いなかの猫の天邪鬼部屋

アン・ギョンテ - マジンガーハンター

アン・ギョンテ - マジンガーハンター

言葉がぎこちなく、若干の自閉症気質、乱れた視線の中に鋭い情報分析力と経済の流れ、株式グラフに対する天才的な本能が隠された男。
'マジンガーハンター'という筆名で株式アナリストとして名声を飛ばした監獄で'キム・シン'と出会うようになり、新聞記事数行とグラフ数個で'キム・シン'の兄の死の裏側に隠された陰謀を看破する。
以後、'ド・ジェミョン'、'パク・ムノ'等と一緒に'チェ・ドウ'に対決するドリームチームの情報分析家、株式作戦ブレーンになる。


トン、マネー、オカネ。それがあれば良い。
証券界のマジンガー、株式ハッカーアン・ギョンテ、株式天才の彼が合流する!


自分が作った世界に閉じ籠る株式天才
'マジンガーハンター'という筆名で、株式という世界では有名なアン・ギョンテは、実は自閉だった。
いつも頭にヘッドフォンを着けていて、ティック障害があり、いつも首を約15度ほど傾けてもいる。
何よりも彼を知らない人が見る時、彼を俗に言う'馬鹿'と思う点は、話す時いつも指をまるでコードのようにどこかに挿して話す事だった。
その馬鹿のようなところと誰とでも交わらない点のため、刑務所で彼はいつも一人だった。
そうした時、彼の閉鎖的な世界にキム・シンという人物が入って来る事になる。

キム・シンと一緒なら…
監獄で彼はナンバン派の首領キム・ボムファンと共にキム・シンの信条になる。特に彼は、キム・シンの兄の死には'チェドン'という建設会社がその背後にあるという事を見付け出し、それをキム・シンに知らせてやる。キム・シンとの頻繁な接触により、アン・ギョンテは、自分の世界にキム・シンは入って来る事が出来る存在だと思った。
監獄から先に出て行った彼は、少し後に出所して会いに来たキム・シンを嬉しそうに迎え入れる。そして、彼の叔父パク・ムノと、アメリカに渡ったド・ジェミョン、そしてキム・シンと一緒にチェドン、更にチェ・ドウに復讐する目的の下、ドリームチームが出来た。
彼はチェ・ドウに一抹の恨みもなかったが、キム・シンと一緒なら彼の復讐戦にかかわるという考えだったようだ。

私がまさにブレーン(Brain)だ
彼は株式の世界では、ほとんど神的な存在だった。彼は自分の位置を基盤にし、チェ・ドウと株式戦争を起こす。
予備ラウンドだったチェドンとの闘いは、チェ・ドウが介入せず、容易にドリームチームの勝利で終わった。
だが、最初のラウンドは、予備ラウンドとは違い、はるかに周到綿密でなければならなかった。アン・ギョンテは、チェドンの株式を売り買いするやり方を繰り返す等の投資方法を利用する作戦を考え出す。
だが、ドリームチームの頭の上で遊んでいたチェ・ドウの計略によって、彼らは最後に敗北する。
敗北以後、より強化された結束力を持ったドリームチームは、ミョンド市とネオモナコという新しいバックグラウンドでチェ・ドウと再び対戦する事になり、アン・ギョンテは一坪余の空間で、その広い知識をグラフとチャートによって把握した。

閉じ籠っていた自閉児、心を開く
彼の心に最初に入って来た存在がキム・シンだったなら、彼の心を開いて世界の外に少しずつ出て来るようにさせた人物はチェ・ウンスだった。
兄とは違い、天使のような心を持っていたチェ・ウンスは、アン・ギョンテが初めて好きになり、指でコードを挿さないようにした人でもある。チェ・ウンスが泣く時、彼は彼女をトントンと叩いたり、彼女に神経質的に話すキム・シンに、彼女が泣いたと知らせてやる等、少し可愛らしく、意外な姿を見せる。そして、ウンスが銃に当たったという事実を聞いた瞬間、彼は急いで病院に向かう。
結局彼女に言いたかった事も言えなかったが、ギョンテは彼女によって、より大きなものを得た。もう世界と断絶されない自分を…


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