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6.業績予想の推移
2003年3月期から2007年3月期まで、会社発表の業績予想推移を追ってみました。
また、2006年1集以降の四季報の業績予想も載せました(おかげで表が見づらくなりました)。

IPO直後の2003年3月期は売上、利益とも未達でしたが、それ以降は4年連続で上方修正を行っています。
2007年3月期の売上高は予想に達しませんでしたが、利益はこの期を含めて必ず達成しています。このことから、コタは 比較的保守的な予想を出してくる会社である と言えます。
2007年3月期の売上がやや未達だったのはやや注目に値します。というのも、四半期PLで分析したように、やや2007年3月期4Qの失速が見られたからで、ここがそれまでの勢いどおりだったら予想をクリアしていたと考えられるからです。
2004~2006年までは、利益だけではなくてわずかながらも売上予想は上回ってきていました。
ちなみに売上高の期首予想と実際は以下の表の通りです。

精度は高いです。
理由としては、売上の読める旬報店に対する売上比率が大きいということが考えられます(ただし要確認)。
2008年3月期は
売上 4,050経常利益 777
と売上は約10%ながら利益は微増の予想を出してきました。
研究開発棟などの設備投資費がかさむためとしているようですが果たして予想を達成できるでしょうか。
営業利益率19%とすると営業利益は769.5となりますから、このあたりの数字を想定しているものと思われます。
2007年の営業利益率は20.4%でしたから、予想としては妥当なところではないでしょうか?
達成の可能性は高いと思いますが、設備投資費も今年はかさむしそれほど保守的な数字にも思えません。
横浜営業所を開設したり、大きな市場である関東に進出しようとしていますから、それが上手く行くと上ブレはあると思います。(現在は近畿、中部が中心)
減価償却費の会計処理も今年から変わっているので、営業CFにも注目です。
営業CFは増えてこないといけないと思います。