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2021年09月28日

『NARUTO』全７２巻＋外伝全１巻

カテゴリ：漫画

『NARUTO』/『NARUTO 外伝七代目火影と緋色の花つ月』岸本斉史

NARUTO　巻ノ1／岸本斉史【3000円以上送料無料】

NARUTO—ナルト— 外伝〜七代目火影と緋色の花つ月〜

・・・解説・・・
ここは木ノ葉隠れの里。忍術学校の問題児、ナルトは今日もイタズラ三昧！！　
そんなナルトのでっかい夢は歴代の勇者、火影の名を受けついで、
先代を越える忍者になることだ。
だがナルトには出生の秘密が…！？

初見の感想 ☆１～３９巻 ☆４０巻 ☆４１巻 ☆４２巻 ☆４３巻 ☆４４巻
 初見の感想 ☆４５巻 ☆４６巻 ☆４７巻 ☆４８巻 ☆４９巻 ☆５０巻 
初見の感想 ☆５１巻 ☆５２巻 ☆５３巻 ☆５５巻 ☆５６巻 ☆５７巻
  初見の感想 ☆５８巻 ☆５９巻 ☆６０巻 ☆６１巻 ☆６２巻 ☆６３巻   

一気読みに何日かかっただろう・・・
ワクチン接種でゴロゴロしてたからその時間は
ほとんどNARUTOを読む時間にあててたな～

数年前に完結して全巻持ってたんだけど
(ブログ休止してたので６３巻以降感想書いてなかった)
毎回新刊出るの楽しみにしてた作品

ファンブックも全巻持ってるしイラスト集も買った
劇場版も観に行った
ワンピよりNARUTO派でしたから・・・
(ワンピ途中で挫折してる)

そんな大好きなNARUTOを今回また改めて読みなおし
結末を知ってる分初見で読んだ時より
かなり理解したと思う

一番NARUTOで好きなのはキャラかな
たくさん登場人物がいるのに
一人ひとりそれぞれ個性があり
過去があり思いがあり性格があり
そしてなにより 描き分け がすごい
みんな違う顔
ここまでいろんなキャラの顔を描き分けできる作家っている???

しかも子供から年寄りまで
そして親子なんて似てるもんね
子どもから大人に成長したキャラもうまい
~~少女マンガ家は見習ってほしい~~

そして  表情が多彩 
悲しい、悔しい、うれしい、恥ずかしいetc・・・
こんなに表情がわかりやすく豊かに描ける
岸本先生は天才ですね

キャラで好きな顔はやっぱナルトかな～
特にかっこいいわけじゃないんだけど
色々見てきてるからかなw

第二部になってからのナルトがほんと好き
かっこよく成長したよね

そしてあんなに体力あって鍛えてたりするのに
NARUTOのキャラって裸になっても
誰一人ムキムキじゃないんだよね
あの体術極めてるリーでさえも
(リーはあんま裸になったの見たことないけど)

他の少年誌や青年誌はみんなこれでもかってほどムキムキなんだけど
NARUTOはいたってみんな筋肉はふつう

私は大げさに腹筋が割れすぎてるムキムキより
NARUTOたちみたいなさりげない裸体が好きです笑

そしてNARUTOはなんといっても
バトルシーンがかっこいい
アングルやコマ割りや流れ作戦など
とにかく躍動感があって迫力があるんだよね

岸本さんは絵がほんと上手いと思う

キャラの生い立ちもほとんどの人が闇を持ってて
ナルトサスケはいわずもがなだけど
ネジやリー、サイ、カカシ先生、我愛羅etc・・
ほんとたくさんの人がつらい過去だったね
一番重い過去は・・・たぶんイタチかな

そしてみんながナルトに自分を重ね合わせて立ち直っていく

何巻か忘れたけどガイ先生がリーに言うセリフで

自分を信じない奴なんかに
努力する価値はない!!!

って言葉がとても素敵だった

あと自来也が修業をつける代わりにサスケをあきらめろと言われ
いやだと言ったナルト
賢いっていうのがそういう事なら
俺は一生バカでいい。

火影になるための話だったと思う
オレがしりてぇのは楽な道のりじゃねぇ
険しい道の歩き方だ

このほかにも素敵なセリフはたくさんあるんだよね

終盤でいろんなことが判明して
付線というより新しい情報とかw
~~これ後付けじゃね??って思うこともあった~~
こんなに広げて大丈夫??
と思ったけどなんとか完結してよかった
戦争終結が物語の終わりじゃなくて
最後にナルトとサスケの決着を持ってきたのは素敵だと思った

この二人のケンカは途中で中断してたもんね

あれがないとやっぱサスケは救われなかったんだろうな

NARUTOで心に残ってるシーンは
 ◎自来也との別れ 
ナルトが泣いてる姿で私も・・・

 ◎風影奪還 
チヨバアの行動で我愛羅が息を吹き返し
その時周りに集まった大勢の人々で・・・

 ◎猪鹿蝶の弔い合戦 
アスマ先生の仇だとシカマル・チョウジ・イノが
飛段と角都を倒す
シカマルがかっこよかったな～
 ◎両親との再会・出生の秘密 
もおこれはねぇ・・・
泣かずにはいられないでしょ

◎ナル ト・サスケ・サクラの口寄せ
伝説の3忍を彷彿させるような光景
蛙・蛇・蛞蝓を口寄せした３人
ここは感動したなぁ・・・
 ◎ナルトvsサスケの終末の谷での戦い 
サスケ・・・なんて頑固なんだ・・・
ナルト・・・マリア様かよ・・・

これ以外でもほんと色々あるよな～
カカシ・オビト・リンの話や、サスケ奪還の失敗や
日向家の話やetc・・・
NARUTO本編でたくさんの番外編がつまってる感じ
それをうまくつなげてるんだよなぁ

そして外伝ではナルトの次世代が主人公
ほんとならボルトなんだろうけど
一冊丸々サスケの娘サラダの話

サラダが パパはいつもどうして家にいないの??
私のほんとのママは誰?? と冒険をする話

ちゃんと次のボルトのストーリーにもつながってて
とても楽しく読めた
アレじゃカリンがママだと思っちゃうよねぇ(笑)

カリンが言うには一時期サクラが
サスケと一緒に旅を同行してたと言ってたけど
サスケはサクラの事が好きだとはどうしても思えないんだよなぁ
やっぱサスケが根負けしたのかなぁ
一緒に行動してたからサクラの色仕掛け・・ゴホンゴホン

まぁサクラの粘り勝ちでしょうかw

しかしあんなにうちは一族のことを言ってたのに
子孫を残すのをよく許したねぇ
サスケなら、
うちは一族はオレの代で終わりにする、とか言いそうだけどな

ナルト
一番不幸な過去を持つ男かと思ったら
実は両親から愛されて生まれる
最初から決めた忍道を最後まで貫き
みんなに愛される星のもとに生まれながら
自分より他人を大切にし
努力を惜しまないまっすぐな男
ナルト大好きです

サスケ
兄が一族両親殺して、自分を憎めと消えたけど
なんで兄がそうしたのかを調べなかったのだろう?
ナルトやサクラに対して殺そうとまで思い
ずっと非情だったけれども
幼いころに受けた心の傷が原因だったのかとも思う
イタチに復讐ってのもなんかもう呪いにかけられた感じだったし

真実が明らかになるたびに
自分の進むべき目標がコロコロ変わりましたね(笑)
完璧だと思ってたサスケの弱点が見れて逆によかったかも

サクラ
気の強い女の子
最初から最後までずーーっとサスケサスケサスケ
ずっと役に立たなくて終盤でやっと３人と肩を並べるまでに
ナルトのことを好きだと嘘をついたこともある
昔に約束した サスケを連れ戻して という言葉を解放したいからといって
そんな残酷な嘘をつかなくても・・・とイラっとした

カカシ先生
第７班の先生
強くて優しくて人柄が良くてとにかく人望が厚い
辛い過去を乗り超えて今がある
子ども時代の話はとても好きだった
自分一人だけが生き残ってしまったからいまだに独身なんでしょうか?
それともリンを忘れられないとか?
とにかく私も好きです、カカシ先生

イタチ
もうこの人の人生はほんと涙ながらには語れない
うちは一族で優秀だからと二重スパイで
里を守るために、一族・両親・恋人・友達を殺す任務を与えられ
その後も抜け忍となって
外から里を守り、弟を見守る
大切な弟を開眼させるために自ら自分を恨むように仕向け
最後は大好きな弟に殺される・・・
死に際の愛しているっていうセリフ
つらい・・・つらすぎる・・・

そんな中でサスケを友達だと、闇から救うと言ってくれるナルトに出逢い
どんなにうれしかったことか
もぅ・・・涙涙ですよ

イルカ先生
この人のおかげで今のナルトがあると言っても過言ではない
本当に大切な人

ナルトは九尾のチャクラに仙術🦊
サスケは写輪眼に輪廻眼👀

どっちが有利かなんて・・・永遠の謎だ・・・