紅雪想詩

感傷

感傷





彼女に優しく声をかけ


笑いながら隣で歩くあなた


見たことのない笑顔が


彼女だけに贈られている


どうしようもない胸の痛みで


動くことさえできなかった


少しずつ近づいていたものが


急に遠ざかったような気がした



いつまで耐えればいいのだろう


いつまで想い続けたら


この心は満足してくれるのだろう


夜空に輝く月を眺めながら


心の中で問いかけている
















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