今が生死

今が生死

2025.11.26
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カテゴリ: 感動したこと

小菊

森田生涯さんの「森田理論学習のすすめ」というブログを読んだ。プロゴルファー古市忠夫さんの文章が紹介されていた。

「感謝は人の心を大きく、美しく、そして強くします。

強い人がプロになるんです。
そして強い人はいつも周りの人に感謝している。
だからますます強くなる。いろんなプロの姿を見てきて、そう思いますね」

古市さんはまた「大事な一打でいつもミスする人は感謝の心が足りないのです。だから緊張してミスしてしまうのです」「プロテストに合格する人は歩き方が違う。大地をしっかり踏みしめて姿勢をピンと伸ばして歩いています」

私もゴルフをするが凡打の繰り返しでスコアは110前後。下手だからと単純に思っていたが古市さんによると感謝の心が足りないからだとのことだ。私はピアノもするが発表会で壇上に上がるとコチコチになってしまい練習の時よりずっと下手に弾いてしまう。これも感謝の心が足りなかったからかと思った。歩く時には腰や背中を丸めてコチョコチョ歩きで大地を踏みしめて歩くのとは大違いだったのも感謝が足りなかったからかと思った。
少し思い至ることがあった。「ゴルフやピアノなど趣味でやっているのだ。本業があり、そちらを一生懸命やればいいのだ」という思い上がりがあったのかもしれない。歩き方だって、寒い時には背中を丸めてコチョコチョ歩きになるのは仕方のないことだと思っていた。感謝が足りなかったのか!!と改めて思った。
感謝とは誰にどのように感謝すればいいのかと考えてみた。古市さんはそのことについては細かく述べていなかったので自分なりに考えてみた。まず自分を産んで育ててくれた両親に感謝だろうなと思ったが、自分はあまり感謝していなかった。ピアノの場合は先生に感謝だろうなと思った。ゴルフの場合はゴルフが出来る時間とお金、一緒に回る仲間たちに感謝しなさいということだと思ったがこれもあまり感謝していなかったと思った。ゴルフやピアノ、そして本業が出来る健康にまず感謝しなければいけないがそのこともあまり感謝していなかった。
自分さえ良ければ良いと思う人や国が沢山あって戦争や詐欺や犯罪行為が充満するこの世に生きていても幸せを感じ、感謝しなくていけないのかなとも思った。やがて死んでいく身だがが紛争多き世の中に一時だが生かして頂いたのは幸せだったのだろうか感謝しなければいけないのだろうかと思った。
古市さんは全てに感謝しろと言っているのだと思う。今自分が生かされている全てに感謝し、大地にしっかり足をつけて立ち上がり、歩きなさいと言っているのだと思う。私には感謝の心が足りなかった。感謝の心を強くして残りの人生を歩もうと思った。





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Last updated  2025.11.26 13:15:12
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