今が生死

今日は朝は凄く寒ったが次第に暖かくなり昼頃は快晴で南の空にはうっすらと雪化粧した富士山がクッキリ見えた。
この頃めっきり寒くなり朝6時25分からのテレビ体操に間に合うように起きるのがかなり辛くなってきた。
寒くなったおかげで庭のモミジが紅葉した。本日昼過ぎの写真である。

このモミジは40年位前に妻が植えたものだと思うが何年たっても大きくならないものだと思った。
午前中久しぶりに甲斐市で開かれた昔の友人知人達と会う会合に出た。ある人から何歳になりましたかと聞かれたので、それに答えたら齢のわりにお元気ですね。今はどうしているのですか？と聞かれたので今も常勤で勤めていますと答えたら随分驚かれた。外からみたら随分元気で頑張っていると思われたのかもしれないが、肉体はかなり老朽化していることを自覚している。自宅にいる時は老人そのものだと思うが、勤めに出ると不思議と身が軽くなって若い者と変わらないように仕事をしている。
午後は妻が友人宅を訪れるのにバイクでは寒いだろうからと送っていった。彼女の友人が表に出ていたのでそちらに気がとられたこともあって曲がり角で道の端のコンクリートの尖ったところにぶっつけて右前輪をパンクさせてしまった。
狼狽し途方に暮れたが、財布の中を探したらＪＡＦ会員権が見つかったので電話したら応急措置で間に合えばよいがそうでない場合は新しいタイヤを買うことになるとのことだった。
それは仕方ないだろうと覚悟したがいつ救援に来てくれるかと聞いたら、本日は日曜日で甲府方面に事故車が多くて現場到着は2時間後位になりますとのことだった。車を道端に置いて一旦自宅に帰ってきたが、事故を起こしたことや救援が中々来てくれないことを考えて惨めな思いをしている。
事故を起こしたのは運転操作技術の劣化と判断力の低下によるものと思われ、午前の会合の時、「その齢で常勤勤務は驚きですね」と言ってくれた人に勤務中はともかく、家庭での日常生活は他の高齢者と同様にかなり劣化していますと付け加えておけばよかったと思った。
まだＪＡＦから現場到着予定時間の電話が掛かってこない。これからどうなるのかと思うと気が重い。人生何が起こるかわからない。観念して成り行きに対応していくしかない。明日の通勤はどうしたらいいのかも心配になったが、タクシーでもいいし、なるように任せようと思う。