言葉のパレット

言葉のパレット

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

2004.07.28
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類



面接時に「笑顔で挨拶できたら仕事なんてできなくていいよ」と言われたらしい。
この地域は100~200m毎に大型スーパーが点在しているので非常に競争率が激しい。
だから「笑顔で挨拶」が店の看板となり、重宝されるのがよく分かる。すぐに採用。お肉売り場に配属となった。
初日、3時間勤務で帰ってきた息子は、部活よりよっぽど楽だと言って機嫌がいい。
そうしてこう言った。「お母さん、あそこの店でお肉買わん方がいいよ」!Σ( ̄□ ̄;)
わずか3時間の間に「買わない方がいい」現場に遭遇した息子。

そういえば昔、畑でホウレン草を作り出荷しているおじさんが「うちのホウレン草食べたら死ぬで」と
言っていたのを聞いたことがある。なんでも、出荷するのと自分達が食べるのを別にしているらしい。

同じ頃、どこかの航空会社のパイロットも「うちの飛行機には乗らないほうがええで」なんて言っていたと、
授業中教師が冗談話として聞かせてくれた。

「消費者と安全」について書こうとしているんじゃあない。根はマジメな私だけど、
こんな話を聞くとどうしても笑いの方に誘われる。
そういえば大阪というところはやたらと「死ぬ」か「死なないか」を基準にして話すところがある。

保育所に子どもを預けていたとき、誤って子どもに怪我をさせてしまったと保育士が保護者に詫びた。
保護者の方は「死ねへんかったらいいですよ、気にせんといて」と、笑って帰っていった。
劇団では落ちたものでも貧しさゆえに「死ねへん、死ねへん」と言いながら、団員は拾って食べていた。
それを捨てようものなら「貧しい国の人たち」という言葉を引き合いに出して、えらく私は怒られた。
衛生面の話をするのもまずい。「貧しい国では・・・」と怒られる。ペットボトルも平気で回し飲みする。
いくら仲が良くったって、それはちょっと苦手なので断ると「死ねへんやん」とくる。そりゃそうだけど。


そんなもんかなと思ってしまうのもまた大阪人なのか。
「死ぬ」とか「死なない」が、事を進める上でのノリの言葉として交わされる今と、紙面の上をふっと見比べてみる。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004.07.29 00:46:10


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: