今が生死

今が生死

2014.08.15
XML
カテゴリ: 政治
FJ3102550002.jpg
FJ3102510001 (2).jpg

今日はお盆さんで終戦記念日、滋賀の息子家族が山梨に来てくれたので、一緒に東京見物に行ってきた。最初東京駅、続いて国会議事堂、それから浅草、それからスカイツリーを外から見て帰ってきた。

行きながらの電車の中で読んだ新聞には、今日終戦記念日と言うことで東京裁判のことが書いてあった。敗戦後の日本人は考える力も失っており、東京裁判結果を無批判に受け入れており、東条英機元首相らが処刑されたのも当然と思っていた人が多いのではないかと思う。戦勝国らが勝手に裁判した結果であり、国際法上到底認められるものではないと主張している学者もいる。

戦後70年経ち、ようやく東京裁判を冷静に判断する人たちが出てきたが、侵略戦争を肯定している訳ではない。東京裁判をめぐっては国会内でも様々な意見があり、そのためか本日の国会周辺は警察官が何十人も警備しており、不測の事態に備えていた。しかし見学を申請した人達は持ち物検査を受けた上で館内を見学させてくれた。2列に並ぶ時グループ代表者の都道府県が読み上げられたが、福島、新潟、京都、福岡、静岡など殆ど全ての県から見学者が来ていることが分かった。

現在の国会議事堂は大正9年から17年の歳月をかけて当時としては最高の建材と技術を駆使して延べ254万人の労働力によって昭和11年(1936年)に完成したものだが、中央広間の荘厳さ、衆議院議場の落ち着きと頑丈さ、赤絨毯など、聞きしに勝る素晴らしい建物だと思った。外には各県から贈られた木が並んでいた。山梨からはかえでが贈られており、東京、神奈川、大阪は偶然同じ木(銀杏の木)を贈っていた。

このように立派な建物の中で国民から選ばれた国会議員によって内政、外交など様々な重要な問題が討議されているのだなと思った。頂いたパンフレットに歴代の内閣総理大臣の名前が伊藤博文氏から第96番目の安倍晋三氏まで掲載されていたが、最近の総理大臣は腹の座った大人物ではなく小人物が就任してきたなとの印象を持った。総理大臣はこの国会内で日本を代表する第一人者として選任されているので、日本人そのものが小粒化しているのではないかと思った。日本が成長して世界全体を指導するような大人物が選任されるようになってもらいたいと願う。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014.08.15 23:37:04
コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: