ギター




いまにも こわれそうな ギターが

目の前にあったら

僕は だきしめるだろう


誰にも 話しかけられない

そんな ギターが

目の前にあったら


僕は おもわず

弾いてしまうだろう


待っていたから

そんな ギターを


君を こわしてしまうほど

僕は

弾いてしまうだろう


似たものどおし

待っていたんだ

僕は

君を


ずっと 弾くだろう

こわれるまで


そんな

ギターが


欲しい。

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