今が生死

今が生死

2025.11.23
XML
カテゴリ: スポーツ
庭の紅葉

大相撲九州場所でウクライナ出身の関脇安青錦(21歳)が12勝3敗同士の優勝決定戦で横綱豊昇龍を破って優勝した。
凄いことだ。
2019年大阪で開かれた国際相撲大会に来日し、関西大学相撲部コーチの山中新太さん(26)と出会った。3年後の2022年ロシアがウクライナに侵攻してきた時、安否を気遣って山中さんが「大丈夫か?」とメールを送った。家の近くも爆撃を受けていて、色々考えた末に、「日本に避難できませんか?」と返信メールした。山中さんは家族で受け入れてくれた。
同年4月に来日し、山中さん宅に住まわせてもらい、相撲の練習は関大などの稽古場でさせてもらった。その年の12月に大相撲の安治川部屋(元安美錦が親方)に入れてもらえることになった。2023年秋場所に初土俵、破竹の勢いで勝ち進み、今場所は関脇で13勝優勝、これだけスピード出世した力士は滅多にいない。いつも胸にあるのは日本に住める環境を与えてくれた山中さん家族に対する感謝の気持ちだ。山中さん達も喜んでくれているだろうが、最も喜んでいるのは山中さん達に恩返しできた安青錦だと思う。場所後大関になると思うが感謝の気持ちを忘れず横綱を目指してもらいたいと思う。大関になっても直ぐ陥落して平幕になっている力士が多いが、ロシアと戦っているウクライナ国民や父母に対して、そして山中さんご家族に対する尋常でない感謝の気持ちを持ち続ける限り、きっと夢をかなえると思う。安青錦おめでとう!そしてこの人間を心から面倒見てくれた山中さんご家族の皆さんありがとう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.11.23 19:02:29 コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: