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2021年05月17日
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カテゴリ: 不動産投資





〇買うタイミングを考える前に

まず、「買うタイミング≠買えるタイミング」を理解しておいた方が良いです。
どんなに欲しくても(融資を利用するのなら)金融機関が貸してくれる状況でなければ、買うことはできません。そこで

△自身の信用状況を作り上げておくこと
⇒仕事柄、勤続期間、(年収)、他のローン(カード借入れは大きなマイナス、自動車購入のローンも内容によってはマイナス)状況、保有資産(※最も重要なのは金融資産)が一定以上であること。
※常に、貸す側の目線で自分自身の信用状況を見直しておきましょう。
※現在(R3年5月)金融機関によっては資産保有法人等の事業法人や事業レベルで賃貸業を営んでいる方以外への融資を止めています。

△情報収集のチャネルは多いにこしたことはありません が
しかし、私の経験から言うと、「量より質」ですね。
それと、結構重要なことなのですが、情報を受け取る側が「裏切られたくない」と考えている様に情報を出す側だって「裏切られたくない」と思っています。
投資に「義理と人情」までは不要ですが、情報元との信頼関係を築き維持するには自分の言動に責任を持つべきです。

△得意のエリアを持っておく
以前は居住就労エリアから離れた立地であっても融資を出してくれる金融機関があったので、例えば東京都在住のサラリーマンが札幌市や福岡市内の物件を購入することも可能でしたが、最近は余程の属性でメガバンクから融資を引ける方以外は、殆ど無理となっています。
この状況は当面の間は変わらないでしょう。
でも、これって悪いことばかりではありませんよね。
購入を検討するエリアなんて多過ぎると却って混乱します。

なので、実際に自分が買える範囲をしっかりと把握し、その中で自分の得意なエリア(≒都市)を2、3つに絞り、そのポテンシャルや長所、短所を勉強しておきましょう。

△最終判断は自身で!
いまだに購入の可否を判断する際の指針や基準となるもの(シミュレーション等)を販社に丸投げする方がいます。
やたらと多くの経験をしてきた者としては、「???」、全く持って理解できません。
また、この方々の中には、販社の言うがまま思うがままに物件を購入している方が少なからずいます。
今までは、不動産投資ブームにのって物件の価格が下がり辛い状況にあったので、大きな失敗にまではならなかったのでしょうが、今後は、そう甘くはないでしょう。

△ブレーキを離せない人は不動産投資には向かない
いつまでも「アクセル踏みっ放し」って人も困りものですが、「ブレーキを離せない」人は、ハッキリ言って不動産投資には向いていません。
最近では株式やFXも低額から(お試しの様に)購入できますが、不動産投資では当たり前に数千万~数億円が動きますので、判断には相当のストレスが掛かります。
そのストレスを乗り越えられない方は、不動産投資自体を考えない方が良いです(と言うより、本音は「考えてほしくない」)。

「売るタイミング」は次号で。






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最終更新日  2021年05月17日 22時36分15秒
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