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7.セグメント別分析
(1)商品別
商品別の売上構成は、トイレタリー、整髪料、カラー剤で85%ほどを占めています。

トイレタリーとはシャンプー、リンス、ヘアケア用品の類です。
前期売上増加分の2/3はトイレタリーが占めていました。稼ぎ頭で成長力もありますが、売上高に対する比率も高いので、ここが失速すると業績に影響が及びます。
ヘアカラーはここ数年伸びているように見えますが、短信などによると需要が一巡しているらしく、今後しばらくは伸び悩む予想です。
髪を染めるという行為自体は定着したものの、最近は金髪やはっきりした色の薄めの茶髪よりは、黒髪に近いナチュラルな感じのが主流ということです。
金額は小さいですが、伸びているのは育毛剤です。
「美容室での需要拡大は困難な市場とされておりましたが、近年見られる傷んだ髪に悩む女性ユーザーのヘアケアに対する関心の高まりに併せ、スキャルプケアへの視野が少しずつ拡がりを見せはじめてきました。」
とのことです。
(2)直販/代理店比率
徐々に直販の比率が増え、現在では大体半々の状況です。
(3)店販/業務用
コタの場合、店販が全体の2/3、業務用が1/3という比率です。
つまり、美容院に来た客が、その美容院で使っているヘアケア製品などを買っていく割合が高いということです。
この点、同業他社は比率が逆になっており、コタとしてはアピールしたいポイントのようです(会社説明会資料)。
(4)地域別
コタは京都に本社があり、近畿、中部、九州を中心に展開している企業です。
今後は大きなマーケットを持つ関東への展開を重点的に行っていくとのことです。
今月、横浜営業所をオープンしました。
関東で成功するかどうかはともかく、成長余力という意味ではまだありそうです。

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