今が生死

今が生死

2007.06.02
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テーマ: 結婚(622)
カテゴリ: 付き合い
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今、小子化が問題になっています。女性一人あたりの生涯出生数で計算されますが、結婚していない人も多く、その人達もカウントされます。つくば研究学園都市などで働いている人はかなり高齢まで独身の人が多いと聞いています。

男性でいい女性をみつけて結婚したいと思ってプロポーズしたけれど断られて、次の女性にも断られてもうこれ以上恥をかきたくないと結婚を半ば諦めている中年男性も多いと聞いています。

渡辺淳一さんは小説家で、男と女の機微を一杯書いておられ、自らも体験してこられた方ですが、その方が、その著「鈍感力」の中で「女は最初断るのは当たり前、そこで落ち込んで敏感に退くのではなく、鈍感に誠実と忍耐で好意や愛情を示していくことが必要である。一回断られてすごすご引き下がっていくような男は本気ではなかったのだと思う。女は再度アプローチしてくるのを待っているものだ」と書いています。

世の男性でこの女性の心理を知っていた人は何人いるでしょうか?私もこの歳になるまで、断られてもまだ脈があるということを知りませんでしたので私より若い多くの鈍感力のない男性は何回か断られて諦めてしまい、未だに独身でいるのではないかと思いました。男性が独身でいることは、その分女性も独身でいることになってしまいます。

若者の鈍感力のなさが、小子化の一因、いや根本ではないかと思っています。児童手当や育児手当、産休制度など様々な手当てもいいかもしれませんが、根本は心だと思います。若者が本気で結婚する気持ちを出して結婚して子供を生んでいくことなしに小子化の解決法はないと思います。

私の身の回りをみるに、おとなしそうな男性が早く結婚しています。それは女性が、この人なら言うことを聞いてくれそうだと目をつけて、女性からアプローチされた結果です。男性からアプローチした場合は、上記のように、一回断られたら2回目も女性は待っているのにすごすごと首うなだれて去っていくだらしない男性が多いのだと思います。

断られた後の2回目のアプローチをどういう形でするのか大変難しいと思います。勇気もいるし、恥も外聞もあります。それでも何もかも捨てて再度来てくれた人に女は心を開くものだと渡辺氏は述べています。

断られた腹いせに嫌がらせをしたり、つけまわしたりするストーカーは言語道断です。女の機微を全く知らない人です。愛情もなく、再度申し込む勇気もない恥ずべき人だと思います。

号泣と失恋の淵に沈んでしまう口でしたので、いまだに女心を知らない若い男性が多いのではないかと思います。渡辺氏の鈍感力を参考に誠実と勇気で再チャレンジして頂きたいと思います。

しかしケースバイケースですので、あまりしつこくして、ストーカーとして訴えられても困りますので、そのアプローチの仕方は、時間をかけて愛情と思いやりと誠実さと忍耐をもって自分の見えや外聞全てを捨ててじっくり考え実行していくべきだと思います。最後の勝利は思いやりと誠実だと思っています。

今回は男の側から書きましたが女の側からも同じだと思います。男心を知った上でつきあって頂きたいと思います。
ハート





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Last updated  2007.06.02 09:56:39 コメント(4) | コメントを書く


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