いなかの猫の天邪鬼部屋

ド・ジェミョン - HOMMEFATALE

ド・ジェミョン - HOMMEFATALE

チェ・ドウの父チェ会長の腹心ド・マンフィの息子。幼い頃、LAに送られアメリカで法大を卒業したが、チャイナタウンで中国のマフィア達の法的問題を処理する荒れた生活を選んだ。
父の突然の死で再び踏んだ韓国の地で父の友達'パク・ムノ'を知る事になり、死の裏面に陰謀が隠されているという事を聞く事になる。'キム・シン'と出会って彼を手伝い'チェ・ドウ'を倒すドリームチームの一員になる。
彼には今は'真実'と'戒め'が目的だ。


リベンジ!今は真実を知りたい。
LAチャイナタウンの解決者ド・ジェミョン。
復讐の刃を立てる!


LAのマフィア解決者、韓国に戻る
チェ会長の腹心であるド・マンフィが死んで少し後、パク・ムノは一人の青年と会おうと空港に行く。
彼が予想していたのとは違い、ド・マンフィの息子ド・ジェミョンは自分の父の死をあまりにも淡々と受け入れた。
父の墓の前で言った言葉がただ'Bye'この一言だったほど…17年間連絡もなく金だけ送ってくれた父に、ド・ジェミョンは、いわゆる情という概念を持たなかった。
父の葬式の後、彼は女と会い、アメリカに戻る日まで、ただパク・ムノの喫茶店ミューズに居て、ソファの上で横になって過ごしていた。

遅れて悟った父の愛、復讐で報いる
いつもと変わらず寝そべっていた彼は、チェ・ウンスが自分に渡しに来た父の遺品を見ていて、自分の写真数枚と父が自分に送ろうとしていた数多くの手紙を発見する。
ふと彼は知りたいと思った。自分の父は殺害されたが、誰に、なぜ殺害されたのか、彼は警察に再調査を要求したが、失敗に終わり、父が持っていた自分の幼い頃の写真をまじまじと眺めてみる。
彼はそこで悟る。連絡もせず金だけ送ってくれたが、父は確かに自分を愛していた。
これは冷めていたド・ジェミョンの心に火を灯し、彼はキム・シンと一緒に'Revenge(復讐)'を夢見る。

一つのチーム、だが連結環はなかった
ド・ジェミョンはチーム内最高のエリートとしてボスのような雰囲気を持った人物だった。そんな人物と一緒に働くという事は、普通ではなく、不可能な事だった。
そのうえ、アン・ギョンテのように元々親しかったのでもなく、パク・ムノのように社交性があるのでもなかったから、実質的なドリームチームの首長だったキム・シンにおいてド・ジェミョンは、同僚だが気難しい同僚だった。更に、ド・ジェミョンは自分だけの方式で復讐を成し遂げようとしたが、キム・シンは、ここはLAかと言って彼に反対した。
なかなかまとまらなかったこの二人は、チェ・ドウの腹心ケイにド・ジェミョンがナイフで刺されて以後、少しずつ真のチームとしてまとまり始めた。

冷たく横柄だったジェミョン、変化が始まる
ド・ジェミョンは、しっかり見ても、冷たい印象は勿論、横柄さを持っていた。あるいは、そんな印象を持っていたためにドリームチーム内でも個人行動が最も多いチーム員だったようだ。
勿論、それによってナイフで刺される状況まで行ったが、自分を助けてくれたキム・シンと一緒に見た、彼が治療を受けたミョンド市の凄惨な状況が、彼を変えたのではないだろうか?
彼は何も言わずある老婆を助けてやりもし、ヤン市長を保護するために気遣ったりした。特に、他人の事には関心もなかった彼が、ヤン市長が死んだ時、誰よりも憤怒した。
そして、チェ・ウンスが銃に当たった時、彼は他の誰よりもキム・シンをまず心配した。同時に彼は、自分が買った銃だったと言って激しく自責した。
アン・ギョンテとは少し違う意味で閉鎖的だった彼が、こんなふうに他人を、少しずつ慈しむ人に変わったののは、やはりキム・シンの人柄だったのだろう。

帰って行くジェミョン、だが別のジェミョンだ
復讐が終わり、ドリームチームのメンバー達は皆変わった。特にアン・ギョンテとド・ジェミョンが大きく変わった。ド・ジェミョンは自分自身に約束したとおり、復讐が終わるとアメリカに帰って行った。
だが、冷たく横柄な表情で空港に降りたド・ジェミョンは、今や壊れた父の時計をはめて、パク・ムノに'アジョシ'と言うほど温かい人になった。これ以上の未練なく…


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