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玄米食

桜
玄米のはなし




 我が家の話になりますが、玄米を初めて炊いたのは14,5年前になるでしょうか、その時は、1~2回炊いて終わりでした。それから、やっぱり玄米がいいという話を聞いては炊きしても、やりかたがまずかったのでしょう、おいしくなかったので長続きはしませんでした。

 本格的に始めたのは、赤峰勝人さん(大分県野津町 なずなの会主宰)と出会ってからでした。それまでの食事は白米を玄米に変えただけで、相変わらず肉や魚が中心でした。玄米はそれ自体優れた栄養価を持っていますので、肉や魚の副食で不足分を補う必要はありません。おかずは濃い目の味噌汁と野菜が一番合うのです。そんなことを赤峰さんから教えてもらって玄米食が定着していきました。

 それ以来、体が変化してきました。それまで風邪を引きやすく、引いたらいつまでも治らなかったのが、今は寝込むことがありません。そして、体がだるいということがなく疲れも残りません。これらは玄米食に変えてからです。

 玄米食で一番肝心なことは、体に良いという理由だけで食べないことだと思います。おいしいから食べるということでなければやめたほうが体のためにも良いと思います。

 我が家では、子どもは玄米を食べていません。最初は家族全員で食べていましたが、子どもがいやと言うので3分搗きにしています。時々、ぼくたちも食べますが、それもなかなかおいしいです。でも、やっぱり玄米のほうがおいしい。味に深みというか穀物のもつエネルギーが伝わってくるというか、体が喜んでいるような感じです。ためしに100回噛んで食べてみてください。何とも言えない甘くおいしい味になります。

 1 玄米とは何か
 玄米は何処でとれるんですか、そして何処に売っていますか、という質問をよくされます。玄米は米です。籾殻を剥いだままの黒い米。白米は粕と書きますが、玄米は玄人の米です。白米にする過程で出るのが糠です。ここにたくさんのミネラルが含まれています。わざわざ白米にすることで大切なミネラルを落としているんです。

 2 玄米がなぜ体に良いか
 玄米には命があります。水に浸ければ芽を出します。

 3 栄養価が高い
 玄米2合を白米にする際失われるビタミンB1は

 りんご 10キログラム
 キャベツ2キログラム
 ほうれんそう 750グラム

これは、ビタミンB1だけで比較したときのことです。玄米は優れた栄養素を持っていますので、一汁一菜で十分な食事ができます。玄米に味噌汁、漬物、あえもの、煮物を食べればこれらはほとんどがアルカリ性食品(玄米は弱酸性、白米は強酸性)ですから、万病を救うことになります。

 4 玄米の炊き方
 塩分(自然塩)を効かすこと。玄米一升につき大さじ一杯の塩を入れて炊く。これは、酸性を中和するためとミネラルを補給する意味があります。そして、ごま塩をかけて食べることです。かけないで食べていると肌から油分が抜けてかさかさになるそうです。

 5 玄米と農薬の害について
 無農薬の玄米にこしたことはありませんが、農薬がかけてあったとしても白米よりは良く、排毒作用があります。

現在は子どもと一緒に胚芽米を食べています。2種類作るのが面倒であるためですが、もし体の具合が悪くなれば玄米食に切り替えます。


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