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C/Fの推移

縦軸の投資CFは固定資産取得額で代用しています。投資CFに投資有価証券の取得などが含まれているためです。
有報に記載されている設備投資額を用いるほうがより正確だと思いますが、有報はEDINETでは最大でも過去5年分しか入手できないので、より長期のデータを入手できる固定資産取得額を用いています。
ちなみに設備投資額と固定資産取得額は一致しません。設備投資額は資金ベースであるのに対し、固定資産取得額は資産ベースであるためです。したがって、基本的には
設備投資額>固定資産取得額
となります。ただし、この差は大きくないので固定資産取得額を使用して実質問題ないと思われます。
ただし、小売業などでは店舗展開のために敷金・保証金として拘束される額が大きくなっている場合があり、これは実質的に投資と同等だと考えています。
固定資産は減価償却で価値が0まで落ちますが、敷金・保証金は基本的に(最低でも一部は)返ってくるものですからやや性質が異なりますが、固定資産除去損の損失額が小さいバージョンだと考えれば同等でしょう。
以上、豆知識おわり。
さて、本題に戻りまして、OSGの営業CFは2004.11月期まで順調に伸びた後、最近2年間は低調でした。投資CFは営業CFの伸び悩みとは逆に最近2年間急増し、2006.11月期はFCFがマイナスになってしまいました。
四半期P/Lの推移
四半期別売上高

1Q<4Q、2Q>3Qとなる傾向が読み取れます。
日進工具(3月決算)の場合は2Q(7~9月)、4Q(1月~3月)が低い傾向がありましたので、11月決算であるOSGの1Q(12~2月)及び3Q(6~8月)が低い傾向にあることは何らかの業界に共通した季節要因によるものである可能性があります。
四半期別粗利益率

粗利益率は結構ばらついていますが、4Qは低くなるのははっきりしているようです。
日進工具でも同様の傾向は見られました。決算セール??
1Qは高かったり低かったりですが、06.11月期を除けば2Qよりは低くなっています。
2Qと3Qの粗利益率は比較的安定しています。
四半期別販管費率

うーん、ここもバラバラ…。1Q>2Qという傾向はあるようですが。
3Qも基本的には低くなると考えていい気がします。となると、今期3Qの販管費率増の要因を調査する必要がありますね。

販管費は額面ベース見ても年々増えており(上図)、今期は微増に留まっている売上高と比較すると、販管費は大きく増加していることがわかります。
四半期別営業利益率

以上の結果、四半期別営業利益率は上図のようになります。
概ね1Q、4Qが低く2Q、3Qが高くなる傾向があると考えられます。
今期の最終業績を予想する際は、この季節的変動を考慮に入れたいですね。