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いなかの猫の天邪鬼部屋
第22話
OnAir~シーズン2・第22話~
#夜、ギョンミンとヨンウンの寝室
(ベッドに横になったギョンミンとヨンウン。ベビーベッドに寝かされているウンミン。)
ギョンミン : イ代表に会ったよ。
ヨンウン : (見る) ...
ギョンミン : 待ってくれるって。
ヨンウン : (淡い微笑み) どんな気持ち?
ギョンミン : (感慨が新たに) .... 妙な気持ち。
ヨンウン : 何と言うか...今日ふと思って寒気がしたの。私があなたの立場だったらどんな気持ちだろう...
ギョンミン : ...あれが世の中に公開されるとは全く思わなかったんだ。息苦しい現実に対する哀訴を聞き入れてくれる人がいないから...自らに泣き言を言うように書いた文なのに...
ヨンウン : (苦笑) 泣き言があんなふうに哲学的なんだから...
ギョンミン : (笑う) 俺が悩んでいるのが何なのか、何が俺をこんなに苦しめるのか..という考えに整理が必要だった...。一体本当の力とは何だろう、真実が存在する事はあるのかと思って...
ヨンウン : あなた文の中では結論が曖昧なのよ...。あの文だけ読めば、あなたを悲観主義者だと思うわ。本当は全然そうじゃないんだけど..
ギョンミン : あの文は質問を投げ掛ける話だから...結論は各自がつけないと。それに当時は俺も答えが分からなかったし..
ヨンウン : 今は分かる?
ギョンミン : あの時みたいに悲観的ではないんじゃないかな。いや、生きて行く理由を見つけたと言うか..。 (笑う) それは多分時間が俺を育ててくれたからだろう。(暖かい目で見る) 君のおかげでもあるし...
ヨンウン : 私?私は何も分からなかったけど。
ギョンミン : (見て穏かに笑う) ソ・ヨンウン作家。愛の力を信じますか?
ヨンウン : ....(口元に微笑滲む)あなたは私がいるんだから、信じない事はないでしょう?いえ、信じるという話じゃなくて、私が証人という事?
ギョンミン : (ヨンウンを引き寄せて抱く) 俺が愛する人だけでも充分に生きて行く理由がある...。だから悲観的になりようがない。挫折もしない。
ヨンウン : (ジーンとする) .... そんなあなただから...本当にありがとう...
ギョンミン : (深く呼吸する) 俺はまだ若いけど...世の中を見ながら、俺が愛する君を見ながら、こんなふうに考えるようになったんだ...
ヨンウン : ..どんな?
ギョンミン : いくら努力しても自分の力ではどうしようもない事があるけれど、どんな努力も試みも岩に卵を打ちつけるがごとく勝算がない事もあるけれど、そんな巨大な岩のために俺が何かをするとしよう。...常に満足した生活があったら、努力もやりがいもない無意味な生になるだろう。...分かるか?
ヨンウン : どういう事?
ギョンミン : 人を育てるのは試練と忍耐だという事。そして忍耐の理由は愛だという事。
ヨンウン : (微笑みを湛えて見る).....
ギョンミン : 君がいるから俺は耐えなければならない理由が出来たんだ。俺が愛する人を守りたいと願って日々を生きるようになったんだ。
ヨンウン : いい話だわ。本当に新鮮に聞こえる...。あなたの言う事にはいつも泣かされるわ..
ギョンミン : (ヨンウンの額に口付ける) ありがとう。俺を生きて行けるようにしてくれて。
ヨンウン : ....なぜ...こんなあなたを私に送ってくれたのかしら?私には何の資格もないのに...
ギョンミン : (微笑む) なぜ...こんなに可愛らしい女性を俺に送ってくれたんだろう?俺には資格がないのに..
ヨンウン : (幸福感に染まる) ...愛してる..
ギョンミン : 愛してる...(暖かい目で口付ける)
#7月下旬
(ヨンウン電話中)
ヨンウン : セアさん?最近顔を見ないわね。どう過ごしているの?
セア : (笑う) ただ過ごしています、特にどうという事もなく。ソ先生は子供を産んで家にばかりいらっしゃるから、私以上に会うのが難しいらしいですよ。
ヨンウン : それはそうでしょう。私はあなたの事が気になって。
セア : (微笑滲む) ...何でしょう?
ヨンウン : (笑う) 家にばかりいたら死にそうなの。一度遊びに来て。話も聞きたいし。
セア : するほどの話もないです...
ヨンウン : ん~。猫かぶりなのは全部分かってるのよ。話しついでに今日来る?...それとも私が出る?コーヒーも飲みたいし..
セア : 出られるんですか?
ヨンウン : お母さんにお願いして出るから..。私、ジコチューな嫁。
セア : (笑う) それでは外でお会いしましょう....
#コーヒーショップ
ヨンウン : 出て来て良かったわ。歩きたいんだけど、外は暑くて。(舌を出す)
セア : 暑いのにお疲れ様です。
ヨンウン : まあね。セアさんはこんな苦労をしないようによく計画を立てて。
セア : (見る)??.....(恥ずかしい)...
ヨンウン : (じっと見る) .....セアさんは本当に....独特ね。
セア : え?私が?どこが...
ヨンウン : 第一印象と本当の姿とがとても違う。そう言われない?
セア : (笑う) 似たような話を友達がしています。
ヨンウン : 初めてセアさんを見た時の印象は良くなかったの。分かるでしょう?
セア : (笑う) 何をおっしゃるかと思えば....
ヨンウン : (笑う) こんな事を言えるのは...今はそうじゃないという事も分かるでしょう?
セア : (黙って笑う)....
ヨンウン : ...... チン代表の友達として本当にありがたく思うわ。
セア : (考える目)...
ヨンウン : 最近会えずにいるから、どう過ごしているのか分からないけど...愛するという事だけでも充分に幸せでしょうね、チン代表...。
セア : (穏かに笑う) ...彼はそう思っているんでしょうか?
ヨンウン : (見る)...........表現が下手という事があるわ。多分ちゃんと愛された事がなかったんでしょう。..... (ためらう)....結婚まで考える相手?
セア : (瞬きして見る) ...何のお話か...
ヨンウン : .....二人とも若くはないから、未来について何の対策もないわけではないでしょう?(苦笑) 早まり過ぎかしら?
セア : (窓の外を見て) ....愛していると分かれば結婚するでしょう.... (寂しい目) まだそんな考えにはなりません...
ヨンウン : (じっと見る)....セアさんの問題ではないのね?
セア : (コーヒーカップを見る).....まだやっとひと月だから.....
ヨンウン : ....ごめんなさい...セアさんも大変だろうという事を考えられなかったわ...
セア : (見て笑う) 私、大変ではないです。楽しいです。不透明な未来だけど.... 今一緒にいる事だけでも幸せです。
ヨンウン : .....(微笑滲む) そうね.... 不透明な未来でも...幸せな....。(目を転がす) 頑張って。 私が一生懸命応援してあげる。
セア : (穏かな目で笑う) ありがとうございます。
#夕方、劇場前
(セア、切符売り場で切符を買い、電話する。)
セア : 私です。今日夕食の時間を開けると言ったでしょう?.私、映画の前売券を買ったのだけど...
サンウ : 映画?何の映画?
セア : 見たかった映画。あなたと一緒に見たいの。いつ来られるかしら?
サンウ : 何時に予約したんだ?
セア : 9時30分に。夕飯を食べてから観ればいいと思うわ。
サンウ : 今どこだ?
#イタリア食堂の中
(サンウとセア、対座して食事中)
サンウ : ところでこれ、ソ作家の仕事部屋で食べたスパゲッティより美味しくないな。
セア : (見て微笑む) ....それ...誰が作ったか分かる?
サンウ : (瞬き) ....誰が作ったって?....あなたが作ったの?
セア : (微笑みながら目をちらつかせる) .....
サンウ : そうなのか?
セア : 以前、ヴェネチアにしばらくいたの。食堂でバイトした時に習っておいたの。そこは海産スパゲッティが有名なのよ。
サンウ : (見る)....そうか。
セア : それ以外にも上手く作れるものは多いわ....
サンウ : 俺に食べさせたいと?
セア : (いたずらっぽく笑う) .....食べてくれる?
サンウ : (見る) ...言わないでおこう。
セア : それじゃ...いつか一度家に来る?....昼に..
サンウ : (手に顎を乗せてじっと見る) ........ 家に...?
セア : (様子をうかがう)...どうして?イヤ?
サンウ : (微笑みながら見る).......冒険だ。やめろ。
セア : (残念そうにため息をつく).....
#劇場の中、上映館
(サンウとセア、並んで座ってスクリーンを見る。セア、サンウの腕を取って組む。サンウ、セアを見て微笑む。)
(ラブシーン場面。サンウ、黙っている。セア、黙っている。サンウ、顔に出さずにため息をつき、目を閉じて、また開ける。セア、目をちらつかせてスクリーンだけ見る...)
#サンウ車中
(サンウ、黙って運転する。セア、サンウの様子をうかがう。セアのアパートの前に到着。)
サンウ : (エンジンを止めてじっといる) ....
セア : (見る)...何をしているの?
サンウ : (そっと見る) ...すまないけど...今日は玄関まで送ってやれない。一人で帰りなさい。
セア : ...どうして?
サンウ : ..ここで部屋に灯が点くまで見ているから。
セア : (ため息をつく) ...それじゃ、おやすみの挨拶はしてくれるでしょう?
サンウ : (腰を伸ばしてじっと見る) ....(ため息をつく) .....(頬に軽く口付けて離す) おやすみ。
セア : (名残惜しい)....行くわ。
(セア。車から降りて入口に入って行く。サンウ、車から見下ろす。セアのアパートの窓を見る。)
(しばらく後、時計を見るサンウ。ため息をつく。車にもたれて苛々する。アパートを見る。相変らず電気が消えている。また時計を見る。サンウ、アパートに向かう...)
#アパート廊下
(エレベーターから急いで降りたサンウ、セアのアパートに駆け付ける。玄関にもたれていたセア、サンウを見る。サンウ、胸を撫で下ろす。)
サンウ : どうしたんだ?なぜ入らない?
セア : (見る).....
サンウ : ........?
セア : (瞬きして見る) .....待っていたの....
サンウ : ...!!
セア : ここでおやすみの挨拶をしようと思って。それじゃ...
サンウ : (ため息をつく).......
セア : (目がきらめく。見る)....え?
サンウ : ...... 無駄な事をするな。
セア : 何が?いつもしている事なのに。
サンウ : .....(目を細める) 何がいつもしているって?今日は違う。
セア : どう違うの?私は何も違わないと思うわ。
サンウ : (怒ったように見る).....
(セア、後ろ向きになってキーを鳴らす。掛け金を引いてドアを開け、振り返る。)
セア : (頭を持ち上げて) さあ、おやすみの挨拶を。
サンウ : (睨む).......
セア : (どきどきする心を隠して) さあ、早くして。
サンウ : (唇を噛む) .......
セア : (ときめく目で見る)......
(サンウ、掛け金を引きながらセアを中に押して入って行く。玄関に立たせて目を眺める。)
サンウ : (息を吐き出す。緊張した声) もう...遅い。
セア : (震える目、視線下ってまた見る)...もう遅い...。私は戻るつもりは最初からないから....
サンウ : 永遠に戻れなくなるかもしれない....
セア : 言ったでしょう?戻るつもりはないって...(サンウのシャツの袖を握って引く)
(サンウ、震える目でセアを見下ろす。控え目に唇を重ねる。徐々に背中に向かう手。腰を引き寄せて抱く。激しいキスに続く.....)
(原作出処:
sonkhj1116さんのブログ
)
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