2009年03月18日
カテゴリ： 小説
『おいしいコーヒーのいれ方(5)緑の午後』村上由佳
緑の午後
僕の恋人は、5つ年上のいとこ・かれん。
星野りつ子に僕らの関係を告げたときから、何かが動きはじめた―。
父の帰京と再婚、そして妹の誕生…。
僕、かれん、その弟・丈、三人だけの満ち足りた生活に、
少しずつ変化が訪れようとしている。
その変化が何をもたらすのか、僕はまだ、気づいていなかった―。
丈の恋の行方を描いた番外編も同時収録、
村山由佳の人気シリーズ第5弾。
以上解説
これといった大きな事件はなく(いつもだけど)
今回はあえていうならりつ子がかわいそうってこと。
勝利はわざわざりつ子を呼び出して
かれんとの仲を打ち明けてしまう。
りつ子に本気で告白されたので
本当の事を告げるのはいいことだと思うけど
このタイミングはいかがなものか…
怒ったりつ子の言い分が正しいと思う。
りつ子の為といいながら
結局勝利はかれんの誤解を解くために
りつ子に打ち明けたんじゃない
それもしばらく経ってから。
そりゃね、あっちにもこっちにもいい顔したくなるのはわかるけど
ここはどっちかにしようよ勝利。
告白されたとき、素直にりつ子に言うべきだったんだよ。
後の祭りだけど。
そりゃりつ子の傷は深いわ。
隠されてたってことだけじゃなく
結局かれんを誤解されたくないと
勝利はかれん側に立ってるんだもん。
そうするならとことんしないと。
ちょっと勝利にイライラ
まぁここまで完璧君だったからね。
しかしりつ子が困ったことに。
そしてほっとけない勝利。
・・・・
そんなことしてたら、またかれんとこじれるぞー
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星空-2006-
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