーレットとウオッカが不在のエリザベス女王杯。1番人気は一昨年の優駿牝馬と秋華賞を制し、エリザベス女王杯でも1位入線しながら降着となったカワカミプリンセス。その後は勝ち星から遠ざかり、怪我もあり、やっと復調してきての出走。今年の牝馬クラシックの2騎が夏を過ぎてから不調で、秋華賞のブラックエンブレムが参戦しないことから、カワカミプリンセスが断然の1番人気となりました。リトルアマポーラは、クイーンCで見せた末脚を期待されて今春の桜花賞で2番人気、優駿牝馬では1番人気だったのもの、結果が出せず、今回は武幸四郎騎手からルメール騎手への乗り替わりでしたが、ルメール騎手はテン乗りで見事勝利に導きました。JRAの騎手が差し馬の末脚をいかそうとしたり、無謀に逃げて負けているのに比べて、外国人騎手や地方から来た安藤勝巳騎手や岩田騎手は、差し馬が届かないレースが続いていれば先行させたり、逃げるにしても馬が勝つことができるペースをきっちりと把握して逃げているように思います。あるいは、レース展開を正確に読んで、そのレースに適したレース運びをする結果、逃げ・先行・差し・追い込みという概念に縛られず、馬が勝てる位置で走らせているようです。ルメール騎手やペリエ騎手がインタビューでよく「good position」と言っていますが、それは『このレースを』『この馬が勝つには』『この位置取り』でレースを進めるという考えで走らせているからであると思います。つまり、レースごとにコースや展開を考えて勝てる位置取りを考えているようです。JRAの騎手が『この馬はこういう脚質だ』と決め付けているのとは対照的です。外国人騎手以外にも、安藤勝巳騎手がダイワスカーレットを、客観的にはハイペースであるが、ダイワスカーレットには調度良いペースで走らせたり、安田記念で岩田騎手が差し馬のウオッカを前々で競馬させたのも、『逃げ』『差し』という概念を超えた走らせ方をした結果であると思います。馬の能力を引き出すのが実に上手い騎手たちです。そう簡単にできることではないかもしれませんが、JRA生え抜きの騎手も見習ってほしいと思います。
リトルアマポーラは、今後ウオッカやダイワスカーレットと対戦することがあると思いますが、果たして歴史的名牝たちに太刀打ちできるのか、今から楽しみです。
第53回 宝塚記念 2012.06.24
netkeibaPOG途中経過 コナブリュワーズ 2012.06.18 コメント(2)
netkeibaPOG登録 コナブリュワーズ 2012.06.15