田舎OLの独り言

田舎OLの独り言

●年末年始北陸旅行●

2004年12月31日

朝6:40集合。起床は5:30!!
こんなに早く起きるのはいつぶりだろう?
今日は雪が降るらしい。こちらでも降るのだからきっと北陸はすごいことになってしまうのでは・・・?という不安がよぎるが、特に中止になることもないようで、普通にバスは出発した。
松本~安曇野経由で白川郷へ向かうのだが、途中、雪がものすごく本当にたどり着けるのかかなり不安になる。なんだか景色がいいのか悪いのかさえ、真っ白の世界じゃまったく分からない。
しかし、いつからこんなに雪が降っていたかは疑問。
道中ほとんど寝てました・・・ ZZZ

感心することに?ちゃんと白川郷に到着。
どこが合掌造りかさっぱり分からないくらいの雪!!

白川郷 バスより


豪雪。歩いているのは二人のエスキモーです。

白川郷K&M


合掌造りの集落があるはずなのに、そこまでぜんぜんたどり着けない。
というか、バスが入ってきた道沿いを歩くのがやっと。
バスの駐車場の向かい側とかにあるお土産やさんを覗くのがせいぜい。
寒いので喫茶店に入る。自由時間だってそんなにないのに、とにかく暖かいものが飲みたい。

そんな訳で近場でさるぼぼの携帯ストラップを購入しました。


さるぼぼ




どこをどう通ったかは謎ですが、予定より1時間ほど遅れて金沢に到着。
それにしても感心するのはバスガイドさん。
ず~っと しゃべってるから!!
結構なトシのガイドさんだ。添乗員がやけに若いのに比べればおばあちゃんだ。
「え~皆様、眠たい方もいらっしゃるとは思いますが~」
そうそう、眠いからさー、ちょっと黙っててくれないかなー。

金沢はなぜかまったく雪が無い。
数年前に出張で来たことがあるだけで、旅行で来るのは初めて。
せっかくの未知の世界なので外にも出たかったけど、そんな元気は無いOL三人組は部屋でテレビを見ながらひたすら夕食の時間を待つ。
夕食はもともとカニ付きだったのだが、食べ放題とのこと。
夕食の時間が待ちきれずに15分早くレストランに陣取る。
あ~、この年末年始できっと太るのだわ。せっかく気を付けていたのに~。

宿泊はAPAホテルだった。
3人だからなのか、なんだか広い部屋。
エキストラベッドも通常のものと同じくらい質が良さそう。
角部屋だったので窓も二つあり、違う方向からも眺めを見ることができた。
多分、金沢の繁華街からも近い場所であったと思うのだけど
外にも出ず、最近の恒例となった格闘技を見て大晦日を過ごしたのでした。


2005年1月1日

「あけましておめでとうございます。」
そんなあいさつもなく、2005年スタ~ト。
団体旅行、さすがに朝が早い。
8:00出発なので、朝食も食べて・・・って考えると、
3人部屋だし、6:00には起きないと!!ってことになる。
朝食は他の団体客も多いので、レストランの席に入りきらない。
玄関脇のラウンジのようなところで食べてください、と言われる。
寒いんですけどぉぉ~
2日めともなると、団体バスツアーのおかしな一体感。
なんとなく同じツアーの人の区別がつくようになっている。
女3人で参加しているのは私たちだけなので、(あとはファミリーか熟年夫婦)
圧倒的に向こうに 分かられてる 場合が多いけど。

金沢の繁華街を通り抜け、ひがし茶屋町へと向かう。
昔の遊郭の跡らしく、風情のある建物が並ぶ。

金沢 東茶屋町


1階は板の隙間から中が覗けるように?なっているっぽい。
Kちゃん「今は写真で選ばないといけないけど、この時代は本物を見て選べたんじゃない?いいねぇ~。」

金沢 東茶屋町 置き屋


元旦だし、まだ朝も早いので、どこの店も開いていない。
集合時間より早く暖かいバスの中に戻る。

バスに揺られること1時間。
この旅のメインである永平寺に到着。
ナゼこのツアーを選んだかって、Kちゃんと私の家は曹洞宗なのだ。
普段、宗教とは関わりの無い生活をしているけど、いちお見ておきたい総本山。

永平寺 回廊


説明によると、現在永平寺には300名程のお坊さんのタマゴが修行しているらしい。
今は16:00起床だが、夏は15:00起床と言っていた。それで何時に寝るのぉ~?
寝ることも、ご飯をいただくことも、生活すべてが修行らしい。

天井画。白い獅子がいるらしい。3匹(だったかな?)見つけると幸せになれるという。
幸せに飢えているOLたちは必死で探すも見つからず。
白い鯉や白いリス?はいたんだけどな~。

永平寺 天井



時々、こんな部屋があると、安心する。座敷ってステキ。
すぐ外は雪。壁もないような回廊を歩かされる私たち。
ってか私たちも修行なのでしょうか?
スリッパなどという贅沢なものは出してもらえず、
入り口で靴を脱いでからは、靴下のままでさむーい廊下を爪先歩き。

永平寺 中庭


修行僧が沢山いるわりにはそれほど多くのお坊さんに出会ったわけではない。
せいぜい案内係の人くらい。
お経を唱えているところ(?まさに修行みたいな)も覗いたけど
そこまで圧巻ということはなく。京都に住んでいた私にとってはもっと迫力な場面を見たことがあるので。

永平寺 庭 外


だけど、なかなか良かった永平寺。
やはりお正月は日本を感じて過ごしたい。


次の目的地は東尋坊。
自殺の名所ってことくらいしか知識が無い。
晴れているけど、雪が舞っている。 すっごく寒い!
お昼はここでいただく。お正月らしくおせちをイメージしたようなメニュー。
おいしいのですが、朝、食べ過ぎました・・・。
普段食べないのに、バイキングとなると、どうしても・・・。
出発までの時間、周辺を歩く。寒いけど歩く。
断崖絶壁のところ、離れたところからしか見れないのかと思いきや、
結構なところまで行けるようになっている。

東尋坊


そこまで好奇心旺盛でない私たちは遠くからその絶壁を眺めるにとどまった。
だって、寒いし~、間違って転落したら困るもん。
自殺者を思いとどまらせるために、命の電話ってのがあると聞いた気がするのだけど
どこにあるのかさっぱり。まさかあの岩の上にあるのだろーか。

しかし、実際来てみると、ココで自殺をしようとする気がしれない。
ちょっと奥に入れば思いっきりお土産物屋さんが並んでいるし
こんなにぎやかなところで死にたくないぞ。
それに日本海は荒い。飛び込む勇気があるなら生きていけそうだ。


















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