今が生死

今が生死

2025.11.18
XML
テーマ: 認知症(637)
カテゴリ: 健康
マーガレットコスモス

甲府市医師会報の今月号に9月6日に行われた認知症の勉強会で「認知症について」を講演した山梨病院神経内科の下川 周先生の講演内容が載っていた。認知症というのはアルツハイマー型認知症を始め色々なタイプがあるが、総じて記憶が曖昧になり、物事を考える力がなくなり、挑戦しようという気持ちがなくなり、進行すると人格が変わってしまってそれまでのその人とは別人のようになってしまう状態とされている。
80歳以上の性・年齢別の認知症の割合(推定)は厚労省と九州の久山町の共同研究で次のように示されている。80~84歳では男性30~35%、女性35~40%、85~89歳では男性40~50%、女性50~55%、90歳以上では男性50%、女性60%で女性の方が認知症率が高いとのことだった。
こうしてみてくると85歳以上になるとほぼ半数が認知症になっているとのことで、年とると白髪になったり、耳が遠くなったり、腰が曲がったりすると同じで加齢による自然現象と考えられなくもないが、85歳以上でも半数は認知症ではない所に注目する必要がある。白髪や難聴になるのを遅らせている人がいると同じように認知症になるのを遅らせている人達もいるのである。それには遺伝子が大きく関与していることが分かってきているが、日々の生活法でもかなり遅らせることが出来ることが分かってきている。
1.週3回以上運動する人はそれ以下の人に比べて認知症になりずらいことが研究データで示されている。
2. 読書、楽器演奏、ボードゲーム等を良くする人はそれをしない人に比べて認知症になりずらい。
3. 人と毎日会う人は週に1回以下しか会わない人に比べて認知症になりずらい。
4. 睡眠時間を6~8時間取る人はそれ以下の人に比べて認知症になる割合が5分の1に減るとのことで ある。

6.難聴から認知症になることもあるので補聴器を有効に使うことによって認知症になるのを遅らせることが出来る。
7・DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸を豊富に含む青魚や大豆、牛乳などを多く摂る。

上記のようなことは「DC-NET認知症」で検索すれば観ることが出来る。

折角生まれてきたののだから、なるべく認知症になるのを遅らせて人生を終わりたいと思っている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.11.18 21:51:52 コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: