障害の受容について



「障害」と考えると大きな問題ですが、どの親でも子どもに対して100パーセント満足ということはあまりないのではないでしょうか。「男の子(あるいは女の子)がほしかった」「こういう性格の子がほしかった」「なんでこの子はこんなにOOOが苦手なんだろう?」「どうして私に似て(あるいは夫に)ないんだろう?」

こういう「子ども本人にも親にもどうにもできないこと」を受け入れられるかどうかは、人それぞれ違うと思います。障害のある子をどうしても受け入れられないことだってあるでしょうし、長い長い時間をかけてようやく納得できる人もいます。
それも親の個性です。

大切なのは受容するかどうかではなく、親が自分の気持ちにどれだけ正直になれるかだと思います。どんな小さな子でも親のうそは見ぬきますし、敏感に感じ取ります。

「子どもの障害を受け入れなければならない」と自分を責めることは、障害を持つことよりもつらいのかもしれません。

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