「1円携帯」などの格安携帯が無くなる可能性
があるそうです。
読売新聞によると、 総務省は21日、携帯電話業界に料金体系の見直しを要請
しました。割高な通信料の是正が狙いで、2008年度からの導入を目指す方針です。
現在の料金体系では、「1円携帯」などの格安電話の値引き分を、携帯電話会社が割高な通信料で回収しています。そのため、たとえ本体を安く買ったとしても、長く使うと値引き分を超えた通信料が発生します。
ひんぱんに携帯電話を買い換える人は「1円携帯」のような値引きの恩恵を受ける一方、同じ電話を使い続ける人は割高な通信料を支払うという不公平が生じている
のです。
「1円携帯」は「割高な通話料」によって実現しているので、総務省の見直し方針が全面実施されれば、 通信料金が下がるかわりに「1円携帯」は姿を消すことになる
そうです。
しかし、電話の価格が高くなると売れ行きに影響するため、販売店や携帯電話会社からの反発も予想されています。
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【解説】 1円携帯
とは?
1円携帯とは、販売店などで、1円で販売されている格安の携帯電話のこと。
携帯電話会社は、販売店が携帯電話本体を値引きできるように、販売店に対して「販売奨励金」を出しており、これによって「1円携帯」のような低価格販売が可能となっている。
そして、携帯電話会社は、通信料を割高に設定することによって、この販売奨励金のコストを回収している。
すなわち、 「1円携帯」は、利用者が割高な通信料を払うことによって成り立っている
のだ。
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そこで、今回のトラックバックテーマは「1円携帯」。
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[参考ニューストピックス]
●「1円携帯」 総務省が規制へ
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