今が生死

今が生死

2022.10.28
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テーマ: 戦争と平和(53)
カテゴリ: テレビ番組
朝ドラ再放送『本日は晴天なり』の本日放映分で昭和20年8月15日正午に天皇陛下のお言葉が放送された。
雑音や音量の関係などであまりよく聞き取れなかったが、多くの国民は「戦争を終わりにする」という意味だったのではないかと受け止めたが、各地で混乱が起きた。
「今まで命がけで戦い、命を落とした者も限りない。もっと早く終結していたら死なないで済んだ者もいる」「一億玉砕で負ける時は全員死ぬつもりだった。生き残ってもこれから何をしたらいいのか分からない」放送局を占拠して銃を突きつけてあくまで戦争を続けると放送をしろと迫る軍属もおり、緊迫の一日だった。
その日以後については我々も知っている、何もない焼け野原に立った私たちの先輩が奇跡の復興を遂げて経済大国になり、世界を驚かせた。8月15日以前は毎日、空襲、無差別爆撃を受け、住民は燃え盛る炎の中で苦しみ、恐れおののきながら多くの人達が死んでいった。むごいことである。戦況有利者が既に勝敗は決まっているのに無数の飛行機で焼夷弾を落とし町ごと燃やしてしまうとは人間のすることではない。
今ウクライナで同じ事が行われている。死傷者をこれ以上増やさないためにもプーチン、ゼレンスキー
会談を実現して、一刻も早く戦争を終わらせて人命を救ってもらいたいと思う。
今から77年前日本は大変な目に遇った。地獄の状態だったと思う。決してあのような悲惨な戦争を二度と起こしてはならないと思う。
その主因は満州国支配固執とそれに伴う経済封鎖だったと思われるが、欲にかられたことが発端だったと思う。
自国の利益のみを考えた政策は必ず争いを起し、武力闘争に発展することもある。自国と他国の共存共栄を第一義に考えて外交政策を行ってもらいたいと願うものである。





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Last updated  2022.10.28 16:31:44
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