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2006.12.28
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カテゴリ: 個別銘柄

セリアの分析最終回です。その他雑多な情報を載せています。

(1)FC店舗数の減少とFC店舗の採算性

店舗数の推移を、分かる限りのデータを集めてグラフ化すると下のようになります。

Tenposuu2.gif

直営店舗数は伸びていますが、FC店舗数は02.3月期より一貫してなだらかな減少傾向です。

IRに問い合わせたところ、業界の傾向として店舗の大型化から開店費用が増加する傾向にあり、新規FCの対象者が限られてきている、とのことでした。

しかも商圏の変動が激しく、常にスクラップ&ビルドが必要なため、退店店舗が出てしまうそうです。結果、FC店舗数は減少することになります。

全体として、FC店舗数の減少を直営店の増加で補う形になっています。まあ、全体としては問題ないと言えそうです。

ちなみにFC店舗の開店費用については ここ で見ることができます。

3,735万円ですか、確かに高いです。退職金をつぎ込んで開業する定年後のオーナーの姿が想像できますが、私だったらやりたくないですね。

セブンイレブンの例のように、FCをうまく使うことができれば経営が安定すると思うんですがね。FCオーナーにリスクを転嫁した上に成り立つ安定ですけど。

逆に考えれば、FC店から訴訟を起こされるとか、恨みを買うとかそういうことはあまりなさそうです。開店費用の下に掲載されている、モデル店の月間収入を見てもロイヤルティを取ってないことからもなかなか良心的なようです。

その代わり、FC店に商品を卸すことで利益を上げているようです。モデルケースでは、FC店の粗利益が31%になってますが、このデータが2年前のものとしても、セリア本体では37%ほどの粗利益を上げていますから、卸で6%の利益を上げている計算です。これがロイヤルティみたいなものです。

なかなか興味深いです。

月間売上高 1,000万円
売上原価 690万円
売上総利益 310万円
販管費 208万円
 (人件費80万、不動産関連費100万、水道光熱費25万、その他3万)
営業利益 102万円

※ロイヤルティはなし、宣伝費は考慮に入れず。

運搬費は売上原価に含まれているのか気になります。

宣伝費はいくらくらいになるか検討がつきませんが、結構かかるのではないでしょうか。ちょっと当たりをつけられないくらい門外漢なので、とりあえず無視してCVP分析をしてみます。誰かざっと当たりを付けれるひといませんか??

モデル店のケースでは、固定費208万円、変動比率69%となりますから、損益分岐点(営業利益がちょうど0になる売上高)をx円としますと、

x=0.69x+208

よってx=671万円となります(1万円以下四捨五入)。

そして安全余裕率は

100-(671/1000)=32.9 [%]

です。この値が多いかどうかはよく分かりませんが、本当に1000万円の売上が上がるのならば結構良いように思えます(まったくの推測)。

しかし、例えば このページ にあるように様々な経費がかかってきますから、上のモデルケースにこれらが含まれているかどうかが重要です。

・・・って、投資じゃなくてFC店オーナー志望者のための記事みたいになってしまいました。

(2)株価の怪しい動き

最近の株価の動きは思いっきり気持ち悪いです。

2782_q.gif

ここ1ヶ月くらい、184,000円と185,000円の間をいったりきたり。まるで価格統制が行われいているようです。

板を見ると常に185,000円に100株くらいの板があるようです。商いが薄いので、思いっきり壁になっています。

かといって下に行くわけでもなく。どう解釈したらいいのか理解に苦しみます。

(3)組入れ投信

モーニングスターの検索を使うと、 新光ジャスダックオープン が組み入れているようです。ただし、情報が2005年11月時点と古いので、今ももっているかどうかは不明です。

「セリア 組み入れ」でググると、 J-Stockアクティブオープン が組み入れていることが分かります。
こちらはつい最近、12月8日の情報ですから、今も保有しているのは確実だと思われます。
また、このファンドは 100円ショップ業界はまだいけると判断している ようです。

(上の2リンクは1~2ヶ月以内に見れなくなると思います。)

このファンドは純資産45.8億円でセリアの組入れ比率が4%ですから、

45.8×10^8×0.04/184000=996株 (小数点以下四捨五入)

ほど所有していることになります。これは発行済の75,840株のうち、1.31%を占める計算です。大株主として登場にあと1歩といったところです。

四季報2007年新春号によると、投信組入れ比率は14.3%(06.9月時点)となっていて、意外とファンドも買っているようです。

以上で、ひとまずセリア個別の分析は終わりますが、100円ショップの業界研究で引き続き取り上げたいと思います。

また、新しい情報はフォローしていきたいと考えています。






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最終更新日  2006.12.28 11:48:41
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